県南地域本部主催で「遺伝子組み換えルーレット=私たちの生命(いのち)のギャンブル=」の上映会を開催しました

 10月3日(月)に、やつしろハーモニーホールにて、「遺伝子組み換えルーレット=私たちの生命(いのち)のギャンブル=」の上映会を開催しました。
組合員をはじめ、八代女性市民の会の方々や県議会議員、地域の取引メーカーの方など、約50名が参加しました。

【「遺伝子組み換えルーレット=私たちの生命(いのち)のギャンブル=」映画紹介】
 遺伝子組み換え食品が引き起こす健康被害の問題を、医療関係者や研究者、獣医などの多数の証言と科学的根拠から浮かび上がらせ、対処方法も提案した作品。

【グリーンコープの食べ物運動についてと県南地域本部の遺伝子組み換えナタネ汚染調査活動報告】

県南地域本部地域理事長 重野 美樹

 「私たちは、2005年から、自生遺伝子組み換えナタネの調査をしております。本来、日本では、遺伝子組み換えの作物は栽培しておりません。ただ、輸入された遺伝子組み換えナタネが、こぼれ落ちて、それが私たちの身の回りで、自生している状況があります。そのため、私たちの環境を守るためにも、2005年から調査を開始して、今年で12年目になります。2007年に、八代市で最初の自生遺伝子組み換えナタネが発見されました。その後、2013年にも、八代市と水俣市でそれぞれ一ヶ所ずつ発見されました。県南エリアは、毎年調査していただいている八代女性市民の会、県議会議員の方にも調査に協力していただきました。今年度、県内117ヶ所調査しましたが、どこも陽性反応は出ませんでした。私たちは、継続してこの調査をすすめていき、身の回りに遺伝子組み換えナタネが自生されないことを監視していきたいと思います。
 なぜグリーンコープが遺伝子組み換えに反対しているかというと、私たちは生命(いのち)を育む食べ物運動をすすめています。食の安全を守るため、食べ物を生み出す環境も守るため、私たちは遺伝子組み換えに反対しています。
 現在、日本に輸入が許可されている遺伝子組み換え作物が8種類あります。とうもろこし、大豆、ナタネ、綿実、ジャガイモ、テンサイ、アルファルファ、パパイヤです。映画の中でも食品表示のことがでてきましたが、食品表示の定義は、表示義務のある主な食品と表示義務のない主な食品の二つの形式になっています。同じものが原料でも、組み換えDNAやそれによって生じたタンパク質が検出できないものは表示義務なしになり、醤油や食用油など、表示義務がなくなります。
 また、原材料の上位4番目以下なら表示義務がありません。全体量の5%以下のものでも、表示義務がないので、知らない間に私たち日本人は、GM食品をたくさん食べているという現状があります。そして、家畜の飼料のほとんどが遺伝子組み換え作物になっています。
 日本とEUの場合では、食品表示の違いがはっきりしています。日本では、5%以内のものは表示しなくて良いとありますが、EUの場合は、0.9%以上は必ず表示しなくてはいけません。レストランの場合も、日本では表示義務はありませんが、EUの場合はあります。飼料についても同じです。
 グリーンコープでは、私たち消費者が選べるように、カタログの中で表示を明記し、皆さんにお伝えしています。産直びん牛乳に関していえば、母牛の飼料は全て、non-GMOの飼料を使っています。母乳を与えているお母さんは、赤ちゃんに母乳を与える間、口にする物にとても気を使われると思います。実際、自分たちが飲んでいる牛乳の母牛の餌はどうなのか。グリーンコープはそこまで考えて、non-GMOの飼料を与えております。
 また、同じ様に、産直たまごもそうです。同じ考え方で、卵を産む親鳥にもnon-GMOの餌を食べさせています。肉も同じ考えです。先ほどの表示義務のなかった油ですが、油の材料の多くに遺伝子組み換えのものがたくさん使われている状況にあります。グリーンコープの油は、non-GMOナタネを使っています。同じように、表示義務のない醤油、味噌、酢もそうです。それらのものを使ったマヨネーズも当然non-GMOのものになります。
 グリーンコープは、自生遺伝子組み換えナタネ汚染調査活動だけでなく、全ての商品について自分達で選べるように、判断できるように、食品の表示の改訂を求める署名運動などの活動も行っています。また、私たちはGMOフリーゾーン運動という、遺伝子組み換え作物を植えない地域を広げる運動もしております。2015年3月には、全国大会を熊本で行いました。
 グリーンコープは、これまでも、これからも遺伝子組み換え反対を貫きます。一人ひとりができること、知ることとそれを伝えること、選んで食べること。私たちは1日3回食事を取ります。その3回で私たちが選べるチャンス、意思を表すチャンスにもなっています。是非、皆様も1日1日、考えて食事を取られてみてください」

【参加者の感想】

くまもと生活者ネットーワーク
八代女性市民の会 幸村 香代子さん
 「GMOが及ぼす人体への健康被害を、はっきりと証明した、画期的な映画であると思った。遺伝子組み換えを止めるためにも、表示を改善するためにも、声を出していかなければならないと思った」

組合員
 「動物実験で症状が出ているのを見て怖かった。このような結果が出ているのに国は何故何もしないのか。子どもや家族には食べさせたくないと思った」

 

    

 






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