県央西地域本部商品おすすめ活動委員会主催でおもちゃのカンヅメを開催しました


 りんご生産者とみかん生産者を迎えての学習交流会(おもちゃのカンヅメ)を、7月10日(金)に西部センターにて、県央西地域本部商品おすすめ活動委員会主催で開催しました。組合員、ワーカーズ合わせて25名が参加しました。
 グリーンコープのりんご産地は青森県に1産地、長野県に3産地あり、みかん産地は九州全域に13産地あります。今回は、長野県にある八ケタ会のりんご生産者と地元熊本県の天水グループのみかん生産者においでいただき、安心・安全なりんごやみかんができるまでの栽培方法や、近年の天候不良による生産の難しさなどについて話していただきました。

岩本商品おすすめ活動委員長より開会挨拶
 「今日の学習交流会「おもちゃのカンヅメ」は、おいしくて、安心・安全なりんごとみかんをつくっていただいている生産者に来ていただいて、お話を聞く会です。おもちゃのカンヅメという名称は、「なんでもありの楽しい会」と いう意味を込めて生産者の方がつけられた名前です。
今日はなかなか聞けない生産者の生の声をしっかり聞いて、グリーンズカフェなどで組合員さんへ語っていただき、りんご・みかんの早期予約に繋げていってください」



りんご生産者 八ケタ会の佐々木聖さんより画像をスクリーンに映しながら説明

◆生産地紹介
・八ケタ会は長野市にあり、現在20名の生産者がいます。
・八ケタ会のメンバーも代替わりして、多くが、親の後を継いで引き続き生産しています。

◆栽培の様子
・りんごができる過程で大変なのは、雪が降っている時期からしなくてはいけない剪定作業です。
・白い花は5月中旬から咲きます。受粉はまめこばちという蜂を飼って行っていますが、暑すぎたり、寒すぎたりと、天候がよくないと、蜂も仕事をしません。近頃は天候不良が多いため、だちょうの羽や機械を使って人工授粉を行っています。
・最近は、変形果が多いとよく言われますが、受粉がうまくいかないと形が悪くなり変形してしまいます。
・この時期にもう1つ心配なのが遅霜などで冷え込むことで、その影響を受けると、表面がザラザラしてさびがついたようになります。
・摘果作業はいい果実を残すための作業で、全て手作業で行います。摘果作業は収穫前まで続き、高いところは脚立を使って作業します。
・除草剤は使わずに、草刈機を使って草を刈っていますが、機械が入らないところは手作業で草を取っています。
・虫の被害を防除するために、フェロモントラップというものを使い、虫を呼び寄せ、どれくらいその虫が発生しているかを調べて防除の目安にしています。
・りんごのそばにある葉を落とす葉摘みや玉まわしをして、全体に日光が当たり、赤く色づくようにしています。
・りんごの収穫は、はさみを使わず1個1個手で行います。
・出荷するまで、冷蔵庫で大切に貯蔵しています。

◆出荷について
・出荷にあたっては、グリーンコープと生産者の間で作柄にあわせて出荷基準を決め、出荷しています。

(今年の状況)
6月は雨が多くて、今まで出ていないような病気がでています。今年は、りんごの表面に黒い星を作る黒星病が例年より多いようです。
雨が降って温度が高いと出やすい炭素病が、ここ2年ぐらい出ています。今年は出ないように注意しています。
雨が多く、病気も出てはいますが、量的には問題なく、順調に育っています。今後の台風などの気象状況次第です。

みかん生産者 天水グループの堀田正憲さん、昌子さんご夫妻と村上精也さんが参加 
画像を用いて堀田正憲さんが説明
◆生産地紹介
・みかん、中晩柑は現在13産地で生産。

◆栽培方法
・除草剤を使用しないので、草刈機や手作業で草取りを行っています。今年は雨が多いため、すでに4回も草を切りました。
・グリーンコープのみかん・中晩柑の栽培の特徴は除草剤を使用しない、環境ホルモン・発ガンの疑いのある農薬は使用しない、腐敗防止剤は使用しない、化学肥料を排除した肥料を使用する、摘果剤を使用しない、誰が作ったか明らか、です。一般的な慣行栽培とは明らかに違います。
・届いたらすぐに箱を開けて、もし痛んでいる果実があったらすぐにとりだしてください。
・おいしい時期に出荷できるように、グリーンコープではリレー出荷をしています。南の暖かい産地から出荷が始まります。
・日照時間が足りないと果実そのものが弱くなってしまいます。昨年は日照時間が例年の半分以下で、腐れが多く出てしまいました。グリーンコープの柑橘は、収穫前の腐敗防止剤(農薬)を使用していないため、一般栽培より傷みやすくなります。
・酸味がある時はあとで甘くなりますので、すっぱいと思ったら、1週間くらい置いてください。酸味がなかったら早く食べたほうがいいです。
・安心して召し上がっていただけるよう、薬剤に頼らずに栽培しています。みなさんの情宣をよろしくお願いします。

質疑応答
Q:りんごの栽培で、使用している農薬について知りたい。
A:環境ホルモン・発ガンの疑いのある農薬はできるだけ排除できるようにがんばっているが、全てできているわけではない。
Q:りんごの農薬を減らすことはとても大変なことだと聞いたので、その辺を話してほしい。
A:病気に感染するとすぐ症状が出るわけではなく、1ヶ月ぐらいして症状がでる。雨が降ると菌が飛ぶ。りんごは予防をして病気に感染しにくいようにしているが、近年は気象、天候が読めない状態で大変。農薬については、試験圃場で試験を行うなど、検討している。
6〜7cmの毛虫が去年大発生するなど、これまで出なかった虫が出て大変な状況が起きている。
農家もいいもの、安全なものをと、がんばっている。
Q:だめになって出荷できないものはどうしているのか。
A:みかんの場合、多くは加工用ジュースになるが、昨年は、豊作で味がよくなかったため、買い取りしてもらえず山に捨てた。グリーンコープは予約があるので、助かっている。みなさんの支えがあるから、経営の継続ができている。ありがたい。
りんごはジュースやジャムに加工されるが、ひどいものが多い年は、加工屋もとってくれないため、山に穴を掘って捨てている。
Q:最近の栽培状況は
A:近頃みかん作りにおいて心配されるのが大気汚染。12月以降になると酸性雨の被害がある。
A:りんごのふじは、気象状況により蜜が入る年と入らない年が出てしまう。1月になると密が抜けて外にでて表面がべたべたした感じになる。蜜が入っているのが人気なので、できるだけ蜜の入ったおいしいものを届けたいと思っている。
Q:今年の発育状況は
A:今年は表年だが、昨年が豊作だったので収穫量は少ないかもしれない。早めの予約がおすすめ。

その他
 りんご生産者が生産しているプルーンも紹介








商品おすすめ活動委員より、これまで行ってきた予約の取り組みを紹介


「ワッペンやポスターを作り早期予約を呼びかけています。
1箱でも多く予約してもらえるよう、今後も呼びかけていきます。」






狭間利用普及推進委員長より、りんご生産者とみかん生産者それぞれに、メッセージ贈呈

 


吉本商品おすすめ活動委員より感想および閉会挨拶
 「我が家は毎年、おじいちゃんが一般のりんごやみかんを購入して送ってくれていたので、まだグリーンコープのりんご・みかんを注文したことがありませんでしたが、考えてみると今まで食べていたのは誰がどこで、どのように育てられていたのか全然わからないものでした。今日、この学習会で生産者の方が、安心・安全にこだわって、一生懸命作っておられる様子がわかったので、まずはおじいちゃんに送ってグリーンコープのりんご・みかんを食べてもらい、そして、家族でも予約して食べたいと思います」



 





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