連合会商品おすすめ委員会主催の「納豆用・豆腐用大豆生産者、メーカーとの交流会」に参加しました

「納豆用・豆腐用大豆生産者、メーカーとの交流会」報告

日時 2018年10月31日(水) 10:00〜15:00
視察先 福岡県JA筑前あさくら、本所および圃場
主催 連合会商品おすすめ委員会
参加対象 生産者、メーカー、連合会商品おすすめ委員会メンバー
参加人数 39名

 

 連合会商品おすすめ委員会メンバーで朝倉市のある福岡県JA筑前あさくら、本所および圃場へ行って来ました。
 ・朝倉市は福岡県の中南部、筑後地域に位置する市で三連水車で有名です。古処山をはじめとする600m〜900mの山々が連なっていました。

 

《JA筑前あさくら福田ライスセンター》

 

    

 

 初めに福田ライスセンターを見学させてもらいました。大豆を刈り取ったら、その大豆を乾燥させるのですが、その作業をしてくれるのがこのライスセンター(お米、麦、大豆とこちらのライスセンターで乾燥作業をするそうです)。それから、パイプでつながっている隣の建物の調製施設へと乾燥した大豆は運ばれていきます。

 

 

 今回大豆の収穫に備え、調製施設はメンテナンス中ということで中を見ることは出来ませんでしたが、収穫した大豆が乾燥大豆になる工程を詳しく説明してもらい理解することが出来ました。

 

《JA筑前あさくら 大豆の圃場》:JA筑前あさくら鶴田さんより説明していただきました。

 

 

 圃場の様子は、枝豆の枝や葉が茶色に色付き、枝豆の房も少しずつ茶色になっていました。
 大豆の種まきは例年7月7日〜15日。今年は豪雨災害の影響で田んぼが乾くのに1週間かかったので、7月11日〜20日くらいに種まきが行われました。大豆にとって種まきの時期はとても重要で節の数に影響するとのことでした。種を蒔く時期が早いと、大豆の苗の背丈が伸び節の数も多くなるとのこと。節の数が多いと、収量も多くなるそうです。花が咲くのは8月20日から9月のあたまで、紫色の花が咲くそうです。収穫は11月15日過ぎたあたりから予定しているとのこと。

 

《昼食交流会》
はじめのあいさつで、連合会の坂本委員長より今年度はグリーンコープ30周年の年で生産者・メーカー・組合員と共に歩んでいることを実感する年であり、ご協力いただいていること、また国産大豆で安心・安全な豆腐や納豆が食べられることに感謝していると挨拶されました。

 


 JA筑前あさくらの池田さんからは、米・大豆は真夏の仕事が主で大変だが、生産者は安心・安全に心がけ一生懸命作っている。安心して利用してほしいとのことでした。同じくJA筑前あさくらの星野さんからは、平成29、30年と立て続きで豪雨の大きな被害を受けたが復旧が少しずつ進んでいる。1日も早く営農が出来るように頑張っていく。消費者の安全を今まで以上に心がけるので利用をお願いしますとの挨拶をされました。

 

《生産者・メーカーからの報告》
生産者:
《JA全農久保さん、JA筑前あさくら岩橋さん》
 世界と日本の大豆情勢について説明していただきました。
 世界の大豆生産量は3.5億トン。そのうちアメリカ・ブラジル・アルゼンチンでの生産が8割強を占めます。その中で、世界のGM大豆のシェアは年々増加傾向にあり、8割はGM大豆。主要国アメリカでは95%はGM大豆とのこと。しかし、95%で頭打ちになって、辛うじて残りの大豆はnon-GMO大豆の生産が維持されています。
 日本の国産大豆の需要動向は300万トンを推移していて微増傾向にあります。国産大豆は需要量342万トンに対し23万トン。自給率としては7%。その中で、北海道産大豆は40%、佐賀6%、福岡5%。その中でも上位等級大豆を九州(佐賀・福岡)では作っています。

 

《JA筑前あさくら林さん、吉岡さん》
 大豆を育てる中で一番大変なことは、次々に生えてくる雑草の除草作業。あとは、ハンスンモンヨトウ・カメムシ・紫斑病等の防除も気を遣うそうです。防除は規定量と倍率を忠実に守ってやっています。
 今年は豪雨の影響で田んぼが乾かないと種が蒔けなかったり、お盆頃まったく雨が降らず心配したが、品質の良い大豆が出来ているのではないかとのこと。「しっかり利用してください」と話されました。

 

感想・・・今回視察に参加して、生産者・メーカー・組合員が一堂に会し、それぞれの大豆や商品に対する思いを共有できる場があることが素晴らしく貴重だと感じました。またGC大豆がいかに貴重なものか知ることが出来ました。大豆はほとんどが輸入品でその中の8割はGM大豆。そのような厳しい状況の中で、国産大豆生産者は安心・安全な私たちの食卓を守るため日々努力して生産されていることを学びました。
 GCふくゆたかは慣行栽培ではありますが、国産で生産者と消費者の顔の見える関係が貴重なことだし、絶やしてはいけないと思いました。non-GMOの国産大豆はとても貴重で、その中でも品質の良い福岡県産「ふくゆたか」をグリーンコープが契約できているので、グリーンコープで契約した量を私たちは責任を持って利用したいと思いました。そのためには、豆腐、あげ類、納豆の利用普及をもっとしていくこと、GCの福岡県産ふくゆたかをもっとアピールして行くことが大切だと思いました。

 みんなで利用しましょう。

(本部組合員事務局 木戸牧子さんより寄稿)





利用普及推進委員会主催で、「(株)山一による『だし』の学習会」を行いました

「(株)山一による『だし』の学習会」報告

主催者名 利用普及推進委員会

実施日時 2018年9月18日(火)  14時 〜16時

実施場所 本部C会議室

参加対象 利用普及推進委員会

 

◆実施目的

和食の基本である「だし」の取り方を学び家庭料理に活かす。

学習会を通し学んだことを、グリーンたいむ12月号にて掲載し、広く組合員に繋げる。

 

◆当日の運営内容(スケジュール等)

14:00           開会挨拶

14:05〜14:35  学習会(昆布のだし取り)

14:35〜15:45  調理

15:45〜15:55  試食

15:55〜16:00  終わりの挨拶

 

◆概要及び感想

 今年度の委員会では、家庭で調理することを大切にしたいと考え、忙しい中でも作りたくなるように、できるだけ簡単に作れるレシピを提案してきました。ただ、人の集まる機会が多くなる年末年始くらいは、少し手間をかけて料理をすることも良いのではないかと考え、今回の学習会を開催しました。

 

 

 (株)山一の林さんは「本物を知ることが大切。親の役割は、子どもに食べる力を付けてやること。粉末だしを使うことは否定しないが、本物を知った上で使って欲しいと思う。」と話されました。だしを取るのは面倒なイメージがありますが、分量・時間・材料を出し入れするタイミングを教わりながら簡単に取ることができました。

 

 水1Lに昆布10g(30分置く) → 中火にかける。70℃になったら昆布を取り出す。(70℃の目安は小さな気泡が鍋に沢山ついた頃) → 花かつお20gを入れ、沸騰させないように注意しながら2分加熱 → 火を止めて5分放置 → 漉す

 

    

 

 漉しただしがらを絞るとえぐみが入るので絞らない。だしがらにお湯を加えて10分弱火で煮出した2番だしは、味噌汁などのしっかり味付けする料理に使える。昆布とかつおだけのだし取りでは、灰汁取りはしなくても良い(灰汁を取ると栄養も一緒に取ってしまうという欠点がある)ということも同時に教わりました。味付けする前のだしを試飲したところ、甘味と旨味があり美味しかったです。

 うすくち醤油で味付けしただしを使い、だし巻き玉子と茶わん蒸しを調理しました。料亭で食べるようなおいしい卵料理が出来上がり、「おいしい」「これなら、おもてなしとして出せる」と皆大絶賛でした。

 

    

 

 お正月は、おせちやお雑煮等その家庭の味を子どもに伝える良い機会になると思います。折角なら本物の味で伝え、日常にも本物のだしが使われるようになると良いなと思います。今回の学習内容と共に、ひと手間かける料理の良さも伝えていけたらと思います。

 最後に、林さんが「うちの社員には『グリーンコープに商品を出せるメーカーであることに誇りを持って。30年間お付き合いしていることにあぐらをかいてはいけない』と話している」と言われました。林さんはお取引先の方とは目を見て話す、会って話すことを大切にされているそうです。商品に自信を持ち、本物の商品を作ることに真摯に向き合っておられます。来年の春には工場が出来上がりそうだと話されました。

 熊本地震後も明るく頑張って来られた(株)山一を、これからも皆で応援したいと思います。

 

(利用普及推進委員会 委員長 松尾さおりさんより寄稿)





2018年 遺伝子組み換えナタネ自生調査院内学習会 報告

2018年 遺伝子組み換えナタネ自生調査院内学習会 〜生物多様性を守るための新たな段階に〜 報告

 





福祉委員会で、学校法人グリーンコープ古町幼稚園の視察を行いました

 9月28日(金)、熊本市から民間移譲され、4月に開園した「学校法人グリーンコープ古町幼稚園」へ視察に行ってきました。

 

    

 

 梅や杏、ブルーベリーなどの木々に囲まれた園庭には、うさぎや鶏の動物小屋や遊具があり、子どもたちが園生活を送る上で、恵まれた環境にあると思いました。また、玄関に入ると、園児に折り紙を教えてくださる折り紙じいちゃんの作品が飾られており、地域に密着し大切にされている園であることを感じ取ることができました。

 

 

 給食は、近くのげんきの森のこども園で作って運ばれてくるそうです。開園当初は戸惑いも見せていた子どもたちですが、今では、グリーンコープの幼稚園ならではの産直交流を通して、子どもたちから「これは誰が作ったの?」「この野菜の産地はどこ?」と質問が出るようになったと園長先生からお話があり、うれしくなりました。
 子どもたちが古町幼稚園で元気に育ってほしいと思います。

 

      

 

(福祉委員会委員長 小林香織さんより寄稿)

 

※ 園児募集については、コチラ をクリック!





グリーンコープ共同体商品おすすめ委員会で、「2018年度 酪農生産者交流会」を行いました

 2018年11月5日(月)、菊池地域農業総合センター(パシオン)に出向き、組合員の皆さんから集まったタオルと生産者へのメッセージをお届けしてきました。

 


 生産者から「1頭の牛につき1枚のタオルを朝夕の搾乳時に使うので、たくさん必要。毎年いただくことができて、大変ありがたいです。寒い朝も暖かいお湯で濡らしたタオルで乳房を拭くと、牛が気持ち良さそうにします。使いこんで薄くなったタオルは、仔牛を拭くのに使います」と聞きました。
 私たちが贈ったタオルを最後まで大事に使い、愛情を持って乳牛を育てていることが分かりました。

 

  


 メッセージをお渡しすると「皆さんの熱い思いが仕事の励みになります」と、とても喜んでおられました。

 

  

 

 最高品質で、しかも、おいしい産直びん牛乳は、生産者の皆さんの努力あってこそ。
 これからも応援していきましょう!

 

 

(利用普及推進委員会 委員長 松尾さおりさんより寄稿)





利用普及推進委員会主催で「篠原晴美さんによる30周年特別学習会 〜ノンホモ牛乳を熊本で可能にした女性〜」を行いました

 9月13日(木)、食品交流会館フードパル熊本にて、「篠原晴美さんによる30周年特別学習会 〜ノンホモ牛乳を熊本で可能にした女性〜」を、利用普及推進委員会主催で行いました。(約130人の参加がありました)

 

  


 先ず、矍瀬哀蝓璽鵐魁璽彑原┐まもと理事長から「グリーンコープ30周年記念の今年は、グリーンコープの歴史や、安心・安全な商品の原点など、改めて学び直すことを大切にしています。今回は15周年を迎えた産直びん牛乳についてしっかり学んで、素晴らしさを広く伝え、利用普及に繋げていきましょう」と、「はじめの挨拶」がありました。
 次に、篠原晴美さんが登壇し、パワーポイントを使いながら、学習会「グリーンコープの牛乳 牛乳は生きている」を始めました。

 

  


 以下は、当日配布の資料からの抜粋です。

 ・食べ物は生命を育むもの
  食べ物は安全じゃないといけない。命ある食べ物を作りたい。命を育てる環境も大切にしたい。

 ・主婦の素朴な疑問「牛乳は沸騰させたらいけないのに、なぜ120℃殺菌なの?」
  その頃の日本にはUHT(Ultra High Temperature:超高温殺菌)しかなかったし、原乳の質も悪かった。

 ・1981年秋、90℃15秒殺菌牛乳の実現。熊本乳業と私たちのパスチャライズ牛乳の第一歩。
  この時、「原乳の質が悪いから仕方ないね」と諦めていたら、今の牛乳はなかった。

 ・良質の牛乳を生産してもらおう。
  私たちが参加できる良質な牛乳つくりとして、1982年から「生乳生産者にタオルとメッセージを贈る取り組み」を開始。

 ・パスチャライズ牛乳とは…
  フランスの科学者パスツールが、ワインの異常発酵を防ぐために発見した低温殺菌法。チフスや結核などの病原菌は殺し、牛乳の成分には影響を与えない殺菌方法。

 ・なぜ72℃15秒殺菌なの?
  熱変性しやすい水溶性カルシウムやホエーたんぱくが、生乳とほとんど同じ形で残っている。
  1985年春、72℃15秒殺菌パスチャライズ牛乳が成功。

 ・ノンホモパスチャライズ牛乳とは…
  ノンホモ→ノンホモゲナイズ→ホモゲナイズしないこと。
  ホモゲナイズ→圧力をかけて牛乳の脂肪球を小さく砕くこと。
  ノンホモ牛乳は、より生乳に近い牛乳。静置しておくと、生クリームが浮く。
  ノンホモ牛乳は、パスチャライズ牛乳を完成させるという位置づけ。

 ・健康な牛から美味しい牛乳

  牛は哺乳動物。子牛を産むことで、初めて母牛が乳を出す。
  牛は草食動物で反芻動物。4つの胃がある。第1胃にルーメン(微生物)を養っている。
  生乳生産者は、牛とともにルーメンを養っている。
  粗飼料は、第1胃に生きているルーメンの餌。
  粗飼料とは、草や藁など繊維が多い植物。
  濃厚飼料とは、大豆やトウモロコシなど蛋白質を多く含む餌。
  グリーンコープの生乳生産者のところでは、この濃厚飼料が1998年よりnon-GMOになっている。

 ・生きている牛乳 ノンホモパスチャライズ牛乳
  生クリームの浮き方が目安となるノンホモ牛乳。脂肪球は1〜10ミクロン(1ミクロンは1000分の1mm)とデリケート。
  試行錯誤と企業努力の末、1987年春、ノンホモパスチャライズ牛乳実現。

 ・1988年、グリーンコープが誕生
 ・1997年、「グリーンコープの牛乳を作ろう」と、牛乳メーカーを熊本県酪連に一本化
 ・2003年、日本コミュニティで、びん牛乳の実現

 ・グリーンコープの牛乳は日本一
  生産者、牛乳メーカー、組合員がともに作り育てる牛乳。
  パスチャライズ、ノンホモ、non-GMO、びん…どこにもない最高の品質。
  900cc、297円(税込み320円)。この品質で、この価格。
  背景まで含めて日本一の牛乳。

 ・牛乳は栄養素のほとんどを含む「完全栄養食品」
  カルシウム…1000mlに1000mg含まれる。
  たんぱく質や必須アミノ酸(人の体に必要だけど、体内で作り出すことができないアミノ酸)が、バランスよく含まれている。
  乳糖…腸内を整える。カルシウムなどのミネラルの吸収を助ける。
  乳脂肪…リノール酸などコレステロールを洗い流す不飽和脂肪酸や、ビタミンAの吸収をよくする脂質が含まれる。
  不足するのは、ビタミンCと鉄分と食物繊維。

 ・グリーンコープの牛乳の開発で感じたこと
  私たちは生産者の方が安心して生産できる状況を作ることが必要だと思います。
  私たちにできるのは牛乳を飲むことです。飲むことをやめたら、この牛乳は飲めなくなってしまいます。

 

 続いて質疑応答がありました。抜粋でお伝えします。
 〔質問〕
  なぜ牛乳に携わられたのですか?
 《こたえ》
  商品委員会の中で、いくつかの商品が選べたけど、牛乳について知らないことがたくさんあったし、一番近い存在だったので、多くの人たちと牛乳に関わることにしました。

 

  

 

 後半は、利用普及推進委員会のメンバーが、ノンホモ牛乳からモッツァレラチーズを作る実演を披露しました。
 会場の右端と左端にテーブルを設置し、牛乳を温めるところから始めました。
 組合員は近いほうのテーブルに移動して見学しましたが、ものの10分程度で出来上がるモッツァレラチーズを目の当たりにして、「もう出来上がったよ」「簡単なんだねー」との声が上がっていました。

 

  


 用意してあった試食用のモッツァレラチーズと試飲用の牛乳を手にした組合員が席へ戻ったのを合図に、中村県北地域理事長の音頭で、「牛乳で乾杯」が行われました。

 

  


 続いて、利用普及推進委員会から篠原晴美さんへ「あなたのおかげで飲めるで賞」の賞状とメダルが贈られる表彰式がありました。

 

  


 最後に、松尾利用普及推進委員長より、「篠原さんのお話は分かりやすかったですね。思いも伝わりました。今日の学習会を経て得られた言葉で、これからは皆さんがしっかりバトンを繋いでいってほしいと思います。自分だけが利用するのではなく、ひとりでも産直びん牛乳を利用する人を増やすという意識を持って、利用普及に取り組んでいきましょう」との「おわりの挨拶」があり、万雷の拍手とともに閉幕しました。

 

 以下は、聞き取った参加者の感想です。

 ◇「自分たちの飲みたい牛乳を作ろう」と思い立たれたところからの紆余曲折を詳しく伺ったので、今後は噛み締めて、深く味わって、飲もうと思います。
 ◇初めて篠原さんのお話を伺いました。牛乳ひとつで、こんなに熱い思いを語られたのに感銘を受けました。早速お友だちに紹介したいと思います。
 ◇自分が乳糖不耐症なので利用していませんでしたが、牛乳に対する不安が払拭されました。これからは子どもたちに飲ませようと思いました。貴重な牛乳を余らせるのは勿体ないので、加工品も食べていきたいです。開発をお待ちしています。

以上

 

  





「津軽みらい農協石川視察・交流会」報告

日時:2018年10月4日(木)〜5日(金)

場所:津軽みらい農協石川(青森県弘前市)

 

 弘前市は岩木山や八甲田山に囲まれた自然豊かな場所でした。高台にあるりんごの圃場に向かう途中には田んぼが広がり、実った稲穂が垂れ下がっていました。
 視察したのは、青森に台風25号の接近予報が出ていた2日前。生産者の皆さんは台風前に急いでりんごを収穫されていました。
 まだ、収穫できないりんごは、葉摘みや玉回しをして、これから色付けしていくそうです。最近は黒星病やダニ等の病害虫に苦労すること、鳥・猿・熊による被害があることを聞きました。苦労してりんごを守り育てても、台風のような自然災害で傷がついたり落下してしまうと、これまでの苦労が台無しになってしまいます。今年は台風21号でも被害があり、減農薬栽培りんごは早期予約利用者分の収量しかないかもしれないとのことでした。
 「1年に1度の収穫が1番の楽しみで、美味しいと言ってくれるのがやりがいになっている」と話されました。青森にはCA貯蔵庫というりんごを保存しておく施設があるので、春過ぎまで美味しいりんごを食べることができます。
 やさしい生産者が育てた産直りんごはとても美味しくておすすめです。品種もたくさんありますので、色々と試してお好みのりんごを見つけてくださいね。

(利用普及推進委員会委員長 松尾 さおりさんより寄稿)

 

 

 





利用普及推進委員会で、産直びん牛乳ノンホモを使ったモッツァレラチーズ作りを行ないました

利用普及推進委員会で産直びん牛乳ノンホモを使ったモッツァレラチーズ作りを行ないました。

 

材料は、産直びん牛乳ノンホモ、食酢、海水塩なぎさ♪
生乳に近いノンホモパスチャライズ殺菌の産直びん牛乳だからこそ、このチーズは作れます。

 

  

 

  


自分で作ったチーズの味は最高ですよ。

 


(利用普及推進委員会 委員長 松尾 さおりさんより寄稿)





「グリーンコープ生協くまもと第十八期通常総代会」を開催しました

 2018年6月8日(金)に、くまもと森都心プラザに於いて、「グリーンコープ生協くまもと第十八期通常総代会」を開催しました。(出席総代数:251名【出席:138名 委任出席:113名】)
 組合員、ワーカーズ、職員、生産者、メーカーが一丸となって取り組んできた2017年度の活動及び事業報告と、2018年度の活動方針等を、各担当理事より提案しました。
 審議検討後採決を行い、全議案が賛成多数で承認されました。


開会挨拶(矍誓蕾突事長)

 2017年は、4年間かけて準備してきた「水俣病展2017」を開催し、経済を命よりも優先してしまったことを、1万人近くの方にお知らせすることができました。また、熊本地震から2年が経過しましたが、今も3万6千人近い方が仮住まいでの生活を続けていらっしゃいます。今後は、自力で自宅を再建できる人とできない人に分かれ、精神的に辛い方も増えてくるかと思います。そのような方々に寄り添い、熊本の復興に向けて共に歩みを進めていけたらと思っています。
 2018年はグリーンコープ30周年の記念の1年になります。まつりや商品開発など、30周年だからできることを皆で楽しみ、グリーンコープの輪を更に広げていきましょう。

来賓代表挨拶(グリーンクラブ熊本支部長 株式会社 内田安喜商店 大石博美さん)

 2018年、グリーンクラブは理事の改選期にあたり、5月に開催した熊本支部会で、支部推薦枠の4人が無事承認されました。連合推薦枠の2人との計6人で、2年間、グリーンコープ生協くまもとの皆さんと共に頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。

2017年度活動報告 (矍誓蕾突事長より提案)

 熊本地震震災支援活動については、仮住まいでの生活が長引く中、グリーンコープは「つながるカフェ」や「サロン活動」を通しての居場所づくり、買い物支援など様々な支援に取り組んできました。「つながるカフェ」には、グランメッセ熊本での炊き出し支援で関係ができた方を中心にお声掛けし、月に1回開催しています。「ここに来ると元気がもらえる」などと話される方も多く、多世代交流の場として皆さんの居場所となっています。
 熊本市東区秋津中央公園仮設など、多くの仮設団地での「サロン活動」は、だご汁を一緒に作るなど、仮設内の雰囲気づくりを目的に開催してきました。復興に向けて歩もうとしている地域の皆さんに寄り添い、これからも、共に進んでいきます。
水俣フォーラムとともに、4年間かけて準備してきた「水俣病展2017」を、2017年11月16日から12月10日まで熊本県立美術館分館にて開催しました。組合員もボランティアとして運営に関わり、来場いただいた約1万人の方へ、水俣病事件を通して、生命の大切さを伝えることができました。
 「地域に飛び出せ」を意識した「仲間づくり」と「利用普及」については、「FMKパンゲア!」での、ラジオを通じたメディア展開に初めて取り組みました。また、熊本リビング新聞社と合同で、まだ組合員でない方を対象に親子料理教室を開催し、組合員の獲得につなげることができました。
 遺伝子組み換え作物反対運動については、署名活動に取り組み、「自生遺伝子組み換えナタネの拡散防止」と、「行政による自生遺伝子組み換えナタネ汚染調査活動の実施」の要望と共に、初めて「学校給食に遺伝子組み換え食品を使用しないでほしい」との要望を届けました。遺伝子組み換え食品を子どもたちに食べさせたくないという母親の思いを、行政に届ける大切な一歩となりました。
 脱原発運動については、小国町の「杖立温泉熱バイナリー発電所」が3月に安全祈願祭を終え、8月の竣工式に向けて工事が進んでいます。また、「水俣薄原(すすばる)太陽光発電所」が1月に稼動を開始しました。この発電所の利益の一部を水俣や熊本地震の復興支援に活用する「熊本水俣再生基金(仮称)」の立ち上げに向けて検討を始めています。 「グリーンコープでんき」のくまもとの利用者はまだ400人程ですが、脱原発の思いを行動に移す「グリーンコープでんき」への切り替えを、更に力強く呼びかけることが必要です。電気について学ぶ中で託送料金の問題について知ることになり、東原常務を講師に招いて、地域ごとに学習会を行いました。今後も、託送料金については学びを深めていきます。

2017年度事業報告(橋本健専務理事より提案)

 熊本地震で被災した東部センターの新築や、三里木の建物の解体等ありましたが、供給高が前年より大きく伸びたことなどから、2017年度の当期剰余(利益)は2016年度に続き、黒字で終了することができました。

専門委員会 活動報告
利用普及推進委員会(松尾さおり利用普及推進委員会委員長より提案)

 2016年度は熊本地震の影響で十分な活動ができなかったこともあり、2017年度は、年度初めから多くの取り組みを検討しました。特に産直びん牛乳は「年間を通して常に利用普及に取り組む」ように心がけました。共同体商品おすすめ委員会の他単協取り組み報告を参考にして、くまもととして取り組めるように検討・提案しましたが、次から次に提案したために、地区でのアピールに混乱を招いたこともあったようです。地域本部や地区が活動しやすいように、委員会の取り組みを精査する必要がありました。
 職員・ワーカーズとはその都度必要な相談を行い、タイムリーに取り組めるよう連携しました。結果としては、地区委員・職員・ワーカーズの協力のもと産直びん牛乳の利用を増やすことができました。
 共同体商品おすすめ委員会から利用低迷商品報告を受け、利用普及推進委員会ではその都度学習会を行いました。商品おすすめ委員会へつなぎ、利用普及に取り組みました。未だ熊本地震後の復興途中にあるメーカーもあり、次年度は視察を含めた利用普及を検討したいと思います。
 地区の委員不足が課題となる中、利用普及推進委員会でも年度途中で活動委員長不在となった地域本部がありました。くまもとの組合員に等しく利用普及できるように、当該地域本部でも工夫して取り組まれた様子です。
 2018年度も利用普及推進委員会メンバー自身が多くのグリーンコープ商品についてじっくりと学び、自分の言葉として発信しながら、力強く利用普及をすすめます。
・福祉委員会(内藤葉子福祉委員会委員長より提案)

 福祉委員会の目的に「広く知らせる」という言葉があります。広報活動であったり、地域における取り組みにつなげたり、具体的な手法は様々です。今年度は広報誌「グリーンたいむ」の紙面を毎月受け持つことになり、福祉委員会では、グリーンコープの福祉を伝えるため毎月の紙面の担当を決め、丁寧に意見交換や検討を行い、レイアウトなどを確認して作成しました。取り組み報告や学習会報告など、その時の感動そのものを思い出して、まずは担当が原稿を書き、その次に組合員にわかりやすく伝えるための工夫を委員会全体で考え、協力し記事を作りました。また、ホームページへの寄稿も行いました。
 昨年度から今年度は共同体拡大学習会や委員会の学習会、単協、福祉全体の動きにおいて生命(いのち)に向かい合う場面が多くありました。例えば生活困窮者支援、子どもの居場所の問題や経済格差、貧困、差別、虐待、各地域本部の福祉3カ年計画など、ハンディの重い人へ寄り添って生命について考える機会がありました。見えないところにこそ、困りごとがひっそりと隠れているものです。そして本当に必要とされていることがそこにはあります。課題として見えてこないからといって放置し、生きることそのものに差があってはならないと思います。生命の尊厳について考え行動ができるのは、グリーンコープの組合員活動がすべて生命につながっているからだと改めて認識しました。
 これからも生命を真ん中に置いた活動を続けたいと思います。

・組織・環境委員会(下飛田智子組織・環境委員会委員長より提案)

 東日本大震災から7年が経過しました。しかし、原発事故のために未だに多くの方が避難生活をされています。熊本地震からは2年が経ちましたが、「当たり前」の生活を取り戻せない方々がいます。
「当たり前」にあるエネルギーの大切さをいつも心に持ち続け、そのエネルギーが地球に優しい自然エネルギーであれば良いと私たちは思います。
 これからも組織・環境委員会では民衆交易を広め、平和について考えていきたいです。そして水環境を守るため、使いやすくなって新登場したGC「お洗濯のしゃぼんナチュラル」など、せっけん運動を進めていきます。
 「みどりの地球をみどりのままで」限りある資源を大切に、2018年度も力強く活動していきます。
2018年度 活動計画 (矍誓蕾突事長より提案)

 2018年はグリーンコープ30周年の記念すべき1年です。グリーンコープが40周年、50周年と続くように、組合員の力を高め、仲間を増やします。
.哀蝓璽鵐魁璽30周年を通し、「仲間づくり」を力強くすすめます。
△弔覆る熊本(熊本地震支援活動)に取り組みます。
食べもの運動を積極的にすすめます。
っ楼菠〇磴鬚垢垢瓩泙后
ゥ錙璽ーズとともにグリーンコープの事業および運動をすすめます。
Α愡佑弔龍生(自然と人の共生・人と人の共生・女と男の共生・南と北の共生)』を基にグリーンコープの統一的な運動テーマに取り組みます。

2018年度 事業計画(橋本健専務理事より提案)

 共同購入、お店共に黒字の事業予算を組むことができています。利用普及については、2015年秋よりグリーンコープ共同体組織拡大執行部と連携し、ふくおか、くまもと、ひょうごの3生協で利用普及の提案をできるようになっており、2018年度も連携した取り組みを行います。「グリーンコープでんき」は、年度末までに契約数1,000件を目標に取り組みます。

専門委員会 活動方針
利用普及推進委員会(岩本紀子利用普及推進委員会副委員長より提案)

 グリーンコープが30周年間大切にしてきたこだわりと作り出した自慢の商品、生産者やメーカーの思いについて、より理解を深めていきます。
 「家族に安心なものを食べさせたい」と願う組合員が利用したくなるよう「家で作って、家で食べよう」を合言葉に広く情報を発信していきます。

・福祉委員会(小林香織福祉委員会委員長候補より提案)

 全ての人が年齢、性、心身の機能によるハンディに関わらず、社会の一員として、互いに尊重し、支え合いながら、地域の中で共に生活していくことを目指しています。
 人とのつながりに重きを置き、地域に目を向け続け、思ったことや感じたことを大切に、地域福祉へつなげていきます。
・組織・環境委員会(下飛田智子組織・環境委員会委員長より提案)

 グリーンコープは原発に頼らない電気を目指して、「グリーンコープでんきの共同購入」を進めています。
 熊本地震を経験し、当たり前の生活の大切さを実感し、いのちと向き合い、本当に子どもたちに残したいものを伝えていきます。

第五次福祉事業3ヵ年計画2017年度進捗状況と、2018年度計画承認の件(金嵶廟常務理事より提案)

 「第五次福祉事業3ヵ年計画」を2017年度から開始しました。「第四次福祉事業3ヵ年計画」から持ち越した事業の実施と、新たな事業計画実現に向けて取り組み、熊本地震からの復興による建設需要増加の影響から2017年度内に施設の完成はできませんでしたが、複合施設「にこにこ三里木」、「福祉センター玉名」、「生活介護ちなむ」、「配食サービスパセリ」と、4つの地域本部に新たな福祉施設の開設、もしくは移転が実現しました。
 2017年6月に、「麻生田げんきの森保育園」が「元気館しみず」に開園し、熊本市における小規模保育所は2ヶ所となりました。熊本市立古町幼稚園の運営委託を学校法人グリーンコープが受託し、「学校法人グリーンコープ古町幼稚園」として2018年4月の開園に向け準備を進めました。
 2018年度は、これまで積み残したり検討中の、多くの課題を実現に向けて進めていきます。熊本地震の震災支援については、支援する、される関係ではなく、元気な熊本を一緒に復興していけるような新たなコミュニティづくりを、震災復興への取り組みと、子どもの居場所づくりの取り組みとを連動させて進めていきたいと考えています。

■質疑応答(一部)

 

Q、産直交流活動の「田植え」で、新登場の商品などを紹介したいが、独立会計のため参加費のみで賄っているが限界がある。利用普及のために、ウェルカム経費を使わせてもらえないか。また、取り組む内容は変わらないのに、地区の活動費は登録組合員数によって算出されているため、小さな地区では年度末に活動費が底をつくことがある。大きな地区では地域組合員総会で地域総代から、「もっと活動費を活用してほしい」とご意見をもらうこともあると聞く。小さな地区でも活発な活動ができるように活動費について検討してほしい。
A、「参加しやすいように」と年会費を徴収していない地域では、「田植え」、「稲刈り」の運営が難しいと聞いている。地区活動費の問題も含めて、今後4地域本部で相談し、話し合う機会としたい。
Q、杖立温泉熱バイナリー発電所は「低圧」での設計に変更したと「グリーンたいむ」に載っていたが、作った電気がきちんと活かされるのか心配している。
A、当初予定していた「高圧」では九州電力への連係(接続)が難しく「低圧」に変更した。発電した電気は杖立温泉の中で活用される予定である。
Q、組合員事務局のワーカーズ化について詳しく聞きたい。
A、共同体とふくおかでワーカーズ化が実現している。くまもとでも今後検討していこうと考えている。

 

 最後に、特別決議を竹内智子県央東地域理事長が読み上げ、総代会後に開催した第1回理事会にて、引き続き矍誓蕾討気鵑鮹蔚理事長として確認し、2018年度がスタートしました。※特別決議の全文については、「グリーンたいむ」211号4面をご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 





共同体主催「2018年度 みかん産地視察交流会」に利用普及推進委員会で参加しました

8月17日(金)に、共同体主催「2018年度みかん産地視察交流会」に利用普及推進委員会メンバーで参加した様子を報告します。
8月27日週、9月3日週配布のカタログに注目してください♪
今年も美味しい、安心・安全なみかんをみんなでたくさん利用しましょう。

 

 視察は、天水町にある佐伊津有機農法研究会・平野さんの園地に行ってきました。

 

 

 当日は陽射しが強く、園地も汗がにじみ出る暑さでした。
 「今年の作柄は雨不足で小玉傾向ですが、味の濃いみかんができると思います。期待して待っていてください。」とのことでした。

 

 

 今年はまた猛暑が続き、早朝からなど暑い時間を避けて作業しているとのことでした。除草作業は、「おもちゃのカンヅメ」の時に「終わりなき除草作業」と言われていましたが、実際に園地を見てみると、坂になっており広さもあり、青々とした雑草に覆われていました。「雑草があると、カミキリムシ(てっぽう虫)を見つけにくい。せっかく育った木がだめになってしまう。」除草剤を撒けば体力的には劇的に楽になります。マムシやムカデも出ないそうです。視察交流会へ向かう時に、目に止まった園地は木の際まで茶色い枯れ草に覆われていました。しかし、グリーンコープの生産者の園地は木と同じ緑色。土もふかふか、安心・安全を肌で感じました。
 生産者は安心・安全の為に、長靴の中がジャブジャブになる程の汗をかきながらの除草作業に摘果作業…。自然災害や獣害鳥害、雨不足など、思い通りにならないことがたくさんある中、がんばって生産してくださっています。
大変な苦労がある中、作り続けてもらうには「やりがい」を感じてもらうことが一番だと思います。そして、「やりがい」に直結するのは私たち組合員がたくさん利用すること、利用したいと注文書に「1」と書くことです。
 生産者の方は「早期予約」の数字を見て安心して生産できると言われていました。しかし、利用が減れば、体力的にもきつい産直みかんの生産から離れていってしまうかもしれません。予約でも自由注文でもたくさんの注文があがるように、丁寧に利用普及していきたいと思います。

 

 

 交流の部では、くまもとで作成したメッセージ集を生産者の方へお渡しして来ました。各地域本部、素敵なメッセージ集で皆さん喜ばれていました。

 

  

 

  

 

 また、くまもとからのアピールでは感謝の気持ちと「予約しよう!」という思いを込めて、県央東地域本部で「おもちゃのカンヅメ」時にプレゼントした“いきものがかり”の「ありがとう」の替え歌を歌いました。

 


 8月27週から配布のカタログから早期予約が始まります。今年も安心・安全でおいしいみかんをたくさん注文しましょう。

 

(利用普及推進委員会 柳田 恭子さんより寄稿)






グリーンコープ生協くまもと公式サイトはこちら

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