2016年度 県南地域総代会を開催しました

 5月10日(火)やつしろハーモニーホールにて、2016年度県南地域総代会を開催しました。
 

総代定数37名 出席者数22名 委任8名

 

 熊本地震の影響により、当初予定していた第2部を中止し、第1部の地域総代会のみを開催しました。
 2015年度の活動報告、事業総括及び決算報告、2016年度の活動方針、事業計画について提案し、質疑応答の後採決を行い、全ての議案について承認されました。
 総代会終了後に、重野美樹地域理事長と北島修地域常務が、熊本地震支援報告を行いました。

 

●地域理事長あいさつ(重野美樹地域理事長)
 「このたびの熊本地震によりご本人やご家族の方など被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。総代会に先立ち地震にて犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表し、黙祷を捧げたいと思います」(全員で1分間の黙祷)
 「あらためまして、本日はまだ余震も続く中、たくさんの総代の皆様にご出席いただきまして、県南地域総代会が開催できることに感謝申し上げます。また、来賓の皆様もお忙しい中ご出席いただきましてありがとうございます。突然の4月14日の地震、そして16日の本震、またその後に続く大きな余震と、私たちは今まで経験したことがない状況にいます。そんな中果たして地域総代会が開催できるのか、正直私も不安でした。県南は比較的被害が少ないエリアですが、前震、本震、いまだ続く余震への恐怖は計り知れません。本日は、当初ご案内させていただきました内容を変更しての開催になりますが、復興をふまえてのグリーンコープ生協くまもと県南地域本部の総代会となります。ご審議ご検討をどうぞよろしくお願いいたします。」

 

●来賓代表挨拶(地域たすけあい・絆「手とテとて」代表 郷 利恵さん)
 「今回の地震ではたくさんの方が被災されました。人吉の被害はそれほどひどくなかったのですが、違うかたちで精神的に心を痛め、自分たちだけ被害にあわなかったと鬱になられる方がすごく増えて悩まれています。被害状況が大きいので、これから復興に長い時間がかかると思いますが、皆さんと一緒にグリーンコープらしい福祉や、店舗の展開など、色々なことを考えてサポートしていけたらと思います。
初めて参加するので、これからもよろしくお願いいたします。」

 

 

●議長選出
議長 水俣芦北地区 藤本寿子さん 組合員事務局 橋爪愛さん

 

<活動報告>
●2015年度活動報告(重野美樹地域理事長より報告)
 2015年度は、「“地域に飛び出せ”を意識した仲間づくりと利用普及を力強く進める」ことを念頭に置き、職員、ワーカーズ、メーカー、生産者と一丸となって取り組みました。中でも、11月に開催した「グリーンフェスタinくまもと2015 県南センター」はワーカーズ、生産者、メーカー、地域の団体の方々のご協力のもと、産直びん牛乳の試飲やチーズ作りの実演と試食、スタンプラリーなどさまざまな企画を行い、地域の方々にグリーンコープを知ってもらうことができ、仲間づくりにつなげることができました。また、仲間づくりと新規加入者フォローを目的とした取り組みの「はじめましての会」を八代と水俣の2会場で開催したり、郵便局イベントや、地域のまつりにも出向いてグリーンコープをアピールしました。
 昨年に引き続き産直びん牛乳の利用普及に力強く取り組み、産直びん牛乳の良さを伝えるために牛乳実験や試飲を積極的に行いました。
 自生遺伝子組み換えナタネ汚染調査活動に、今年度も代理人と連携しながら取り組み、調査結果を八代市と水俣市に届けました。また、街頭署名にも取り組み、2015年度は「八代よかとこ物産館」で初めて行い、多くの署名を集める事ができました。集まった署名と要望書を八代市と水俣市に届け、組合員の遺伝子組み換え作物反対への思いを伝え、条例制定を強く要望しました。

 

●商品おすすめ活動委員会 活動報告(柴原貴子委員長より報告)
 「はじめましての会」では、グリーンコープ商品の良さをアピールし、利用につなげることを目的に試食メニューの検討や、商品紹介とレシピを載せたチラシを作成しました。産直米や産直青果、産直若鶏などを使った試食を準備し、おいしさを実感してもらうことができました。
 「せっけんシャンプー・リンス ピュアシリーズ」について、新登場のカタログGREEN23号週に合わせて、理事委員、ワーカーズ、職員で決起集会を開催し、利用普及に向かいました。
大矢野原農場(加工場)へ活動委員会で視察に行き、おいしい商品に仕上げようと手作業で製造されている様子などを見学し、視察の様子をパネルにしてグリーンズカフェなどで活用しました。また、八代キープ&ショップで、大矢野原農場(加工場)のGC「あらびきチキンナゲット」などの試食を行い、利用を呼びかけました。

 

●福祉活動委員会 活動報告(内藤葉子委員長より報告)
 福祉活動組合員基金ついての内部学習会を行ったり、グリーンコープの葬祭サービスについて知るため、しらかわ自然庵の見学会を行い、その後のアピールに活かすことができました。
毎年開催している子育て講演会を、今年度は形を変えて、子育て応援映画上映会の形で開催しました。命の大切さや家族の絆を改めて考え、子育てと向き合う母親や家族を応援する取り組みとなりました。
 地域で生きづらさを抱えて生活している人々への理解を深めようと、「大人の発達障がい」をテーマとしたふくしカフェを開催しました。アドバイザーは、地域で活躍されている発達障がいの当事者の方で、明るいお人柄からは目に見えてはわからない生きづらさについて知ることができ、今後もっと理解を深めていかなければならないと感じました。

 

●環境活動委員会 活動報告(土岡由佳委員長より報告)
 ヱスケー石鹼(株)を講師に迎えて、「せっけん学習会」を開催しました。せっけんの性質や歴史、良さをたくさん知ることで、利用普及につなげるための言葉を獲得することができました。また、せっけんを使ったことがない人はせっけんについて基礎から学ぶことができ、せっけんに対しての理解が深まったと思います。
 4R運動を理解し、大切さを伝えるため、グリーンズカフェでは、リユースびんの洗い方や出し方などについてチラシを作成し、今年度から始まったカタログ回収についても併せて伝え、呼びかけました。
市民電力事業について、活動委員会で毎月情報を共有し、グリーンズカフェでは紙芝居やチラシ等を用いて、1人でも多くの組合員の出資につなげられるように、グリーン電力出資金の呼びかけを行いました。

 

●事業総括(北島修地域常務より報告)
 2015年度の供給高は、一人当たりの利用が増えたことにより、増加しました。
 組合員数については、前年を上回る率で加入が増え、脱退は前年を下回ったため、全体的に増やすことができました。

 

 

 

 

 

<活動方針>
●2016年度 県南地域本部活動方針(重野美樹地域理事長より)
「より地域に密着したさまざまな場所でグリーンコープをアピールし、仲間が増えるよう地域に飛び出していきます。また、私たちを取り巻く環境ホルモンや遺伝子組み換え作物の危険性について学び、伝え、「健康」になれるよう利用普及を進めていきます。
そして、組合員活動を充実したものにするため、委員を増やし、体制を整えて、元気に楽しく活動していきます。
1、元気に組合員活動を推進します。
2、「命を育む食べもの運動」を推進します。
3、「いのち・自然・くらしを守る グリーンコープ運動」を拡げていきます。
4、職員・ワーカーズと共にグリーンコープ運動を進めていきます。

 

●質疑応答
Q1、 未集金回収についてお尋ねします。2015年度末に集金できなかった方々について、その後集金できたのでしょうか。高齢者の方々のところでは2ヶ月に1回ちゃんと回収できているのでしょうか。

A1、(北島地域常務より回答)
 本日、資料を持参していないため、正確なところはわかりませんが、4月だけ極端に増えたり減ったりということはありません。高齢者の方については、2ヶ月に1回支給されている年金にあわせて集金するようにしています。なかなかそのときにきちんと集金ができず結果として未集金が増えてるということが要因としてあります。

 

Q2、 組合員の拡大はされていますが、やめた人の理由は何か追及されていますか。また、加入してからやめるまで数ヶ月なのか、数十年なのかも調べられていますか。

A2、(北島地域常務より回答)
 脱退の数字自体は、段々減って来ています。理由の1つとして、拡大を一生懸命頑張ると脱退も減ります。どういうことかというと、加入説明を一生懸命行い、加入後も一生懸命フォローをしていきます。そうすると、結果的に、加入後、1,2ヶ月くらいのところで、慣れなくて脱退される方が減っていきます。
脱退されるまでの組合員の期間ですが、加入後慣れられなくてすぐに脱退される方が5〜6%いらっしゃいます。

 

Q3、自然庵はどこにあるのですか?

A3、(内藤福祉活動委員長より回答)
自然庵は、熊本市の白川沿いと坪井にあります。グリーンコープの葬祭事業は誕生して4年目になり、グリーンコープと同じ思いを持っておられる自然庵さんとの共同事業です。福祉カフェでご案内したり、自然庵から説明に出向く出張サービスを行うなどしてみなさんにお知らせしています。2015年度は地域理事で自然庵に行き見学会を行いました。今年度も周知するための計画をたてて実行していきます。

 

Q4、 生きづらさを抱えている人とは、どのような人のことですか?

A4、(内藤福祉活動委員長より回答)
 一見普通に見えるけれども、社会に順応することが難しい方で、自分にプレッシャーをかけて無理やり合わせている人や、発達障がいを持つ人、また、それだけでなく生活困窮、子どもの貧困問題などすべてを含みます。また、誰でも、「生きづらさ」を抱えているのではないかと考えています。
その様な方が専門家のところに行く手前で、私たちにできることはないかと考えて取り組んでいます。

 

Q5、 高齢になると、注文書を書くときに注文を間違えがちであり、職員の方と電話で間違いが無いか確認をしていただくなど、特別に対応していただいています。高齢者の方が、家族が減ったことなどの理由で脱退されているそうですが、私の場合は買い物難民状態なので、グリーンコープがあって助かっています。組合員が福祉のたすけあいの形で困っている高齢者の対応をしていただけると、高齢者も利用しやすくなり、配達の職員の方も助かるのではないかと思います。

A5、(北島地域常務より回答)
 昨年の総代会でも高齢の組合員の対応についてご意見いただいていました。職員、ワーカーズだけではなく、地域の組合員も参加して、高齢の組合員に対して色々な支援をできないかという提案と受けとめています。グリーンコープ全体の中で、どんなことができるかを考えて、高齢者の方が少しでも注文がしやすくなるよう、また、安心して生活ができるよう考えて行きたいと思います。

 

●第1回地域理事会を開催し、県南地域理事長に、重野美樹さんを確認
(重野地域理事長より、挨拶)
 「今年1年よろしくお願いいたします。熊本地震後は、県南エリア外から通って来られている事務局の方で、地震で通れなくなった道路を迂回したり、渋滞などで何時間もかけて通勤される方もおられるなど、大変な中準備をすすめてきました。
グリーンコープはいのちに寄り添います。まさに今それが試されているときです。私たちがやれることをやっていきますので、よろしくお願いいたします。」

 

●熊本地震支援報告
(重野美樹地域理事長より報告)
 4月14日の地震の直後から、鹿児島から大阪まである他県のグリーンコープから、通れない道を迂回して支援物資を持ってきてくださるなど、いろんな支援をしていただいています。そういう状況が、ホームページにもアップされています。県南エリアは、家具が倒れたりはしても、ライフラインが止まることは無かったのですが、今なお避難所で生活されている組合員さんは、多数いらっしゃいます。避難所などからの要望にも、グリーンコープから支援物資を持ってお届けするなどして対応しています。グランメッセでも毎日お弁当の配布や炊き出しをしています。行政だけでは届かないような場所に、支援を行っています。県南エリアの組合員さんからもたくさんのタオルの支援をしていただきありがとうございました。

(北島常務より報告)
グリーンコープは主に2つのことを行っています。
1、    組合員が注文した商品をきちんと届けること。電気が止まり、エレベーターも動かない中でも、階段でマンションなどの上の階まで届けました。届けられなかったら、組合員さんの状況を把握するため、情報をきちんと集めるということを行いました。
2、    物流センターに災害支援センターを立ち上げ、支援物資を集め、組合員からのいろんな情報をもとに、避難所等の必要なところに支援物資を届けています。グリーンコープのトラックや、グリーンコープふくおかの「買い物カー」を使って買い物支援も行っています。熊日新聞に災害支援センターのことが掲載されましたが、それを見られた方々からものすごい数の問い合わせがあり、支援物資をお届けしています。皆さんのなかで、何かご質問があればお答えしたいと思います。

 

<質問やご意見>
Q、カンパ金について、集めたお金はどのように使われていますか?
A、(北島地域常務より回答)
 グリーンコープで集めているのは「支援金」です。支援物資の配送などの支援活動にすべて使われます。義援金とは違います。

 

Q、メーカーの内田安喜商店はどうなっていますか?
A、(北島地域常務より回答)
 取引業者では、内田安喜商店と、マルキンと、果実連の被害が特に大きいです。内田安喜商店はご存知のとおり益城にあります。地震直後は、道路が遮断されて工場に行くこともできない状態でした。また、従業員の方が被災されているため、労働力が足りていないこともあります。少しずつ復旧に取り組まれている様子です。マルキンさんもかなり被害が大きいです。少しずつ普及に向けて追い上げていますが、復旧には1ヵ月くらいかかると思います。
グリーンコープでも、ドライ商品がお届けできませんでした。商品はあるのだけれども、パートの方が被災されて休まれていたため、物流センターでの仕分け作業ができなかったからです。冷蔵、冷凍商品だけは、連合などいろいろなところから職員に応援に来てもらってなんとか届けることができましたが、ドライ商品までは無理でした。
商品を配達した担当者は、配達先の組合員から「来るはずがないと思っていたところに、新鮮な食べ物が届き、生協に入っていて良かった」などの言葉をかけていただきました。工場は被災していて商品が届かないかもしれませんが、皆さんにはぜひ、注文を続けていただくようお願いします。

 

О、東日本大震災のとき、宮城の知人と話をする機会があり、宮城の生協でも、配達をする人が津波の被害にあったという話を聞きました。グリーンコープがちゃんと商品を届けたことは、かなり組合員にとって励ましになったのではないかと思います。ぜひ商品をちゃんと届けるということをこれからも続けていただきたいと思います。
A、(北島地域常務より応答)
 グリーンコープの職員には、益城に家を建てて住んでいる人もたくさんおり、自らも被災しながら、がんばって出勤している職員がたくさんいます。マンションの10階など、エレベーターが使えなくても、他県のグリーンコープから応援に来てもらいながら、商品を届けるということをやっていこうと思います。
 5年前の東日本大震災では、支援活動のために仙台に常駐しました。そのときは、まさか自分が被災するなんて全く思いませんでした。
 今回、そのときの経験を活かさなくてはと、事務所にずっと詰めて情報をもらって対応していました。しかしそれが終わって家に帰ると、車に泊まるという現実が待っていました。
 学校などの避難所では、世話をされている先生方は避難物資を食べないように言われているそうですが、先生方も被災者なのだから、グリーンコープのものはぜひ食べてくださいとすすめています。支援している先生方が倒れたら困るからです。
 県南は比較的被害が少なかった地域だとは思いますが、長い支援になると思いますので、ぜひ今後はホームページもご覧になっていただきたいと思います。






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