第十九期通常総代会を開催しました

 6月4日(火)に、熊本市中央区のくまもと森都心プラザにおいて、グリーンコープ生協くまもと主催で第十九期通常総代会を開催しました。4つの地域本部から選出された単協総代274人(本人出席132人、委任出席142人)が出席。理事長、各専門委員長、専務、常務が、2018年度の活動報告、事業報告、決算報告及び2019年度の活動計画、事業計画、予算案について提案し、審議検討後採決を行い全議案が賛成多数で承認されました。
 総代会終了後に開催した第1回理事会で、引き続き矍誓蕾討気鵑鬟哀蝓璽鵐魁璽彑原┐まもと理事長として確認し、2019年度がスタートしました。

 

●開会あいさつ

 「人吉・球磨準地区」が3月30日に設立総会を迎え、この通常総代会より総代として参加いただいています。人吉のキープ&ショップができてから5年目ですが、このように組合員の輪が広がり、グリーンコープに集う仲間が増えたことを嬉しく思います。昨年は、仲間づくりの取り組みとして、KAB元気フェスタに出店するグリーンコープとのコラボ商品開発の様子を、テレビ番組で3週間に亘って特集していただきました。その放送が流れた影響でしょうか、当日は、産直びん牛乳やネグロスバナナなどの試飲や試食を「ぜひ飲んでみたい」、「食べてみたい」と、たくさんの来場者の方がグリーンコープの出店ブースに集まられ、グリーンコープ30周年記念企画として実施したこの取り組みでは多くの方の加入につながりました。本日は会場のロビーに、私たちグリーンコープによる「サロン活動」や「東無田食堂」などの災害支援活動で出会った方々の笑顔あふれる写真を展示させていただきましたので、ぜひご覧ください。2019年度も、楽しく活発に組合員活動を頑張っていきたいと思います。(矍斥事長)

 

●来賓代表挨拶

 5月21日に熊本で初めて開催した「GREENGREEN交流会in熊本」は、たくさんの組合員の皆さんにお越しいただき、大盛会のうちに終えることができました。総勢200名弱の方が交流することができましたので、参加したメーカー・生産者と組合員それぞれから感想を集めているところです。それを今後取り組みの参考にしたいと思います。(グリーンクラブ熊本支部会 支部長 蠧眦聴卒郛ε 大石博美さん)

 

●議案審議について
理事長、専務、各専門委員長、常務より各議案を提案しました。
■2018年度 活動報告
 2018年はグリーンコープ連合が設立から30周年を迎え、くまもとでも30周年を盛り上げようと様々に取り組みました。7月15日に上通びぷれす広場で開催した「グリーンコープ30周年マルシェ」は、青果生産者をはじめ、メーカー・生産者の皆さんにも多数出店いただき、延べ1,500人の方が来場され大盛況でした。また、10月20日、21日のKAB元気フェスタでは、テレビ番組とのコラボで、産直びん牛乳や産直豚肉を使ったメンチカツなどを開発し出店しました。テレビ番組を通してグリーンコープの安心・安全な食べものを紹介し、大きな手応えがありました。30周年記念商品開発として、GC「産直れんこん入り生ハンバーグ」の開発検討を12月理事会より開始しました。今秋の登場へ向け、検討をすすめていきます。3年目となった熊本地震支援活動については、みなし仮設や在宅被災者の居場所づくり「つながるカフェ」で、天草や山都町へのお出かけサロンに取り組みました。また、益城町の東無田地区では、6月から月2回「東無田食堂」を開催し、地域のお母さん方も積極的に関わっていただいています。南阿蘇村立野地区へは、地震後初めて開催された神社の秋祭りの直会(なおらい)のお手伝いや、移動販売に通っています。その他の地域でも、それぞれに異なる歩みをすすめる地域に寄り添えるよう、組合員も地域ごとに関係性を深めながら、被災地が地震前よりも元気になるようにと、サロン活動などを続けてきました。居場所づくりや、生きがいづくりのための取り組みを今後も続けていきます。(矍斥事長)

 

■2018年度 専門委員会活動報告
<利用普及推進委員会>

 2018度は産直びん牛乳の取り組みに加えて化粧品学習会を開催することにしたため、他地域本部の取り組みに参加したり、様子を共有するなどして、各地域本部がスムーズに取り組むことができるよう心がけました。また、委員会では、年度初めに「家で作って食べよう」を合言葉に活動することを確認し、家庭での料理を大切にすること、そのために委員会を時間内に終わらせることを意識して進めました。忙しい日々の中でも家で作りたくなるようなレシピを集めるために、年間を通して時短レシピや乳和食レシピを共有し、地域組合員総会に向けて「時短・乳和食レシピ集」としてまとめました。産直びん牛乳については、年間を通して行った「取り組み参加者限定の定期予約呼びかけ」と「新規加入者への定期予約呼びかけ」が良い結果となりました。産直びん牛乳の良さを知らない方への声かけは、今後も重点的に取り組みたいと思います。(松尾委員長)

 

<福祉委員会>

 グリーンコープの福祉の拡がりを感じ、情報の共有や視察を行う中で、今日までのグリーンコープの地域福祉の歩みを更に深く学ぶことができました。また、2018年度は11月に熊本で「第5回生活困窮者自立支援全国研究交流大会」が開催されました。事前学習で、グリーンコープの生活再生事業が始まる時の組合員の思いや、生活困窮者自立支援は私たちの生活にとって身近なものであること、そして誰もがその可能性を持っていることを知りました。その中で、「知る」というキーワードが出てきました。知らないということは、時に偏見を生むことになります。その偏見がなくなっていけば、生きづらさを感じながら生きている人が少しでも生きやすくなるのではないかと思います。これからも知ったこと、学んだことを、取り組みや広報誌、ホームページを通して組合員に発信していくことに努めていきたいと思います。(小林委員長)

 

<組織・環境委員会>

 「グリーンコープ30周年マルシェ」でのせっけんに関するアンケートやせっけんモニターの取り組みを通して、せっけんの利用率がまだまだ低いことがわかりました。これからも、せっけんの良さや使い方をより多くの人に伝えていきたいと思います。4R運動に関しては力を入れて取り組んでいますが、返却方法が間違っている方が時々いらっしゃいますので、いろいろな機会に正しい返却の方法を伝えていきます。アジアとの連帯について、ネグロスやパキスタン、パレスチナなど、多くの国との共生と支援、民衆交易について、今後も学習し組合員へ伝えていきます。「共生・平和長崎自転車隊」では、子どもたちが「不戦」のゼッケンを背負って柳川から長崎まで125kmを走り、平和について改めて考える機会となりました。2018年度は各委員会で話し合い「グリーンズカフェのしおり」の記事を作成し、託送料金の問題についてもチラシや紙芝居を作成し、伝えました。組織・環境委員会は、せっけん、脱原発、4R、平和、アジアとの連帯など、とてもたくさんの分野があります。どの活動も素晴らしく、学ぶことが多くあります。みんなの思いはひとつ、「みどりの地球をみどりのままに」未来へ繋げるための活動を、今後もすすめていきたいと思います。(下飛田委員長)

 

■2019年度 活動計画
 今年度特に力を入れて取り組みたいことは、以下の3点です。まず第1に「仲間づくり」です。2020年8月にグリーンコープ生協くまもとは20周年を迎えます。その20周年をより多くの仲間とともに迎えることができるように、「仲間づくり」に特に力を入れて取り組みます。第2に、組合員と生産者・メーカーの顔の見える関係をさらにつくっていきます。2018年度は、商品事故により私たちにとって大切な商品が手に入らなくなるという悲しい出来事がありました。二度とそのようなことが起こらないように、私たち組合員が県内にある生産者やメーカーの工場などへ出向く「商品の確かさを確認する活動」に取り組みます。そして、熊本地震発生から4年目になりますが、これからも熊本地震支援活動を続けていきます。
【2019年度 基本方針】
2020年8月のグリーンコープ生協くまもと20周年に向け、「仲間づくり」を力強くすすめるとともに、活動組合員を増やすことにも取り組みます。
◆屮哀蝓璽鵐魁璽彎ι覆粒里さを確認する活動」に取り組み、グリーンコープの食べもの運動を積極的にすすめます。
CΩ業社会を目指し、グリーンコープでんきの輪を広げ、託送料金の問題について取り組んでいきます。
ぅ錙璽ーズとともにグリーンコープの運動をすすめます。
イ弔覆る熊本(熊本地震支援活動)に取り組みます。
γ楼菠〇磴鬚垢垢瓩泙后
А峪佑弔龍生(自然と人の共生・人と人の共生・女と男の共生・南と北の共生)」を基にグリーンコープの統一的な運動テーマに取り組みます。(矍斥事長)

 

■託送料金を問う―原発を無くしていくために―
 グリーンコープは、「命と原発は共存できない」と脱原発運動を続けてきました。「自分たちで電気をつくりたい」と市民電力発電所づくりに取り組み、24ヶ所の発電所を建設しました。現在グリーンコープ全体で4,000人が利用しているグリーンコープでんきは、2018年11月から原発フリーの電気の供給が実現し、くまもとの馬洗瀬小水力発電所と杖立温泉熱バイナリー発電所の電気も組み込むことができています。新電力であるグリーンコープでんきは、電線などの使用料として託送料金を払っていますが、託送料金の中に原発に関する費用が含まれていることがわかり、国や九州電力に問い合わせや意見を届けています。話し合いで解決できるのが一番ですが難航しています。「福島の復興や廃炉のために払いたい」という方もおられますし、私たちもその通りだと思います。「払いたくない」のではなく、「その決め方がおかしいのではないか」と問いたいのです。「国会で審議されず、『大臣が決めていることだから』だけではおかしいのではないか」と社会に問いたいのです。このまま話し合いが難航すれば訴訟も考えています。電気は私たちの生活に無くてはならないものであり、熊本地震の時に九州電力の方が電気の復旧のために昼夜を問わず懸命に頑張られていたことを忘れることはできません。グリーンコープは九州電力の皆さんと闘いたいのではなく、ぜひ一緒に考えてほしいのです。日本の新しいエネルギー政策について良い道がないか、一緒に考える機会になればと考えています。(高濱理事長)

 

■第五次福祉事業3ヵ年計画2018年度進捗状況報告と2019年度計画について

 くまもとでは、「福祉事業3ヵ年計画」として約20年に亘って取り組んできました。このようにずっと取り組んでいますので、地域福祉に大きく貢献していると思います。2018年度は、「ほのぼの・玉名」、「有料老人ホーム三里木」、「生活介護施設ちなむ」、移転してセントラルキッチン方式になった「配食サービス パセリ」と、5月から6月にかけて4つの地域本部それぞれ1箇所ずつ、新しい事業所をオープンさせることができました。オープン初年度の2018年度はパセリ以外の施設を黒字にすることはできませんでしたが、各事業所でワーカーズの皆さんが黒字を目指して頑張っていますので、これからです。古町幼稚園は2018年度より認定子ども園となり、新しく54人の子どもたちが入園しました。地域の方からも、「子どもたちのにぎやかな声が戻ってきた」と喜ばれています。県央東地域本部での「重度心身障がい児(者)多機能施設事業」、県南地域本部における、「ひきこもりがちな不登校児の居場所づくり」、「県南ステーションでの移動販売車の調査と検討」については、2019年度も引き続き検討を行い、実現を目指します。(金崗鑢獲事)

 

●質疑応答
<総代より>
「東部センターが新しくなりましたが、トイレが2階にしかなくエレベーターもありません。ユニバーサルデザインについても考えていただきたかったと思います。今後は、ぜひユニバーサルデザインを考えた施設をつくっていただき、更に、余計なエネルギーを使わないように二重サッシにしたり、屋根に太陽光発電を設置するなど、「さすがグリーンコープ」と言われるような施設にして欲しいです。託送料金の問題については、「先を見据えた予防原則に基き今回裁判をし、託送料金については政党を問わず提案したい」とあり、安心しました。広く国民全体に知らせたいです。決まった後にではなく、決まる前にどうにかしてほしいと思っています」
<応答>
「グリーンコープらしい建物をというご意見はごもっともだと思います。福祉センター三里木建設の際、図面を引くときにいろいろな視点をもって臨むことが重要だと感じました。今後に活かしていきたいと思います」

 

<総代より>
「2019年度の予算がプラスになっていることに感謝しています。以前、マイナス予算であることに対して意見を届けたことがありました。前年度に比べ広報費を減らすなど努力されていると受け止めました」

 

<総代より>
「グリーンコープの組合員になってまだ2年ほどですので、わからないことばかりですが、本来なら国が行うべきことをグリーンコープがたくさん行っているようです。そのことで赤字になり、今後グリーンコープがなくなったりしないだろうか、あまりにも手を広げすぎているのではないかと心配です。託送料金の問題については、「共生の時代」を熟読し、グリーンコープが正しいと思いました。なぜ国が返答できないのか、なぜ原発を止めることができないのか、いろいろな背景があるのだと思いました。しかし、赤字であれば裁判については不安があるので訴訟には賛成しかねます」
<応答>
「ご意見ありがとうございます。2018年度に4ヶ所開所した施設については、社会福祉法人グリーンコープが運営されています。ワーカーズの皆さんが力強く運営されていますので、私たちも応援していきたいと思います。熊本地震の影響で建築資材などが高騰し、当初の予定よりも費用がかかりましたが、福祉活動組合員基金の活用も考えながら、これからも取り組んでいきたいと思います。会計制度が変わり、将来発生する費用を引き当てなければならず、職員の退職引当金などにより次期繰越損失金として計上していますが、グリーンコープ生協くまもとの事業としては単年度黒字です。裁判について、国にはもっとオープンな場所で堂々と審議していただきたいと思います。また、裁判になれば社会的に、多くの人に託送料金の問題点について知ってもらえると思います。よく耳にする「原発の電気は安い」「原発が止まると日本は発展しない」などが本当かどうかも含めて、自分たちにできることを考えていけるよう、みどりの地球をみどりのまま次の世代に繋いでいくために、すすめていきたいと思います」

 

●休憩時間を活用して

<ファイバーリサイクルについて>

 竹内県央東地域理事長が、購入したファイバーリサイクル品を身に付けて登場。「ゆう*あいショップ三里木」を紹介し、パキスタンの子どもたちへの海を越えた支援についての説明と、「まだじゅうぶん着られるけどもう使わないというような、長く着てもらえる物を集めている」ことを伝え、協力を呼びかけました。「ゆう*あいショップ三里木」ワーカーの染矢さんが、パキスタンの「アル・カイールアカデミー」について説明され、「これまでに約4,500人が通い、女子校の建設も予定されている」、「現地では、日本からの衣類は信用があり高く買ってもらえるが、荷物の中に1枚でも汚れたものがあると、価格が下がることも知っておいて欲しい」と話されました。

 

●会場のロビーで、「ゆう*あいショップ三里木」による、ファイバーリサイクル品の販売と、熊本地震支援活動で訪れた際に撮影した、サロン活動などの笑顔あふれる写真の展示を行いました。

 

 

 

 






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