2015年度福祉活動組合員基金 助成団体報告会を開催しました

 2月23日(火)、くまもと森都心プラザにて、2015年度の福祉活動組合員基金助成団体報告会を一般財団法人グリーンコープ生協くまもと福祉活動組合員基金理事会とグリーンコープ生協くまもと理事会の共催で開催しました。
 福祉活動組合員基金は、組合員が毎月拠出している100円が財源となり、地域福祉の推進に役立てられています。今年度は、グリーンコープ生協くまもと理事会関係15項目、社会福祉法人グリーンコープ関係2項目、ふくしワーカーズ連合会くまもと関係1項目と、地域の18団体へ助成されました。
 助成審査にあたった、基金運用委員会及び助成を受けた各団体から報告があり、100円基金が地域福祉に幅広く活用されていることを共有する報告会となりました。

●開会挨拶 牧 幸子(グリーンコープ生協くまもと理事長・基金代表理事)
 この会は、報告者の話を組合員が聞いて、私たちの100円がこんなふうに使われているんだと理解し、100円の重みを実感する大切な場だと思います。
 先輩組合員が、組合員一人ひとりの同意を得ながら始まった基金です。それを引き継いだ私たちは、この100円基金を大切に活用して、グリーンコープの福祉が、清く広く、地域に広がっていくよう、進めていきたいと思っています。」



●基金運用委員より報告
 前期後期に分け、地域団体の助成について検討しました。運用委員で申請書を審査し、視察面談という形式で審査しました。  視察では、実際に活動を見学し、施設や設備の不備などの状況を把握できました。面談では、詳しい資料や、映 像等で活動内容を深く知ることができました。
 最終的に基金運用委員全員で助成するかの可否を判断しました。
 



グリーンコープ生協くまもと及び社会福祉法人グリーンコープ、ワーカーズ関係からの報告
[地域たすけあい・絆手とテとて]
 「グリーンコープが知られていない人吉で、キープ&ショップを定着させるために、グリーンコープの商品を使った試食販売、お惣菜、自然食品のランチを軸に、自分たちでやってみたい企画を計画し実行しています。コミュニティでは、毎月行うもの、年の行事に合わせて行うものと分け、利益を考えるものと考えないもの(とは言っても無料でない)の運営を図っています。
 キープ&ショップの店舗運営においては、厳しいところではありますが、スタッフ一丸となって、企画案をだしたり、商品をセレクトしたり、フェイスブックを活用したりと、店舗の売上げ目標を目指しています。
 来年度は、キープ&ショップと コミュニティの両面を安定させることを一番の目標に、女性が意欲的に働ける場所として、更に地域との繋がりを発展させていきたいと思います。」

[子育てサポートセンター]
 子育て支援は、介護保険のような社会保障がなく、厳しい事業です。福祉活動組合員基金を活用させていただきながら、日々、健闘しております。特に、昨年までは生協の事業だった子育てひろばを今年度は自分たちの事業としてスタートし、意義のある1年でした。
 「ぽっかぽか」では、玉名、荒尾、山鹿の3ヵ所で子育てひろばを開催し、場の提供だけでなく、互いに学びあえる出会いの場と位置づけて運営しています。また、座談会を行いそこに暮らす皆さんたちのつながりを感じるひろばを意識して取り組んでいます。
 「ぺぺぺぺらん」は、三里木、元気館しみず、長嶺の3ヵ所で子育てひろばを開催しています。絵本の読み聞かせや貸し出し、また、木のおもちゃに触れ合う貴重な体験などもできます。
 「あ・は・は」は、本部会議室で子育てひろばを開催しています。毎月一回は、グリーンコープ商品の試食会と親子の集いの場も企画し、参加者も増えています。他にも、生協託児や、企業託児、ベビーシッター、保育園、ママ講座、親子講座、出張講座、講師依頼、学童保育など、様々に取り組んでいます。現在、マスコミにも取りあげられていますが、待機児童の問題などの社会問題にも立ち向かい、この4月より、古町げんきの森保育園を開園します。
 助成金で住んでいるで街を住みたい街に。これを実現するために私たちだからこそできる温かいぬくもりのある子育て支援を目指していきたいと思っています。

[12項目まとめて報告]
一般社団法人グリーンワークスファイナンシャルプランナー円縁、地域たすけあい絆とんぼ、らくらく家計簿クラブ、スイートカフェ・まーぶる、子育てサークル、子育てひろば、ゆうあいショップ三里木、元気館しみず2階改装費用、食育の会わくわく、キッズキッチンインストラクター養成講座、げんきの森こども園、福祉ワーカーズ「人材育成」の12項目について、運営費や交通費などに使われたことが報告されました
【一般財団法人グリーンワークス「FP円縁」】
【地域たすけあい絆「とんぼ」】
【らくらく家計簿クラブ】
【スウィートカフェ・まーぶる】
【子育てサークル】
【子育てひろば】
【ゆうあいショップ三里木】
【元気館しみず2階改装費用】
【食育の会わくわく】
【キッズキッチンインストラクター養成講座】
【げんきの森こども園】
【ふくしワーカーズ「人材育成」】

●地域団体からの報告
【子どもの給食を考えるくまもと】
 子どもの給食を考えるために、地域、行政、保護者を結ぶコミュニティを運営し、座談会や講演会などを開催して、具体的に話す場を作っています。
  日本人の身体をつくっているご飯が食卓にのるまでに、どうやって育って、どんな行程があるのかを田植えを通して、大人から子どもまで、たくさんの方に体験していただきました。母として、大人として、子どもたちに第一に願っていることは、子どもたちが病気にかかりにくい体を作って、本当に大切で、必要な物を選択できる力を育てることです。ほとんどの子どもたちが、義務教育の期間に、給食を食べ、味覚が形成されます。給食が教育の一環であるからこそ、子どもたちの環境を整えていかなければならないのではないでしょうか。
 助成を受けまして、イベントスペースを借りたり、講演会を開催したり、食育の現場を視察したりすることができ、給食のあり方を、より説得力のある内容で地域に向け提案することができました。現在、会の紹介チラシを製作中で、今後さらに啓発活動に繋がっていくと思います。

【小さな森のこども園】
 子どもたちに、経験を大事にし、自然とふれあいながら幅広い活動をさせるため、四季に合わせ、月ごとに行事を行いました。豆腐作り、梅干作り、味噌作りなど、食育にも力をいれました。子どもたちの体験が広がることができました。





【布の絵本 ひまわり文庫】
 私たちの活動は、ボランティア活動をしていたときに、障害をもったお子さんが絵本を読みたいのに、紙が硬くて皮膚を傷つけてしまう光景を見て、はじまりました。
 昭和53年3月に独立して「布の絵本 ひまわり文庫」になって37年になります。作品も数百に増え、貸し出しも増えました。助成のおかげで、棚や収納ケースなどを購入することができ、借りにきた方たちが見やすいように陳列することができました。教育機関や図書館、また、県外の布の絵本関係からの貸し出しの要望もあり、私達の活動が、広い地域に広がっていく実感を得ました。


【NPO法人 菊池ひまわり会】
 障がいのある子を持つ親の会発足から、24年、行政の支援なしに始まりました。重度の障がいを持った方が、それぞれの自立を目指し、心豊かな生活を営むことができるよう、就労の機会を提供しています。
 仕事をすることを目標に、無農薬野菜を作ったり、フルーツキャップの作業をしたりしています。施設内にトイレがありますが、数が少なく、重度の障害を持つ方には、不便利で作業の妨げにもなっていました。助成を頂いたことで、トイレを増やす事ができ、体調面、精神面の安定を図れるようになりました。

【NPO法人 でんでん虫の会】
 ひとり暮らしの方々が安心できる「居場所」をつくることを目的に事業を行っています。生活困窮者や、様々な課題を抱えているひとり暮らしの人たちと交流し、その方々が孤立化しないように活動しました。会話しながら食べる楽しみを通して、生きがいを生み出し、基金の助成で運用した相談対応の携帯電話には、会員や諸機関から寄せられた多様な相談が転送され、迅速に対応し、安心して暮らせる地域づくりができました。



[ 6団体ずつまとめて報告 ]
 
【社会福祉法人 わくわく】
 利用者の方の送迎希望が増え、待たせていましたが、助成により送迎車を購入することができ、送迎や、作業の効率アップに繋がりました。

【びーらぶヒゴタイ】
 子どもへの虐待防止についての講演会を、県外より著名な講師を招いて開催することができ、暴力の問題について広く社会に啓発できました。

【ワールドフレンズ天草】
 在住外国人が抱える言葉の問題を解消するために、日本語教室を開き、日本人との交流や就業に繋げることができました。

【地域子育て支援支援ネットワークさやえんどうクラブ】
 発達障がいを持つお子さんの保護者が持つ不安を、保護者同士で繋がり、情報交換できるよう、タブレット端末を使った支援を行いました。タブレット端末の購入や、講習会を開催することができ、行政・教育関係者にも興味を持ってもらえ、今後の発展に繋がりました。

【朗読サークルあらお】
 視覚に障がいを持つ方たちに、市広報・社協だより、各種新聞、雑誌、一般図書等を録音し、CDにコピーして届ける活動をしています。毎年、「朗読ボランティア養成講座」を修了した数名に渡すパソコンが不足していたので、パソコンや、ヘッドホンマイク、CD-RWを購入することができ、活動が広がりました。

【こでまりの木】
 地域に密着した大規模な夏祭りを行うことができ、家庭的保育室ひまわり園の良さをアピールすることができました。

【コミュニティダンスグループ「KA舞RA」】
 ダンスを通して、色々な人たちと交流しています。助成により、プロの講師を招いたり、ワークショップを開催することができました。

【南阿蘇 森のようちえん「ほしのこ」】
 自然環境の中で、自然と触れ合い、体力や、自主性を育んでいます。助成により、地域の方との交流や、森のようちえん全国フォーラムに参加でき、様々な団体との交流もすることができ、有意義な活動ができました。

【特定非営利活動法人NPOくまもと未来】
 実現が希望されているスペシャルオリンピックスのアスリートによる情報発信の強化に向けて、助成により支援者を交えた住民ディレクター講座を開催することができました。また、活動を具体的に進めるための機材整備により、質の高い映像編集・発信・共有環境を拡充することができました。

【with women】
 女性が過しやすい生活環境を整えることを目的に、産前産後〜高齢女性のマイナートラブルの予防と改善、セルフケア推進活動を行っています。
 医療従事者や、一般向けの講習会を開催するための宣伝費などに活用しました。

【親育ち支援の会ポトフ】
 家庭訪問型子育て支援を行っています。お母さんに寄り添うような支援をしています。助成金は、訪問の際に、かかる交通費や活動費などに活用し、活動の支えとなりました。

【くまもとYWCA福島&キッズ春のわくわくキャンプ実行委員会】
 短い期間ですが、福島のこどもたちを外で遊ばせる機会をもうけ、伸び伸びと遊ばせるための運営費に使い、プログラムを進めることができました。

【おひさまーず(旧CHIKAGE 歌のボランティアの会)】
 高齢者や、障がいのある方が入所されている施設で、歌の慰問ボランティアを行っています。助成金で、楽器やマイク、スピーカーを購入することができ、資料やプログラム、歌詞の編集をするパソコンも備品として購入することができました。メンバーの安定した活動が行えるようになりました。


●参加者の感想
・私たちの100円がどのように使われているのかということが聞けて、とても有意義な報告会でした。もっと、たくさんの組合員の方も参加して欲しいと思いました。
・初めて報告会に参加しました。来てよかったです。100円がどのように使われているかというよりも、こんなに素晴らしい活動をしている人や団体が、こんなにもいるということに、新鮮な驚きを感じました。そこに私たちの100円が使われて、この素晴らしい活動の一部になっていることがうれしかったです。
・色々な団体のお話が聞けて参考になりました。
・何回か来ていますが、新しい団体を知ることができて良かったです。
 





グリーンコープ生協くまもと公式サイトはこちら

カテゴリー

最近の記事

過去の記事

カレンダー

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

プロフィール

書いた記事数:460 最後に更新した日:2017/11/16

サイト内検索

携帯サイト

qrcode

管理者