5月13日(金)に「県央東地域本部 第十三期地域総代会」を開催しました

 5月13日(金)にグリーンコープ生協くまもと本部会議室にて「県央東地域本部 第十三期地域総代会」を開催しました。

熊本地震の影響により、当初予定していた県立劇場での開催ができず、本部会議室にて行いました。また、第2部についても中止とさせていただきました。

 地域総代定数110名のうち、27名の総代が出席され、75名の総代から委任状が提出されました。

 会の初めに、今回の熊本地震でお亡くなりになられた方々に全員で黙祷をささげました。

 開会挨拶に続き、地域理事長および各活動委員長が2015年度の活動報告および2016年度の活動方針を、また、地域常務が2015年度の決算報告と2016年度の事業計画を提案しました。活発な審議検討が行われ、全議案が拍手により承認されました。

 また、このたびの熊本地震についての状況報告、自生遺伝子組み換えナタネ汚染調査活動取り組み報告並びに産直国産牛のアピールも併せて行いました。

開会挨拶 (竹内智子地域理事長)

 1ヶ月前に予想もしない熊本地震が発生しました。改めまして被災された皆様にお見舞い申し上げます。

昨年はじめて地域理事長として県立劇場で皆様に承認いただきました時には、このような1年後を迎えるとは想像もしておりませんでした。

 福島の災害後、私たちに何ができるのだろうかと考え、脱原発についての取り組みなどの様々な活動を行ってきました。今回の熊本地震発生後、福島の方々にも心を寄せていただき、また、鹿児島から大阪までの組合員の方からも、発生後すぐからたくさんの支援をしていただき、物資もたくさん届けられています。また、職員やワーカーの方々は、ご自分たちも被災されているにもかかわらず、地震後すぐからお店を開けてくださり、配達も始めてくださいました。

 改めて自然災害の大きさを感じました。今、ここにこうして立っていられるということは、命があったということです。この命に感謝して1日1日を大切に過ごしていきたいと思っています。今日がまた新しいスタートの日だと思います。前を向き、できることを一歩ずつ進めていきたいと思います。

 今日は活発なご審議をお願いします。総代の皆様の温かいご支援と力強いご協力のもと、私たちは活動をすすめていきたいと思います。

来賓紹介

NPO法人子育て支援ワ−カ−ズぺぺぺぺらん代表 山城 順子さん

 このたびは地域総代会の開催おめでとうございます。

企業組合ワ−カ−ズ・マミ−長嶺店店長 上村 きよのさん

 地震の後、お店でいろんな方とふれあうなかで絆というものを感じ、私たち自身も元気をもらってきました。私たちはグリーンコープのお店のワーカーズでよかったなと思います。4月のセールは中止にしましたが、5月はまた元気にやっていこうと思っています。みなさん是非お店のほうに顔を出してください。ワーカーも元気がでます。

企業組合ワ−カ−ズ・マミ−桜木店店長  徳永 しのぶさん

 今日は開催おめでとうございます。震災で大変ご苦労された方もたくさんいらっしゃると思います。お店のほうにも是非いらしてください。

くまもと生活者ネットワ−ク・熊本 三島 美枝さん

 本日は総代会開催おめでとうございます。

 本当はあたらしいスタートということで、みなさんの笑顔があふれていた時だったはずですが、1ヶ月前大変な思いをしました。しかしそれを踏み台にして、新しいくまもと、あたらしい社会をつくっていくために、1歩を踏みだす機会にしていただきたいと思っています。このような中で、7月には参議院議員選挙もあります。今大変な時だからこそ、私たちは有権者として、きちっと意思表示をするべきではないかなと思っております。

労働協同組合たすけあいワ−カ−ズ・みどり代表   江島 真弓さん

 本日は総代会の開催おめでとうございます。今回の震災でくまもとの組合員の皆様が被災者になられ、心からお見舞い申し上げます。

私たちは地域で高齢者、障害者の方の支援をさせていただいています。私は、ほのぼの長嶺の管理者をさせていただいていますが、ここは泊りができる施設なので、地震の時にも利用者さんが9名泊まっていらっしゃいました。建物は安全に作ってもらっていたので、なんとか支援ができました。停電や断水がある中、グリーンコープの方々にたくさん物資を運んでいただいたり、スタッフが足りないところには、ワーカーズの仲間が助けにきてくれたりして、本当にグリーンコープのワーカーズでよかったなと実感しています。

私もみなさんと同じ県央東の組合員です。組合員だったからこそ今こうしてワーカーズで活動させていただいています。本当に大変な中ですが、県央東が力をつけなければいけない1年になると思います。共にがんばっていきましょう。

議案審議

第1号議案「2015年度県央東地域本部活動報告の件」について竹内地域理事長および各担当活動委員長より提案

2015年度は、昨年度よりさらにステップアップし、自信を持って力強く「いのちを育む食べもの運動」をすすめることができました。

 組合員一人ひとりが、いきいきと楽しく組合員活動を行い、地域の方々にグリーンコープのすばらしさや、脱原発運動、遺伝子組み換え作物反対運動、地域福祉などの様々なグリーンコープ運動を広く伝え、仲間を増やしていくことができました。

 今年度最大のイベント「グリーンフェスタinくまもと2015」では、各活動委員会で学んだことを活かして様々なアピールを行い、メーカーや生産者のご協力のもと、「生命(いのち)」に寄り添う“おいしいコープ。いのちのコープ。グリーンコープ。”をギュッと詰め込んだまつりを開催することができ、来場されたたくさんの方にグリーンコープをアピールすることができました。

また、ベストセラー『食品の裏側』の著者である安部 司氏を講師に講演会を開催し、食品添加物の危険性について学び、いかにグリーンコープの商品が安心・安全であるかを、地域のまだ組合員でない方々にアピールすることができ、仲間づくりにつなげることができました。

 組合員、ワーカーズ、職員が一丸となって様々に取り組んだことで、前年度に比べ大幅に組合員を増やすことができました。

第2号議案「2015年度県央東地域本部事業および決算報告の件」について、前田常務より提案

 2015年度は組合員拡大を事業の最重要課題として取り組み、テレビCM放映や大規模なイベントへの出展、グリーンフェスタ(まつり)などに取り組み、前年より大幅に新規加入者が増加しました。脱退については大幅に減らすことができました。

 2015年度は秋以降の本格的な組合員拡大で成果を出したことから、一昨年度までの低迷からは完全に脱却でき、2016年度に向けた準備ができたと総括します。

第3号議案「2016年度県央東地域本部活動方針決定の件」について、地域理事長および各担当活動委員長より提案

 2016年度は、グリーンコープに集う組合員、組合員事務局、ワーカーズ、職員がより一体となり、さらにチームワークを高め、グリーンコープ運動をそれぞれの立場で発信し、力強くすすめていきます。

商品おすすめ活動委員会

 2016年度は特に「産直びん牛乳」「産直国産牛」について丁寧に伝え、利用を呼びかけます。また、その他の産直品と商品も学習会や生産者との交流会で得たことを広く組合員に伝え、利用につながるように活動していきます。

福祉活動委員会

 2016年度は組合員が毎月拠出している福祉活動組合員基金(100円基金)の意義を伝え、地域福祉について学び「住んでる街を、住みたい街」にするために活動していきます。

環境活動委員会

 せっけん運動・4R運動を中心に、脱原発などの環境問題・平和・アジアとの連帯について学び、子どもたちに「みどりの地球をみどりのままで」残せるように伝えていきます。

第4号議案「2016年度県央東地域本部事業計画の件」について、前田常務より提案

 熊本地震の影響により大きな被害が出た県央東地域本部のエリアの状況を1日でも早く挽回できることが今年度の大きな目標。

質疑応答

O:事業未収金が、このような状態では増えるのかなと思っていた。これから未収金が増えるようなこともあるかもしれないが、ゆとりある対応をしてもいいのではないか。

Q:地区決算報告書をみると返金がかなりあるが、このお金を地震の被害に遭われた方への支援に使えないのか。

A:支援については地区からの返金というよりはグリーンコープ全体で考えていく。組合員からもカンパをいただいているので、そこも合わせて考えていきたい。

A:地区の活動費の返金が多いことについては、委員を増やしてもっと活発に活動していければと思っている。

O:未収金が減ったことについては努力もされていると思う。未収金の理由についてはリストアップできているか。どこまで組合員に公開するかはあると思うが私は知りたいと思う。

せっけんシャンプーが昨年登場したが、その波に乗り切れていない。ピュオピュオが良かったがどこにいっても探しきれず、今は炭シャンプーを使っている。地元のメーカーを大切にしたい気持ちもあるし、新しいシャンプーは価格が高い気もする。今回の(商品おすすめ活動委員会の)総括には商品の開発について明記されていない。せっけんシャンプーをすすめていくうえで環境(活動委員会)と開発の連携について書いてあるとよかった。

A:商品の開発検討については共同体の商品検討委員会で行われていて、デントバリアを最後にくまもとでの開発は終わっている。地元メーカーについては単協での会議の際に声を大にして伝えていきたい。

Q:脱退の理由も把握し対応されていると思うが、そのことも知りたい。

A:未収金の理由で一番多いのは、うっかり口座にお金を入れ忘れていたというケースで、脱退の理由としては引っ越しも多いが、何となく利用しなくなって連絡を取ってもなかなか連絡が取れず2年くらい経ってしまい、そのまま脱退になることが多い。昨年の秋以降、CMなどの効果もあり、知名度が上がったことで脱退が減ったと感じている。

O:新規加入者フォローが昨年度までは軽かったが、今回は書いてあったので良かった。

  

熊本地震発生後の状況について前田常務より報告

・前震の翌日に郵便局イベントをする予定であったが、地震で中止にしたため、サンプルとして用意していたパンを、大渋滞の中、益城の体育館に持っていった。これが支援物資のスタート。それを報告したところ、グリーンコープ全体から支援物資がたくさん集まっていろんな被災地に配ることができた。

・現在は、くまもとの物流センターの中にグリーンコープ災害支援センターを立ち上げ、グリーンコープ全体から人と物資を集めている。

・地震直後から配達を始めた。前震については配達は大丈夫であったが、本震はかなり厳しく、事務所はものすごい状況で、職員の中にも家が崩壊しているものもおり、土曜日の配達担当者は半分くらい出てきてくれたが、この状況では配達できないと土曜の配達はやめて、翌週の月曜日に体勢を整えて配達した。どんな激しい台風の時でも配達をしてきたが、翌週に配達を持ち越したのは初めてであった。がんばって配達をしているが、相当に欠配となってしまった。地震発生後2週間は半分以上欠品ではないかという状況であったが、できる限り届けた。欠品の大きな理由は熊本物流センターで商品の袋詰め担当のパートさんたちが被災されて出勤できないということがで、60人中40人ぐらいの方しか出勤できず、乾物類の缶詰類やしょうゆ類などが2週間全く配達できなかった。

・現在はなんとか回復して今週からは順調にお届けでき、欠品も減ってきている。震災直後から南阿蘇、西原にすぐ配達にいったが、家が倒壊されていたり、道が寸断されていたりで、お会いできない組合員さんの商品は置いて帰れず、持ち帰り冷凍冷蔵庫が満杯になる状況であった。連絡がついた方には後日配達したり、連絡はついても商品が受け取れない方には返品を受け付け、キャンセルを受けた商品を支援物資にまわし、避難所等に届けた。

・北部センターは大津や菊陽、京北地区が被災された方が多く、東部センターでは益城、西原、南阿蘇が多かった。益城や南阿蘇の方々は避難先から意思を持って帰らない組合員さんも多い様子。

・その他の地域については、5月の連休ぐらいから戻ってきましたというご連絡をいただいている。

・建物は東部センターが地震で壁が崩れてひびが入っている状況。専門家に見ていただいたが、鉄筋が入っているので軽い余震は大丈夫とのこと。

・2016年度はそんな困難な状況の中スタートしたが精一杯頑張っていきたい。

熊本地震の支援について竹内地域理事長より報告

 グリーンコープは現在、グランメッセの方に毎日炊き出しに行っている。たくさんの方が並んでおられ、平日は300食、週末は700食出る状況。福岡からお弁当を届けていただき、メーカーからもパンを届けていただいている。不足がちな栄養のことも考え、果物や野菜等も衛生上切って配ることができないので、パイナップルやトマト等はそのまま配っている。また鉄板で目玉焼きや肉を焼くなど、少しでも栄養を摂っていただけるように頑張っている。

第1回地域理事会を開催し、地域理事長に竹内智子さんを確認。竹内地域理事長より挨拶

 未熟な中で、1年があっという間に過ぎて、2年目少し余裕を持って活動できるのかなと思ったが、このような状況で、これを糧にもっと元気になるようにがんばっていきたい。皆さんのご協力お願いします。

自生遺伝子組み換えナタネ汚染調査活動の取り組みを竹内地域理事長より報告

 全部陰性であった。ずっと継続して検査してきたことで、行政のほうにも話が通るようになってきて、県の方にも検査に立ちあっっていただいた。

産直国産牛について狭間商品おすすめ活動委員長よりアピール

地震の疲れに、お肉を食べて元気になっていただきたい。生産者の方が飼料にこだわり、抗生剤を使わずに安心・安全に育てられた産直国産牛。是非利用していただきたい。

閉会宣言(下飛田環境活動委員長) 

 大変な中、ご参加ありがとうございました。






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