県央西地域本部 十三期地域総代会を開催しました

 5月13日(金)グリーンコープ生協くまもと西部センターAB会議室にて、2016年度地域総代会を開催しました。

 

 
(総代定数90名、出席24名、委任状31名)



 熊本地震の影響により、会場を市民会館シアーズホーム夢ホールから変更しての開催となりました。当日は2015年度の活動、事業、決算の報告と、2016年度の活動方針、事業計画について提案、審議し、採決を行い、全ての議案について承認されました。

 その後、高濱千夏地域理事長より、熊本地震におけるグリーンコープ生協くまもとの活動について報告しました。

◆開会挨拶:高濱千夏地域理事長
 「熊本地震において被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。また、そのような大変な中、地域総代会に出席くださり、ありがとうございます。今まで体験したこともないようなことで私たちの生活は一変しました。とても現実とは思えないほど、姿を変えてしまった地域もございます。
 そのような中、共同購入ワーカーズの皆さんは、組合員の皆さんに配達を続けてくださいました。
 平成さくら通り店も停電し、断水している中、片付けをしながらお店を開けてくださり、地域の皆さんの支えになったかと思います。
 福祉ワーカーズの皆さんも、避難所として開放され、食事を提供された施設もありました。
 グリーンコープ共同体におかれましても、地震発生直後から熊本の物流センターを基地として支援活動を開始し、行政の手の届かない避難所などの情報一つひとつに、きめ細やかに対応していただいております。
 私たちは常日頃から「いのちに寄り添うグリーンコープ」と申しておりますが、今回それが体現できたのではないかと思います。私たちグリーンコープも、組合員活動も、皆さんの生活が普通に戻ったな、と思えるまで、しっかりと寄り添っていきたいと思います。
 今だからできること、今この状態だからやらなければならないことをみんなで考えてやっていきたいと思います」

◆来賓紹介
 監事の渡辺まりさんのみご出席。例年は各ワーカーズからご出席いただいていますが、熊本地震により、各々の業務を優先するために欠席。





 

◆2015年度報告
 2015年度は地域にいかにグリーンコープをアピールするかを考え、キャラバン台車を使っての産直びん牛乳の試飲を各地区1回開催することを目標に取り組んだ結果、多くの方に産直びん牛乳を飲んでもらうことができ、グリーンコープをアピールすることができました。郵便局での仲間づくりのイベントへの協力も継続して行っています。また、県央東地域本部とともにフードパル熊本で開催した「グリーンフェスタinくまもと2015」では、メーカー、生産者、ワーカーズが50ブース以上出店してくださり、大変盛り上がりました。このまつりは、私たちのグリーンコープ運動をカタチにし、多くの方に体感してもらえたのではないかと思います。
 産直びん牛乳の利用普及については、ノンホモパスチャライズ牛乳の開発に深く関わられてこられた篠原晴美さんを講師に迎え、学習会を開催しました。組合員の思いが詰まった牛乳であることを理解し、自信を持って利用を呼びかけることができました。また、学習会の中での篠原さんの「私たち組合員ができることは、産直びん牛乳を飲み続けることと、タオルとメッセージを贈ることだけです」という言葉を用いて、タオルとメッセージを贈る取り組みの呼びかけを行いました。
 脱原発の取り組みについては、くまもとで進めているローカル・パワー蠅箸両水力発電とバイナリー発電、自然電力蠅箸竜特啾斥杆発電所を視察し、地域理事会の中で情報を共有することで、グリーン・市民電力への出資の呼びかけに活かしました。
福祉活動においては、デイサービスゆるりの家アクアの視察や葬祭事業学習会の開催、認知症サポーター養成講座の開催などで福祉ワーカーズと交流を持ち、福祉の現場の声を聞く機会を持つことで、活動の視野を広げることに繋がりました。
 自生遺伝子組み換えナタネ汚染調査活動においては、2015年度も遺伝子組み換え作物反対の署名活動を行い、熊本市、天草市、宇城市、御船町への要望書を届けました。天草市では自治体が独自に20検体の調査を2015年から3年間続けると約束されるなど、行政との関係が少しずつ進んでいることが実感できました。
 これらの2015年度の活動を自信に、2016年度も「チーム県央西」は、さらに地域に向かい、グリーンコープの良さを多くの人に伝えられるよう、組合員、ワーカーズ、職員、生産者、メーカーが一丸となって進んでいきます。

◆2016年度の活動方針
「2016年度はさらに地域に向かい、広くグリーンコープをアピールしていきます。
テレビやリビング新聞でのメディア展開を力にし、今までグリーンコープに出会ったことのない方々にアピールできるよう、様々な場所に出かけていきます。理事委員一人ひとりのグリーンコープ力を高め、それぞれの言葉で、自分が思うグリーンコープの良さを多くの人に伝えられるよう生産者・メーカー・職員・ワーカーズと一丸となり進んでいきます。」

◆質疑応答
 地域総代からの質疑応答に先駆け、2015年度地域総代会において保留状態となっていた質問に対して、竹下美沙子環境活動委員長より回答。
Q.市でごみの分別化が行われている現在、手間とコストを掛けてまで、袋to袋にグリーンコープが取り組む意義はあるのでしょうか。組合員の声から生まれた取り組みであっても、コスト面などいろいろなことを考えて、やめることを含めて再検討していただきたいです。
A.容器リサイクル法に基づき、商品の販売元であるグリーンコープ連合がペットボトル、ガラス瓶、紙製・プラスチック製の容器の排出量に応じて再処理委託費を支払っており、それを袋to袋で対処した分減少させ、グリーンコープ連合のコストを削減しています。従って袋to袋にはコストは発生しておりません。このようなことからグリーンコープでは4R運動に積極的に取り組んでいます。

当日の質疑応答
Q.地震の影響で美術館分館が使えない状態ですが、水俣病についてはどうなりますか。
A.(高濱理事長より応答)
美術館分館は来年7月一杯閉館であり、その後も9月まで既に予約が入っている状況なので、その後でないと開催できません。また、東京の水俣フォーラムより、震災で辛い思いをされている方が多い状況の中、水俣病の辛い写真を受け入れられる心理状況にあるのか、とご心配頂いていますので、熊本が元気になったときにぜひやりたいと思っております。開催はする方向で考えており、中止の判断はしておりません。

Q.グリーン電力出資金について、グリーンコープの組合員でない人が、組合員にならずにグリーン電力出資金だけ協力したい、ということで問い合わせたところ、グリーンコープの組合員にならないとだめと言われました。組合員にならなくても出資できるのであれば、グリーン電力出資金を広く募るためにも、もっと多くの方に広く出資してもらえると思うので、考えていただければと思います。
A.(小山常務より応答)
今の時点ではシステムができていないそうですが、今後拡げていくためには、そういうことも含めて、システムを担当している連合とも相談したいので、預からせていただきます。

Q.カレー、シチューのルーなどを始めとした調味料について、学校給食向けや法人向けといった給食に絡めたグリーンコープ商品の拡大戦略をやってもらえないかな、と思います。
A.小学校ではまだですが、保育園や幼稚園では、グリーンコープの食材を使って給食を作るところがじわじわと増えてきているのが現状です。今治では有機野菜を使い、アミノ酸などの添加物フリーの給食ができているので、くまもとでもできないことはないと思っています。もっと拡げていくためには、組合員の皆さんが一歩一歩動いていって、それをグリーンコープがバックアップするという形で動くしかないと思うので、みんなで話し合っていい智恵を出していけたらと思っていますので、頑張りましょう。

質疑応答に際し、さくら地区の金坂さんが、平成28年熊本地震におけるグリーンコープ生協の対応に対し、感謝の言葉を述べられました。
「今回の大地震において困難な中、商品を届けていただき、誠にありがとうございました。おかげで炊き出しに並ぶ必要もなく、きちんと食べることもでき、近所の年配で動けない方に分けることもできました。人間対人間の関係がきちんとできていて、人の命を守る、というシステムが良くできていて素晴らしいと思いました。生協の皆様に深く感謝いたします。」

◆平成28年熊本地震の支援報告:高濱千夏地域理事長
 「地震発生後、共同体として最初に避難所回りを始めました。食糧や水などを車一杯に積んで、避難所を回り、それぞれの避難所に必要な物資を届けました。ブルーシートについても、生産者の方や大阪から鹿児島まで、共同体全体からたくさんの職員がブルーシートと土嚢を持って、ブルーシートをかけにボランティアに来てくださったりしました。
 やがてだんだんとニーズが代わり、4月29日からグランメッセで炊き出しを始め、「そこに来れば毎日何か食べられる」という安心感を持っていただくために、今も毎日行っています。グランメッセは行政の指定避難所ではないため、食糧が足りていません。某外食産業のケータリングカーが来たけれど、2時間並んでももらえなかった、という連絡を受け、炊き出しを始めました。
 そして今度は、宇城市からの依頼で15日から味噌汁の炊き出しを行います。現在、どこの避難所も、配られる食事は朝おにぎり、昼パン、夜は某弁当屋のお弁当であり、野菜が足りていない状況です。宇城市から、この夜のお弁当に温かい味噌汁を付けたい、ということでグリーンコープに依頼をいただきましたので、毎日300食の味噌汁を作って届けたいと思います。味噌汁を作ることにご協力いただける方、お待ちしております。
 また、ふくおかで買い物支援で活躍している「みんなのお店・元気カー」を熊本でも出動させました。もし皆さんの近くに、お年寄りなどが買い物をできなくて困っているところがあれば、情報をお寄せください。そこに元気カーを走らせます。物流センターにある物資についてはホームページに掲載していますので、それを見て、必要なものを電話でお知らせください。」

◆閉会挨拶:岩本紀子商品活動おすすめ委員長
 「グリーンコープでは被災者の支援を行っております。1人の力は小さくても、多くの人が集まれば大きな力になると思っています。みなさんももしできることがあれば、ぜひご協力お願いしたいと思います。こういうときだからこそ、生活協同組合としてみんなで支えあっていきたいと思います。」

 

 

 

 

 

 






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