2月20日(水)、益城町小池島田仮設「東無田食堂」へ伺いました。

 2月20日(水)、益城町小池島田仮設「東無田食堂」へ伺いました。

 晴れたり曇ったり、風の冷たい日でした。到着すると、既に組合員が、ごぼうの笹がきをしていました。「今日のメニューは揚げ物がメインです。これはかき揚げにします。地域で採れた食材も使わせていただくんですよ」と、手を止めることなく説明してくださいました。

 

寒風に体温を奪われる屋外での下準備
ボリューム満点のメニュー

 

 屋外に設置されたフライヤーの油が温まると、あく抜きの済んださつま芋に衣をまとわせて、続々と投入。揚げたてのいも天を味見していただくため、“みんなの家”でサラダの準備をしていらっしゃった、ボランティアグループ「絆」の方々もお呼びしました。「甘くて美味しい!」「ホクホクして美味かね〜」と、皆さん笑顔で、口々に賞賛していました。

 

いも天は衣の味付けから始まりました。
みんなで揚げたてを試食

 

 「揚げ物がメイン」とおっしゃるとおり、食材は変われど、次々とフライヤーで調理していきました。かき揚げは野菜3種がタネ(ごぼう、にんじん、たまねぎ)で、組合員がおむすびを作る要領で一塊にして投入。絶好のタイミングで油から上げられて、プロ級の出来映えでした。から揚げは鶏肉にから揚げ粉を塗して揚げるというシンプルさでしたが、から揚げ粉はグリーンコープでも大人気の商品なだけに、流石の安定な味わいでした。

 

かき揚げは好い塩梅の大きさでサクサクの仕上がり!
から揚げも抜群の美味しさでした♪

 

 運営のお世話をされている田崎さんに、小池島田仮設について、お話を聞きました。
 「ここの地域は熊本地震で7割の家が全半壊しました。再建の目処が立って仮設から出られた方も多くいらっしゃいますが、依然40戸余りの方が住んでいらっしゃいます。ほとんどが高齢者で、自助努力にも限界があり、自立再建の目処が立たず、継続的な支援が必要なのです」
 また、「東無田食堂」についても、お話しいただきました。
 「以前は食事を作るのが役目だったお母さんたち、おばあちゃんたちが、家が壊れて料理できなくなりました。仮設に入居して台所はあるのに、料理する気にならず、出来合いの惣菜を食べるようになり、栄養状態が悪くなっていきました。様々な団体からの支援を受けていましたが、『支援を受けるだけでは嫌だ』という方がいらっしゃって、やがて『一緒にやる』と自然に手伝う方が増えていき、ボランティアグループ『絆』が起ち上がりました。食堂は、仮設住宅に住んでいる方も出られた方も来られる“地域食堂”に移行していくための予行演習と思って始めました。月に2回の開催で、30〜40人の利用があります。『ここに来れば会える』と、同窓会みたいに集われています」
 ボランティアグループ「絆」のメンバーは15人ほど。公費解体が始まるまでの半年間、瓦礫の中で暮らしている内に、手仕事を始められたそうです。田崎さん曰く、「自分たちが楽しむためというのが出発点だったのでしょうが、作ったポーチは1,000個を売り上げ、そのお金は神社への寄付に充てるなど、必要とされる喜びに繋がっているようで、今では立派な、なりわいになりつつあります。積極性や社会性など、大事なことが育まれています」――― グリーンコープが理想としている支援のカタチが、ここで実現できているようでした。
 お伺いした日は4人のお母さん方が、甲斐甲斐しくお世話をしていらっしゃいました。盛り付けやお給仕の他、お皿におかずが残っていたら「持って帰られますか?」と声をかけられていました。確かにボリューム満点な食事内容だったので、多くの方が持って帰られていました。

 

絆のお母さん方が盛り付けしてくださいました。
これが1食分。満腹まちがいなし!
生活再生相談室からも訪問されていました。
会話が弾み、笑顔が溢れ、和気あいあい♪

 

 来られていた方の声
  ・いつも美味しくいただいています。来るのが楽しみです。ありがたいです。感謝しかないです。
  ・ここに来られる方は大丈夫なんですよ。お昼近くなってから誘っても、「もう食べた」と断られます。そんな方を引っ張り出さなくちゃ…と思ってます。
  ・食は大切なことです。ここは食べる楽しみを味わえる場所になっているんです。揚げ物は自宅でもしますよ。でも、味が違うと感じます。みんなで食べると美味しいです。お喋りする機会も多いほうが良いです。
  ・夫が来づらそうにしています。なので、夫には食べさせてから、自分だけで来ています。
  ・自力で再建できて仮設を出た人との断絶を避けるためにも、みんなが自然に寄り合える場が、今後も必要だと思っています。

 

以上、報告します。





グリーンコープ生協くまもと主催で、「ムザヒル校長先生をお招きしてのファイバーリサイクル学習会」を開催しました

 10月25日(木)の10時30分より、熊本市南区の「アスパル富合」において、グリーンコープ生協くまもと主催で、「ムザヒル校長先生をお招きしてのファイバーリサイクル学習会」を開催しました。参加対象は、組合員、未組合員、職員、ワーカーズでした。
 今回の学習会では、パキスタンより来日された「アル・カイールアカデミー」校長のムハマッド・ムザヒルさん、事務局のカユームさん、「NPO法人日本ファイバーリサイクル連帯協議会」理事長の依知川守さん、福岡市にある「ファイバーリサイクルセンター 」センター長の清水清子さんをお招きし、「ファイバーリサイクル運動」の目的である、「国境を越えた子育て支援」、「生活困窮者の就労支援」、「衣類のリユース・リサイクル」の意義について学ぶことができました。
 八木県央西地域理事長による司会進行の元、高濱理事長が開会挨拶を行いました。

 

 

 

 その後、ムザヒル校長、カユームさん、依知川さんの講演に入り、パキスタンや「アル・カイールアカデミー」の現状について、写真を交えながらお話を聞くことができました。依知川さんは通訳をしてくださいながら、ご自身が体験されたこと、感じられたことも話してくださいました。
 清水さんの講演では、「ファイバーリサイクルセンター」や「焙煎工房はこまめ屋」での就労訓練の様子や現状を聞くことができました。

 

 以下、聞き取った内容です。


■「アル・カイールアカデミー」校長のムザヒルさん、「NPO法人日本ファイバーリサイクル連帯協議会」理事長の依知川さんのお話より■
 現在、「アル・カイールアカデミー」は本校と分校の計7校で約4,500名の子どもたちが通っています。
 「アル・カイールアカデミー」のあるカラチ市は、宗教的にも政治的にも様々なグループがあり、学校経営も大変でした。また、パキスタンは、ムスリム(イスラム教)の方が一番多いのですが、「アル・カイールアカデミー」は他宗教同士(ヒンドゥー教やキリスト教)が一緒に学び、交わることができる貴重な場となっています。
 「アル・カイールアカデミー」の分校(キャンパス供砲蓮▲乾澆僚菠場内にある学校で、実際に4,000人もの人々が生活している地域です。この地域では、焼却したゴミの中から使えるもの(銅、鉄、ガラスなどの有価物)を拾い集めて生活しているものの、行政上は人が住んでいないことになっている地域のため電気や水道が通じておらず、衛生環境も悪いです。
 キャンパス靴任蓮韓国のハンサリム生協によるソーラーパネルが設置され、地下水をくみ上げ、ろ過した安全な水が飲めるようになってきました。
 2014年にグリーンコープ組合員による緊急カンパで設置された発電機は学校運営において大活躍していますが、発電量や燃料費の観点からソーラーシステムへの移行を検討しています。現在、グリーンコープ組合員支援のソーラーパネルも設置準備中です。

 

■「アル・カイールアカデミー」事務局のカユームさんのお話より■
 アル・カイールアカデミーに届いた衣類コンテナは、現地の古着商が買い取り、彼らの倉庫に搬入されます。搬入の作業は、現地の労働者の仕事にもなっています。
 学校の運営費のためにも、今後もっとパキスタンでの衣料販売事業を大きくしていく必要があります。そのため、マーケットを学び、理解して、いずれは自分たちの衣類保管用の倉庫を構えていきたいと考えています。

 

  

 

■「ファイバーリサイクルセンター 」センター長の清水さんのお話より■
 働く意味を見出し、自分が役に立つ人間であることを確認することで、元気になっていかれる方を多く見ています。そうすると、社会に出て、働く意欲が湧きます。
 作業中、何回同じことを聞かれても「また同じことを聞いて!」と言わないようにすることや、本人の状況に合わせた支援や配慮をしています。
 「ファイバーリサイクルセンター」ではお互いに助け合って作業をしていますが、作業内容が性に合わなかったり、対人関係で馴染めない人もたくさんいます。
 「ファイバーリサイクルセンター」では欠勤しがちだった人が、現在、「焙煎工房はこまめ屋」で活き活きと働いています。ひきこもり気味だった彼に、「はこまめ屋」の仕事はとても合っていたようです。彼は、この仕事を機にコーヒーに興味を持ったようで、淹れ方も素晴らしく、味も絶品です!

 

 

 

■質疑応答■
Q.何に一番困っていますか?日本で何ができますか?
A.(ムザヒル校長):すべての子どもが教育受けることができたら、社会は大きく変わります。皆さんと私たちが協力して、教育活動を行っていくことが大切です。
 私は今、とても希望を感じています。今までと同様にファイバーの活動を続けていただくことが一番です。緊急時、日本に相談したい時はまたお願いします。緊急でお願いしたソーラーパネルは、とても有り難いです。
 (依知川さん):必要なものはないか、こちらから彼らに尋ねなければ、彼らの方からお願いしてくることはなかなかありません。こちらから尋ねて初めてわかることも、たくさんあります。

 

Q.熊本地震の際に、ランドセルは子どもの机としても活用できたという話をききました。パキスタンでもランドセルは活用できるのではないかと思いますが、どうでしょうか?
A.(依知川さん):ランドセルに関しては、JFSA(NPO法人日本ファイバーリサイクル連帯協議会)にも時々お尋ねがありますが、パキスタンで一般的でないため、販売するのは難しいかな?と思います。今現地では、韓国の学生が使っているような小バックのようなものが人気です。

 

 

Q.グリーンコープといえば有機農業であり、就労支援につなげることができますが、このような支援の方法は考えられないでしょうか?
A.(ムザヒル校長):古着を販売し、子どもたちが学校に行けるよう支援することが、最終的に就労支援につながっていきます。今まで色々チャレンジしましたが、行き着いた先が学校でした。学校では、国語(州の言葉)、宗教、一般的な必須科目を教えているが、人格形成するための要素を含めて教えています。学校から帰った子が、教わったことを親に伝えることが、家族へも伝わっていくことになります。学校は長い付き合いとなるため、親とも信頼関係ができ、地域が変わっていっているのを感じます。
 今、学校では、クリケットが人気です。とくに女の子がとても元気です!子どもたちはピクニックも大好きで、学校を大切に思ってくれています。子どもたちをピクニックに連れて行ってあげるためにも運営費がとても必要ですね!今、改めて思いましたが、頑張らなくちゃ!
 開校から31年経て、思い返すと、地域にもとても大きな変化を感じています。大学に進学する子どもが出てきましたし、子どもたちの意識が「誰かにもらう」ばかりでなく、「差し上げる」感覚になってきています。

 

 

 質疑応答の後、ワーカーズ染谷さんより三里木「ゆう*あいショップ」の紹介と衣類受け入れの案内がありました。「いよいよ1月19日(土)に『にこにこ三里木』内の『ゆう*あいショップ』がリニューアルオープンします。『ゆう*あいショップ』では、お客様の目に留まるよう店内をレイアウトし、トータルコーディネートできるようにしています。未組合員も来店されており、ファイバーリサイクルの申込みができることを案内しています」とのことでした。
 

 最後に竹内県央東地域理事長が閉会挨拶を行い、学習会を締めくくりました。

 

 講演会場の外では、ファイバイーリサイクルコーナーや「はこまめ屋」のコーヒー試飲と販売コーナーが設けられ、大賑わいでした。ロビーには、コーヒーのいい香りが漂い、試飲した方たちが香りやおいしさに感動し、購入されていく様子も見ることができました。

 

   

 

■参加者の感想■
・子どもの教育や社会を変えたいという想いをとても感じて、ファイバーリサイクルがより身近に感じました。
・運営されている方の話を聴けたのは、とても貴重でした。

 

 

 

 





「KAB元気フェスタ2018」に出店しました

 10月20日(土)〜10月21日(日)、グランメッセ熊本で「KAB 元気フェスタ 2018」が開催され、グリーンコープも出店をしました。
 今年の「KAB 元気フェスタ 2018」では、テレビ番組「くまパワ+」とのコラボ企画で、グリーンコープ自慢の県内の安心・安全な食材を使った3品を開発しました。

 

 「くまパワ+」の男子MCチームは、水道町にあるお店「TERRACE」とコラボして、グリーンコープの豚肉、卵を使った「びっくり黒玉メンチカツGT」(税込500円)を開発。周りは竹炭入りのパン粉を練り込んだ生地で包まれているため、見た目のインパクトも抜群でした。

 

 女子MCチームは、熊本市東区のケーキ屋さん「bonbon CHOUCHOUX」とコラボで、グリーンコープの牛乳と卵を使った「極めミルクと卵のシュティック」、牛乳と卵、みかんを使った「極めミルクと卵の旬みかんブリュレ」を開発しました。グリーンコープの新鮮な牛乳や卵だからこその滑らかさに加え、ブリュレには中にみかんがはいっているという斬新さもある商品でした。

 

 

 どの商品も、販売するお店のブースには開場した途端に行列ができ、昼頃にはすべて完売するほどの大盛況!「グリーンコープの組合員だから、今回はこれを楽しみに目掛けて来たのよ!」と話しながら長蛇の列に並ばれている方もいらっしゃいました。

 また、グリーンコープブースには、産直びん牛乳やカフェミルク、りんごジュースやバナナを準備。組合員、ワーカーズ、職員が来場者に呼びかけ、多くの方に試飲・試食をしていただきました。グリーンコープのブース横を通りすぎる来場者の姿も見られましたが、なかには、「うちもグリーンコープとってるよ!」と話される方もいらっしゃいました。

    

 

 





連合会商品おすすめ委員会主催の「納豆用・豆腐用大豆生産者、メーカーとの交流会」に参加しました

「納豆用・豆腐用大豆生産者、メーカーとの交流会」報告

日時 2018年10月31日(水) 10:00〜15:00
視察先 福岡県JA筑前あさくら、本所および圃場
主催 連合会商品おすすめ委員会
参加対象 生産者、メーカー、連合会商品おすすめ委員会メンバー
参加人数 39名

 

 連合会商品おすすめ委員会メンバーで朝倉市のある福岡県JA筑前あさくら、本所および圃場へ行って来ました。
 ・朝倉市は福岡県の中南部、筑後地域に位置する市で三連水車で有名です。古処山をはじめとする600m〜900mの山々が連なっていました。

 

《JA筑前あさくら福田ライスセンター》

 

    

 

 初めに福田ライスセンターを見学させてもらいました。大豆を刈り取ったら、その大豆を乾燥させるのですが、その作業をしてくれるのがこのライスセンター(お米、麦、大豆とこちらのライスセンターで乾燥作業をするそうです)。それから、パイプでつながっている隣の建物の調製施設へと乾燥した大豆は運ばれていきます。

 

 

 今回大豆の収穫に備え、調製施設はメンテナンス中ということで中を見ることは出来ませんでしたが、収穫した大豆が乾燥大豆になる工程を詳しく説明してもらい理解することが出来ました。

 

《JA筑前あさくら 大豆の圃場》:JA筑前あさくら鶴田さんより説明していただきました。

 

 

 圃場の様子は、枝豆の枝や葉が茶色に色付き、枝豆の房も少しずつ茶色になっていました。
 大豆の種まきは例年7月7日〜15日。今年は豪雨災害の影響で田んぼが乾くのに1週間かかったので、7月11日〜20日くらいに種まきが行われました。大豆にとって種まきの時期はとても重要で節の数に影響するとのことでした。種を蒔く時期が早いと、大豆の苗の背丈が伸び節の数も多くなるとのこと。節の数が多いと、収量も多くなるそうです。花が咲くのは8月20日から9月のあたまで、紫色の花が咲くそうです。収穫は11月15日過ぎたあたりから予定しているとのこと。

 

《昼食交流会》
はじめのあいさつで、連合会の坂本委員長より今年度はグリーンコープ30周年の年で生産者・メーカー・組合員と共に歩んでいることを実感する年であり、ご協力いただいていること、また国産大豆で安心・安全な豆腐や納豆が食べられることに感謝していると挨拶されました。

 


 JA筑前あさくらの池田さんからは、米・大豆は真夏の仕事が主で大変だが、生産者は安心・安全に心がけ一生懸命作っている。安心して利用してほしいとのことでした。同じくJA筑前あさくらの星野さんからは、平成29、30年と立て続きで豪雨の大きな被害を受けたが復旧が少しずつ進んでいる。1日も早く営農が出来るように頑張っていく。消費者の安全を今まで以上に心がけるので利用をお願いしますとの挨拶をされました。

 

《生産者・メーカーからの報告》
生産者:
《JA全農久保さん、JA筑前あさくら岩橋さん》
 世界と日本の大豆情勢について説明していただきました。
 世界の大豆生産量は3.5億トン。そのうちアメリカ・ブラジル・アルゼンチンでの生産が8割強を占めます。その中で、世界のGM大豆のシェアは年々増加傾向にあり、8割はGM大豆。主要国アメリカでは95%はGM大豆とのこと。しかし、95%で頭打ちになって、辛うじて残りの大豆はnon-GMO大豆の生産が維持されています。
 日本の国産大豆の需要動向は300万トンを推移していて微増傾向にあります。国産大豆は需要量342万トンに対し23万トン。自給率としては7%。その中で、北海道産大豆は40%、佐賀6%、福岡5%。その中でも上位等級大豆を九州(佐賀・福岡)では作っています。

 

《JA筑前あさくら林さん、吉岡さん》
 大豆を育てる中で一番大変なことは、次々に生えてくる雑草の除草作業。あとは、ハンスンモンヨトウ・カメムシ・紫斑病等の防除も気を遣うそうです。防除は規定量と倍率を忠実に守ってやっています。
 今年は豪雨の影響で田んぼが乾かないと種が蒔けなかったり、お盆頃まったく雨が降らず心配したが、品質の良い大豆が出来ているのではないかとのこと。「しっかり利用してください」と話されました。

 

感想・・・今回視察に参加して、生産者・メーカー・組合員が一堂に会し、それぞれの大豆や商品に対する思いを共有できる場があることが素晴らしく貴重だと感じました。またGC大豆がいかに貴重なものか知ることが出来ました。大豆はほとんどが輸入品でその中の8割はGM大豆。そのような厳しい状況の中で、国産大豆生産者は安心・安全な私たちの食卓を守るため日々努力して生産されていることを学びました。
 GCふくゆたかは慣行栽培ではありますが、国産で生産者と消費者の顔の見える関係が貴重なことだし、絶やしてはいけないと思いました。non-GMOの国産大豆はとても貴重で、その中でも品質の良い福岡県産「ふくゆたか」をグリーンコープが契約できているので、グリーンコープで契約した量を私たちは責任を持って利用したいと思いました。そのためには、豆腐、あげ類、納豆の利用普及をもっとしていくこと、GCの福岡県産ふくゆたかをもっとアピールして行くことが大切だと思いました。

 みんなで利用しましょう。

(本部組合員事務局 木戸牧子さんより寄稿)





利用普及推進委員会主催で、「(株)山一による『だし』の学習会」を行いました

「(株)山一による『だし』の学習会」報告

主催者名 利用普及推進委員会

実施日時 2018年9月18日(火)  14時 〜16時

実施場所 本部C会議室

参加対象 利用普及推進委員会

 

◆実施目的

和食の基本である「だし」の取り方を学び家庭料理に活かす。

学習会を通し学んだことを、グリーンたいむ12月号にて掲載し、広く組合員に繋げる。

 

◆当日の運営内容(スケジュール等)

14:00           開会挨拶

14:05〜14:35  学習会(昆布のだし取り)

14:35〜15:45  調理

15:45〜15:55  試食

15:55〜16:00  終わりの挨拶

 

◆概要及び感想

 今年度の委員会では、家庭で調理することを大切にしたいと考え、忙しい中でも作りたくなるように、できるだけ簡単に作れるレシピを提案してきました。ただ、人の集まる機会が多くなる年末年始くらいは、少し手間をかけて料理をすることも良いのではないかと考え、今回の学習会を開催しました。

 

 

 (株)山一の林さんは「本物を知ることが大切。親の役割は、子どもに食べる力を付けてやること。粉末だしを使うことは否定しないが、本物を知った上で使って欲しいと思う。」と話されました。だしを取るのは面倒なイメージがありますが、分量・時間・材料を出し入れするタイミングを教わりながら簡単に取ることができました。

 

 水1Lに昆布10g(30分置く) → 中火にかける。70℃になったら昆布を取り出す。(70℃の目安は小さな気泡が鍋に沢山ついた頃) → 花かつお20gを入れ、沸騰させないように注意しながら2分加熱 → 火を止めて5分放置 → 漉す

 

    

 

 漉しただしがらを絞るとえぐみが入るので絞らない。だしがらにお湯を加えて10分弱火で煮出した2番だしは、味噌汁などのしっかり味付けする料理に使える。昆布とかつおだけのだし取りでは、灰汁取りはしなくても良い(灰汁を取ると栄養も一緒に取ってしまうという欠点がある)ということも同時に教わりました。味付けする前のだしを試飲したところ、甘味と旨味があり美味しかったです。

 うすくち醤油で味付けしただしを使い、だし巻き玉子と茶わん蒸しを調理しました。料亭で食べるようなおいしい卵料理が出来上がり、「おいしい」「これなら、おもてなしとして出せる」と皆大絶賛でした。

 

    

 

 お正月は、おせちやお雑煮等その家庭の味を子どもに伝える良い機会になると思います。折角なら本物の味で伝え、日常にも本物のだしが使われるようになると良いなと思います。今回の学習内容と共に、ひと手間かける料理の良さも伝えていけたらと思います。

 最後に、林さんが「うちの社員には『グリーンコープに商品を出せるメーカーであることに誇りを持って。30年間お付き合いしていることにあぐらをかいてはいけない』と話している」と言われました。林さんはお取引先の方とは目を見て話す、会って話すことを大切にされているそうです。商品に自信を持ち、本物の商品を作ることに真摯に向き合っておられます。来年の春には工場が出来上がりそうだと話されました。

 熊本地震後も明るく頑張って来られた(株)山一を、これからも皆で応援したいと思います。

 

(利用普及推進委員会 委員長 松尾さおりさんより寄稿)





2018年 遺伝子組み換えナタネ自生調査院内学習会 報告

2018年 遺伝子組み換えナタネ自生調査院内学習会 〜生物多様性を守るための新たな段階に〜 報告

 





福祉委員会で、学校法人グリーンコープ古町幼稚園の視察を行いました

 9月28日(金)、熊本市から民間移譲され、4月に開園した「学校法人グリーンコープ古町幼稚園」へ視察に行ってきました。

 

    

 

 梅や杏、ブルーベリーなどの木々に囲まれた園庭には、うさぎや鶏の動物小屋や遊具があり、子どもたちが園生活を送る上で、恵まれた環境にあると思いました。また、玄関に入ると、園児に折り紙を教えてくださる折り紙じいちゃんの作品が飾られており、地域に密着し大切にされている園であることを感じ取ることができました。

 

 

 給食は、近くのげんきの森のこども園で作って運ばれてくるそうです。開園当初は戸惑いも見せていた子どもたちですが、今では、グリーンコープの幼稚園ならではの産直交流を通して、子どもたちから「これは誰が作ったの?」「この野菜の産地はどこ?」と質問が出るようになったと園長先生からお話があり、うれしくなりました。
 子どもたちが古町幼稚園で元気に育ってほしいと思います。

 

      

 

(福祉委員会委員長 小林香織さんより寄稿)

 

※ 園児募集については、コチラ をクリック!





グリーンコープ共同体商品おすすめ委員会で、「2018年度 酪農生産者交流会」を行いました

 2018年11月5日(月)、菊池地域農業総合センター(パシオン)に出向き、組合員の皆さんから集まったタオルと生産者へのメッセージをお届けしてきました。

 


 生産者から「1頭の牛につき1枚のタオルを朝夕の搾乳時に使うので、たくさん必要。毎年いただくことができて、大変ありがたいです。寒い朝も暖かいお湯で濡らしたタオルで乳房を拭くと、牛が気持ち良さそうにします。使いこんで薄くなったタオルは、仔牛を拭くのに使います」と聞きました。
 私たちが贈ったタオルを最後まで大事に使い、愛情を持って乳牛を育てていることが分かりました。

 

  


 メッセージをお渡しすると「皆さんの熱い思いが仕事の励みになります」と、とても喜んでおられました。

 

  

 

 最高品質で、しかも、おいしい産直びん牛乳は、生産者の皆さんの努力あってこそ。
 これからも応援していきましょう!

 

 

(利用普及推進委員会 委員長 松尾さおりさんより寄稿)





利用普及推進委員会主催で「篠原晴美さんによる30周年特別学習会 〜ノンホモ牛乳を熊本で可能にした女性〜」を行いました

 9月13日(木)、食品交流会館フードパル熊本にて、「篠原晴美さんによる30周年特別学習会 〜ノンホモ牛乳を熊本で可能にした女性〜」を、利用普及推進委員会主催で行いました。(約130人の参加がありました)

 

  


 先ず、矍瀬哀蝓璽鵐魁璽彑原┐まもと理事長から「グリーンコープ30周年記念の今年は、グリーンコープの歴史や、安心・安全な商品の原点など、改めて学び直すことを大切にしています。今回は15周年を迎えた産直びん牛乳についてしっかり学んで、素晴らしさを広く伝え、利用普及に繋げていきましょう」と、「はじめの挨拶」がありました。
 次に、篠原晴美さんが登壇し、パワーポイントを使いながら、学習会「グリーンコープの牛乳 牛乳は生きている」を始めました。

 

  


 以下は、当日配布の資料からの抜粋です。

 ・食べ物は生命を育むもの
  食べ物は安全じゃないといけない。命ある食べ物を作りたい。命を育てる環境も大切にしたい。

 ・主婦の素朴な疑問「牛乳は沸騰させたらいけないのに、なぜ120℃殺菌なの?」
  その頃の日本にはUHT(Ultra High Temperature:超高温殺菌)しかなかったし、原乳の質も悪かった。

 ・1981年秋、90℃15秒殺菌牛乳の実現。熊本乳業と私たちのパスチャライズ牛乳の第一歩。
  この時、「原乳の質が悪いから仕方ないね」と諦めていたら、今の牛乳はなかった。

 ・良質の牛乳を生産してもらおう。
  私たちが参加できる良質な牛乳つくりとして、1982年から「生乳生産者にタオルとメッセージを贈る取り組み」を開始。

 ・パスチャライズ牛乳とは…
  フランスの科学者パスツールが、ワインの異常発酵を防ぐために発見した低温殺菌法。チフスや結核などの病原菌は殺し、牛乳の成分には影響を与えない殺菌方法。

 ・なぜ72℃15秒殺菌なの?
  熱変性しやすい水溶性カルシウムやホエーたんぱくが、生乳とほとんど同じ形で残っている。
  1985年春、72℃15秒殺菌パスチャライズ牛乳が成功。

 ・ノンホモパスチャライズ牛乳とは…
  ノンホモ→ノンホモゲナイズ→ホモゲナイズしないこと。
  ホモゲナイズ→圧力をかけて牛乳の脂肪球を小さく砕くこと。
  ノンホモ牛乳は、より生乳に近い牛乳。静置しておくと、生クリームが浮く。
  ノンホモ牛乳は、パスチャライズ牛乳を完成させるという位置づけ。

 ・健康な牛から美味しい牛乳

  牛は哺乳動物。子牛を産むことで、初めて母牛が乳を出す。
  牛は草食動物で反芻動物。4つの胃がある。第1胃にルーメン(微生物)を養っている。
  生乳生産者は、牛とともにルーメンを養っている。
  粗飼料は、第1胃に生きているルーメンの餌。
  粗飼料とは、草や藁など繊維が多い植物。
  濃厚飼料とは、大豆やトウモロコシなど蛋白質を多く含む餌。
  グリーンコープの生乳生産者のところでは、この濃厚飼料が1998年よりnon-GMOになっている。

 ・生きている牛乳 ノンホモパスチャライズ牛乳
  生クリームの浮き方が目安となるノンホモ牛乳。脂肪球は1〜10ミクロン(1ミクロンは1000分の1mm)とデリケート。
  試行錯誤と企業努力の末、1987年春、ノンホモパスチャライズ牛乳実現。

 ・1988年、グリーンコープが誕生
 ・1997年、「グリーンコープの牛乳を作ろう」と、牛乳メーカーを熊本県酪連に一本化
 ・2003年、日本コミュニティで、びん牛乳の実現

 ・グリーンコープの牛乳は日本一
  生産者、牛乳メーカー、組合員がともに作り育てる牛乳。
  パスチャライズ、ノンホモ、non-GMO、びん…どこにもない最高の品質。
  900cc、297円(税込み320円)。この品質で、この価格。
  背景まで含めて日本一の牛乳。

 ・牛乳は栄養素のほとんどを含む「完全栄養食品」
  カルシウム…1000mlに1000mg含まれる。
  たんぱく質や必須アミノ酸(人の体に必要だけど、体内で作り出すことができないアミノ酸)が、バランスよく含まれている。
  乳糖…腸内を整える。カルシウムなどのミネラルの吸収を助ける。
  乳脂肪…リノール酸などコレステロールを洗い流す不飽和脂肪酸や、ビタミンAの吸収をよくする脂質が含まれる。
  不足するのは、ビタミンCと鉄分と食物繊維。

 ・グリーンコープの牛乳の開発で感じたこと
  私たちは生産者の方が安心して生産できる状況を作ることが必要だと思います。
  私たちにできるのは牛乳を飲むことです。飲むことをやめたら、この牛乳は飲めなくなってしまいます。

 

 続いて質疑応答がありました。抜粋でお伝えします。
 〔質問〕
  なぜ牛乳に携わられたのですか?
 《こたえ》
  商品委員会の中で、いくつかの商品が選べたけど、牛乳について知らないことがたくさんあったし、一番近い存在だったので、多くの人たちと牛乳に関わることにしました。

 

  

 

 後半は、利用普及推進委員会のメンバーが、ノンホモ牛乳からモッツァレラチーズを作る実演を披露しました。
 会場の右端と左端にテーブルを設置し、牛乳を温めるところから始めました。
 組合員は近いほうのテーブルに移動して見学しましたが、ものの10分程度で出来上がるモッツァレラチーズを目の当たりにして、「もう出来上がったよ」「簡単なんだねー」との声が上がっていました。

 

  


 用意してあった試食用のモッツァレラチーズと試飲用の牛乳を手にした組合員が席へ戻ったのを合図に、中村県北地域理事長の音頭で、「牛乳で乾杯」が行われました。

 

  


 続いて、利用普及推進委員会から篠原晴美さんへ「あなたのおかげで飲めるで賞」の賞状とメダルが贈られる表彰式がありました。

 

  


 最後に、松尾利用普及推進委員長より、「篠原さんのお話は分かりやすかったですね。思いも伝わりました。今日の学習会を経て得られた言葉で、これからは皆さんがしっかりバトンを繋いでいってほしいと思います。自分だけが利用するのではなく、ひとりでも産直びん牛乳を利用する人を増やすという意識を持って、利用普及に取り組んでいきましょう」との「おわりの挨拶」があり、万雷の拍手とともに閉幕しました。

 

 以下は、聞き取った参加者の感想です。

 ◇「自分たちの飲みたい牛乳を作ろう」と思い立たれたところからの紆余曲折を詳しく伺ったので、今後は噛み締めて、深く味わって、飲もうと思います。
 ◇初めて篠原さんのお話を伺いました。牛乳ひとつで、こんなに熱い思いを語られたのに感銘を受けました。早速お友だちに紹介したいと思います。
 ◇自分が乳糖不耐症なので利用していませんでしたが、牛乳に対する不安が払拭されました。これからは子どもたちに飲ませようと思いました。貴重な牛乳を余らせるのは勿体ないので、加工品も食べていきたいです。開発をお待ちしています。

以上

 

  





「津軽みらい農協石川視察・交流会」報告

日時:2018年10月4日(木)〜5日(金)

場所:津軽みらい農協石川(青森県弘前市)

 

 弘前市は岩木山や八甲田山に囲まれた自然豊かな場所でした。高台にあるりんごの圃場に向かう途中には田んぼが広がり、実った稲穂が垂れ下がっていました。
 視察したのは、青森に台風25号の接近予報が出ていた2日前。生産者の皆さんは台風前に急いでりんごを収穫されていました。
 まだ、収穫できないりんごは、葉摘みや玉回しをして、これから色付けしていくそうです。最近は黒星病やダニ等の病害虫に苦労すること、鳥・猿・熊による被害があることを聞きました。苦労してりんごを守り育てても、台風のような自然災害で傷がついたり落下してしまうと、これまでの苦労が台無しになってしまいます。今年は台風21号でも被害があり、減農薬栽培りんごは早期予約利用者分の収量しかないかもしれないとのことでした。
 「1年に1度の収穫が1番の楽しみで、美味しいと言ってくれるのがやりがいになっている」と話されました。青森にはCA貯蔵庫というりんごを保存しておく施設があるので、春過ぎまで美味しいりんごを食べることができます。
 やさしい生産者が育てた産直りんごはとても美味しくておすすめです。品種もたくさんありますので、色々と試してお好みのりんごを見つけてくださいね。

(利用普及推進委員会委員長 松尾 さおりさんより寄稿)

 

 

 






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