2016年11月7日(月)〜11月8日(火)、岩手県の「岩手中央農協」への視察に参加しました

 「岩手中央農協」は全国でも珍しく農協主導で「減農薬」「特別栽培」を行っています。元々美味しいと言われる岩手のりんごに付加価値を付けるために、「減農薬」「特別栽培」に踏み切ったそうです。平成15年から始めましたが、3年後に病害虫が大発生し、9割の農家が離脱してしまったので、その反省を踏まえて、農家を2ブロックに分けて、その一つで「特別栽培」を行い、隔年でローテーションしています。多くの生産者がいらっしゃるのですが、農薬を統一することで箱に「使用農薬」を記載することができ、「安心・安全」を目に見える形にしています。「りんごを売るためにはどうすればいいか?」を考え実行してきた農協の職員の方々の思いが素晴らしかったです。
 りんご部会の部会長さんは農家の出身ではなく、他の生産者の方々も兼業や他の仕事をされていた方が多いのですが、「美味しいりんごを作りたい!」という熱い思いで、様々な工夫をされていました。葉が養分を作るため葉がある方が美味しいので、玉まわしでりんごに色付けるそうです。岩手は「わい化栽培(樹が小さい)」が多く、大きな樹に比べて収穫量は減りますが、品質を統一しやすく作業しやすい上に、斜面にも植えることができる、5年目から収穫できる、植え替えも簡単など、メリットが多いということでした。
部会長さんに美味しいりんごの見分け方を教えてもらいました。赤いりんご(ふじ等)は色でハチを呼び寄せますが、黄色いりんご(王林やシナノゴールド等)は香りでハチを呼び寄せるので、下の部分の穴が開いている物が美味しい状態だそうです。また、ワックスがかかったようにピカピカしているのは、オレイン酸がロウ化していて、中の水分が飛ばない状態なので、美味しさのサインだそうです。
 GCに出荷しているのは「特別栽培」のりんごで、GCの基準では「減農薬栽培品(一つ葉マーク)」です。今はカタログにはスポットでの登場ですが、今後、岩手の美味しいりんごが「早期予約」で購入できるようになるかもしれません。お楽しみに。

 

  

(利用普及推進委員会副委員長 岩本 紀子さんより寄稿)






グリーンコープ生協くまもと公式サイトはこちら

カテゴリー

最近の記事

過去の記事

カレンダー

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

プロフィール

書いた記事数:463 最後に更新した日:2017/11/24

サイト内検索

携帯サイト

qrcode

管理者