2017年8月17日(木)〜19日(土)で、グリーンコープ共同体主催の「2017年度長野県りんご三産地視察・交流」に行ってきました。

グリーンコープ共同体主催の「2017年度長野県りんご三産地視察・交流」に行ってきました。

 

開催日時:2017年8月17日(木)〜19日(土)

実施場所:長野市八ケタ会(豊能町)、ながの農協飯綱(飯綱町・三水)、信濃五岳会(小布施町)

 

 グリーンコープの産直りんご、桃、プルーン、そして、ネクタリンや季節の果実は、産直生産者が、たくさん汗を流して一生懸命育てた果物です。是非食べて美味しさを味わってみてください。今年も、組合員が長野のりんご産地へ伺い、生産状況や特長を知り作柄について聞いてきました。組合員と生産者が直接顔を合せて、意見交換し、交流することが出来ました。

 

 8月17日、豊能町の「八ケタ会」のりんご圃場(峯村さん)・プルーン圃場(小原さん・佐々木さん)・りんご圃場(内山さん)をそれぞれ見学させていただきました。
 真っ赤に色づいた小さな実がたくさん着いた受粉用の「メイポール」が目につく園地では、テニスボール程の青いりんごがどの樹もたくさんついていました。開花後の花摘みから摘果を5回〜7回行い、9割落として1割残すことでおいしいりんごにするそうです。
 今の時期、摘果に葉摘み作業が加わり、除草剤を使わないためシーズン中最低7〜8回行う除草作業と合わせて暑い中、大変な労力をかけておられました。減農薬で手塩に掛けておいしいりんごを育てられていて、園地で腐乱病のため樹の枝葉が黄色く弱った樹もあり、枝の途中で手当をしたが広がりが抑えられずに切り倒すことになると説明されました。菌による病気は、雨や風などで移るので、防除による予防以外に方法がないとのことで減農薬でりんご(果実)を育てる大変さを実感しました。寒くなると霜の影響も心配で出荷するまでずっと気が抜けないそうです。
 濃紫色のプルーンの実がたわわに実る園地では雪の重さで枝や太い幹ごと割けて落ちた被害も見ました。7品種を育てていて適期に1個1個の熟度を手で触れて確かめ出荷されます。品種毎の出荷期間が短く何が届くか楽しみです。

  

 


 8月18日は、飯綱町・三水村にある「ながの農協飯綱」三水フルーツセンター(ながの飯綱農協)・プルーン圃場(小林さん)・桃圃場(原田さん)・りんごと西洋梨圃場(白石さん)を見学しました。
 三水フルーツセンターでは、桃の出荷・選果中でコンテナの桃(8kg)が山と積まれていました。選果レーンで箱詰めの様子を見せていただきました。白鳳やあかつきが選果がされていて、現在グリーンコープの産直桃800g企画と2kg企画を出荷されています。
 早生は早くやわらかくなるので、必ず当日朝取りの桃を朝8時までに生産者が出荷され8時30分から選果作業開始、当日中に出荷されます。
 プルーンの生産者は20名程おられて、全てグリーンコープ仕様の防除で生産されています。現在まで雨や風の大きな被害はなく順調に生育し、安心・安全で美味しいプルーンが出荷されています。
 桃はちょうど袋を外す作業の最中で、目の前に大きく色づいた桃がたくさんなっている様子に感動しました。せん孔細菌病という葉に穴が開く病気などあり、袋がけは病害虫から実を守る目的もあるそうです。
 りんごや西洋梨の矮化栽培を研究されている白石さんの圃場では、より多く花芽がつくよう枝を下向きに誘引しスリムに仕立てた樹が並んでいます。樹の列と列の間が広くてまっすぐで除草や手入れ、摘果・収穫が楽に効率よくできるようにされています。将来の果樹生産を効率よく、誰でも楽に作業できるような栽培方法を次の世代のために一生懸命研究・実践されていました。
 ラ・フランスがおすすめで、上手に追熟してもらい「とろとろ」で食べて欲しいそうですよ。生育はまあまあですが、今年の日照不足を心配されていました。

 

 

 

 


 8月19日、小布施町「信濃五岳会」りんご圃場(小林さん)、桃・ネクタリン・ワッサー圃場(大嶋さん)、プルーン圃場(小林さん)を見学しました。
 グループ皆さん若い方で、昨年から入られた最年少の小林さんの圃場で黒星病での被害状況を話してもらいました。葉っぱや実に黒い班点がついて広がって大きくなると傷になる。食味に影響がないので毎年星の数や傷の大きさで出荷基準を決めるそうです。年によっては組合員のところに届く中に被害果が入ってくることもあります。
 桃は病気を避けるため出荷ぎりぎりまで袋を掛けて育てていました。せん孔細菌病の被害で、木の中で菌が越冬するので防除が難しく木を切ることもあり、常に新しい苗木を育てているそうです。隣ではネクタリン(中は桃で外はつるっとしている毛のないスモモ)やワッサー(皮に毛があって中がネクタリン)など様々な果樹が栽培されています。大嶋会長の圃場で収穫された津軽、シナノスイート、ふじを搾って作られたとてもおいしいりんごジュースが、産直みかん・産直りんご両方予約注文者へのプレゼントになっています。
 りんごなど果樹は適期に防除し病気を防がないと木が枯れたり弱ったりするので、グリーンコープの減農薬基準で生産するよう本当に工夫されていました。せん孔細菌病で、せっかくたくさんなった実が次第に落ち腐敗しかけていたり立ち枯れて行く様子をみて、この後切り倒すしかないと聞いて減農薬で生産するリスクを実感しました。
 大嶋会長の「美味しさは土地の恵。減農薬で作る安心・安全は生産者の努力。これからも精進します」の言葉に、産直の生産者と組合員とのつながりを大切にしていきたいと感じました。

 


◇行程・スケジュール◇
8月17日

11:30  羽田空港集合
15:30〜 八ケタ会りんご圃場視察・交流
19:00〜 八ケタ会生産者の方と夕食交流
8月18日

 8:00  ホテル出発
 8:40〜 三水フルーツセンター(農協の集荷選別施設)視察
       三水管内 りんご・桃・プルーン・洋梨圃場視察・交流
12:00〜 昼食 生産者白石さんと昼食交流
13:00〜 三水アップルミュージアム見学
15:00〜 JA全農長野ビルにて三産地合同交流会
17:30〜 三産地との懇親会
8月19日

 7:20  ホテル出発
       信濃五岳会 りんご・プルーン・桃・ネクタリン圃場視察・交流
11:15〜 信濃五岳会の方々と昼食・交流

 

(本部組合員事務局 國本 聡子さんより寄稿)






グリーンコープ生協くまもと公式サイトはこちら

カテゴリー

最近の記事

過去の記事

カレンダー

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

プロフィール

書いた記事数:460 最後に更新した日:2017/11/16

サイト内検索

携帯サイト

qrcode

管理者