福祉委員会メンバーで、福祉活動組合員基金助成団体「NPO法人でんでん虫の会」訪問交流を行いました

 1月20日、福祉活動組合員基金の2015年度地域助成団体の中から「NPO法人でんでん虫の会」を訪問させて頂きました。

 

 『アパートにひとり暮らしをしていたある男性は犬が好きで、寝る時には2匹の愛犬と川の字になって寄り添っていた。ある日愛犬が1匹亡くなったことがきっかけだったのか、残された愛犬を連れて、アパートの生活から車中、そしてホームレス生活へ移行した。しかし、病気で入院。治療、リハビリをしながら回復し、再びアパートを探し入居。協力してくれた人にとても感謝していたという。しかし再び病に倒れ、孤独に亡くなっていた。発見されたのは亡くなってから2か月後のことだった。その方は、体調が悪くても「これ以上するとみんなに迷惑をかけるから」といろいろ気を遣って遠慮をしていたという。こういった悲しい出来事がきっかけとなり、ひとり暮らしの会員同士がお互いに顔を合わせ、支え合うことを目指して2010年に発足した。』

 

 2016年2月の福祉活動組合員基金助成団体報告会でも、代表の船本さんのこのお話には、強く心を打たれました。現在、活動の核になっている3名の方は、この出来事がきっかけに、とにかくひとりじゃない、みんながいるよ、お互い様の「なんでん・かんでん・いつでん・どこでん・だれでん」支え合いの気持ちで立ち上げられたというお話をうかがい、まさに命を守るための支え合いであることを知りました。そして活動内容を「ささえ愛」と呼んでいらっしゃいました。
 お話をうかがっていて、行政の仕組みに入れずに困っている方々がとても多くいることを知りました。多くの生活困窮者支援の制度も、行き届かないところがたくさんあることを知りました。
 訪問したアパートは、日中の「居場所」として毎週月曜日と金曜日にひらかれています。また、「おしゃべり会」は毎週水曜日に行われています。
 団体が身元引受人をしていることから、最近はコミュニケーションの全くない方への緊急依頼が来たりするような「コンビニ的な利用」が増えているとも述べられていました。
 この活動が、どれだけ尊い命を守ることにつながっているかという事を強く心に刻まれた訪問となりました。
 こういった地域団体があるからこそ守られている命がある。そういった団体に福祉活動組合員基金が役立てられていることを知り、毎月拠出する100円の存在の重みを感じました。

 

(福祉委員会委員長 内藤葉子さんより寄稿)






グリーンコープ生協くまもと公式サイトはこちら

カテゴリー

最近の記事

過去の記事

カレンダー

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

プロフィール

書いた記事数:460 最後に更新した日:2017/11/16

サイト内検索

携帯サイト

qrcode

管理者