東地域本部 活動委員会だよりのご案内です。
<商品おすすめ活動委員会>
<福祉活動委員会>
<環境活動委員会>
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講師にFP円縁の御書典子さんをお迎えし、退職後の生活資金、家計収支の把握、年金、税金、保険についてや、これからどのように過ごしていけばいいのか等をお話いただきました。配偶者や自分自身の定年退職後は大きく生活が変わるので、時間や保険制度等リタイア後をイメージしておくことが大切とのことでした。
セカンドライフとは余生ではなく、次のステップなので改めて生活を見直す必要性を学びました。年金制度や社会保障制度も会社員だったり自営業者だったりまた、年齢の違い等、一人ひとりでの違いが大きいので自分の現状が分からない場合は公的窓口で教えてもらえるとのことでした。
最後に共済の案内もあり、改めて共済の内容を押さえることができました。いずれ訪れるセカンドライフに向け、今からどのように暮らし、一日の時間をどのように使い、生きがいを見つけることが大事です。しっかりとプランを立て、安心して過ごしていけるように学習した内容を、地区や地域に広めていきたいと思います。
東地域本部 福祉活動委員会
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(商品おすすめ活動委員長 若田千尋さんより)
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真剣に話を聞いています
マイナス30℃の冷凍庫体験
GC「みたらし団子」は直火で焼いて、みたらしのタレをかけます
GC「よもぎ餅(粒あん)」国産のよもぎを100%使用しています
組合員からのメッセージを届けました
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(商品おすすめ活動委員長 若田千尋さんより)
組合員が作ったバルーンアーチ
開催前のミーティング
オープニングアクトの始まりです
肥後七草会の生産者と元気くん
でんきトラックがみんなのカーボンニュートラルでいっぱいに
屋内もにぎわっています
商品おすすめ活動委員会ブースでグリーンコープのヨーグルトをアピール
福祉活動委員会ブース
環境活動委員会ブース
元気くんの福笑いも登場
GМOフリーゾーングッズ販売
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シニア家計簿クラブ
2023年11月11日(土)10〜12時(Zoom)
手元資料は「知っておきたい、年金のきほんのき」でした。ページをめくる毎に出てくる活発な質問にも、その都度、講師の御書典子さんが分かりやすく応答され、年金制度の仕組み、まさに「きほんのき」から丁寧に学べました。シニア家計簿クラブの主な目的が「年金生活でどう暮らすか」なので、遠くない未来がイメージできて、とても参考になりました。(取材しながら、個人的な質問をし掛かる程、熱心に聞き入っていました)
参加者から「らくらく家計簿クラブから移行しました。今では週1のペースで家計簿をつけないと落ち着かないです。いろんな観点で話を聞けて良かったです。これからも勉強を続けて“推し活“を楽しみたいです」「ずっと仕事尽くめだったので年金や税を学ぶ余裕がありませんでした。このサークルで、話を聞くのがとても楽しかったです。自分の人生を再び生きたいです」「家計簿、完璧につけられてはいませんが意識は高まりました。サークルメンバーとは、意図した出会いではない出会いでしたが、それが楽しかったです。学習した内容は、今後の参考になりました」との声が寄せられました。サークルメンバーの皆さんは、申し込まれた方々をランダムに組み合わせたグループとは思えない程とても仲良くて、同じメンバーでの「シニア家計簿クラブ」サークル活動が1年限りなのが残念そうでした。(4人参加)
↑左端がFP円縁の御書さん
らくらく家計簿クラブ
2023年11月16日(木)10〜12時(益城町復興まちづくりセンターにじいろ)
「現役から年金生活までのお金の流れ」と題した人生シミュレーションゲームに参加しました。講師とのジャンケンの勝敗で4人家族の12年間のキャッシュフロー表が変化していくのですが(子どもの教育費や家のリフォーム、車の買い替えや夫婦での旅行、夫が定年を迎えた時の再就職や妻の就職の有無など、空欄になっている箇所に、数字を書き込んでいきます。例えば支出欄に、講師に勝ったら10、講師とあいこだったり負けた場合は100。収入の欄に、講師に勝ったら100、講師とあいこだったり負けた場合は10といった具合です)、10回程の勝ち負けの末、預貯金残高がプラスで終わる人と悲惨な結果に終わる人と、悲喜こもごもでした。大きく家計が動くのが、やはり定年を迎えた後の年金生活からでした。講師の白木千紗さんからは「人生設計を立てる上で欠かせないお金の動き。その基本が家計にあるので、収支を把握するためにも管理することが重要。老後に幾らぐらい必要なのかを予測して準備しておくと、安心につながる」とのことでした。
参加者から「状況で変化する制度について、最新を知ることができるので助かります」「情報交換の場としても良かったです」「60代で知るのも大事だけど、もう遅いのよねぇ」の声が印象的でした。(4人参加)
↑前列左側がFP円縁の白木さん
FP円縁とは…
「組合員の家計と暮らしを守る活動に取り組んでいます。私たちはグリーンコープ「生活再生事業」の一環である「家計と暮らしの応援活動」を担い、組合員対象のライフプラン講座や、こづかいゲームなどの学習会を中心に活動をしてきました。現在はグリーンコープ生協以外の一般企業、公共団体、学校などからも依頼を受けています。わかりにくい制度や情報を生活者の目線から伝え、グリーンコープの理念を活かし、地域再生を目指した活動をしています」(ホームページより)
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スコップケーキのフルーツは冷凍のものでもOK♪
子どもさんと一緒に作れるくらい簡単ですよ〜
ドレッシングは酸味があるので、きびさとうを加え調整してみてください(^—^)//
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松橋地域委員会ニュースvol.7を発行します。
2024年度 地域組合員総会も始まります。
組合員の皆さんぜひ、お住まいの地区の総会に参加してください。
地区のメンバー一同、お待ちしています。
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2022年10月6日(木)、第二十二期臨時総代会を開催し、「『2027カーボンニュートラル』に向かう件」を提案しました。しかし「もっと組合員の検討が必要ではないか」「順番が違うのではないか」などの意見が出され、議案は否決されました。
受けて、理事会や各機関会議で検討や意見交換を行い、それぞれがこれからの地球やカーボンニュートラルについて、また財源についても検討を重ねてきました。およそ1年後となるこの日に修正案を提案し、活発な意見交換の後、議案は可決されました。
採決の様子
第1号議案
「地球温暖化の状況に対して、次の世代の子どもたちに、『みどりの地球をみどりのままで』手渡すための私たちのカーボンニュートラルの取り組み」の件
提案する小林理事長
地球温暖化や気候危機が進めば、「生物・食料・の危機」を引き起こします。それは「全ての生命の危機」「食べものの危機」「平和の危機」であると言えます。「みどりの地球をみどりのままで」子どもたちに手渡したいという願いを超えて、現在・そして未来の命を守る行動が今の私たちに求められています。グリーンコープの取り組みは小さなことかもしれませんが、生協の活動は水面に石を投げ波紋になる…その石を投げる立場になりたいです。
昨年の提案では、財源として商品価格に1%上乗せとしていましたが、共同体理事会での意見交換を受け、利用代金に1%と修正しました。同意してくださった組合員から1%を拠出していただきますが、同意されない組合員からは拠出いただきません。くまもとの単協理事会を先頭に、組合員・ワーカーズ・職員みんなで、多くの組合員の同意を得られるように呼びかけていきます。
出された意見・質問 (一部抜粋)
Q.カーボンニュートラル実現に向けての内容として、組合員を増やすことについては、どう考えておられるのですか。
A.くまもとは現在登録組合員が6万人台、注文書の配布が4万人台です。試算では、それぞれ倍にしなければなりません。何を して増やすかについては連合会で検討しているところです。今までとは違うやり方で増やす方法を考えています。
O.小さいころ田舎で育ち、自然の中で暮らしていました。今は実家に帰っても川は泳げなくなり、畑もなくなりました。グリーンコープはこれまでもいろいろなことに取り組んできて、福祉事業や生活再生事業も、先の先を見据えていろいろな活動をしてきています。カーボンニュートラルもグリーンコープらしく進めてほしいと思っています。
質問に答える上村専務理事
現在予定されている財源の使い道
・ドライアイスの削減
・森林経営
・エコシュリンプの養殖池の周りにマングローブ植林
・電気自動車の導入とそれに伴う充電施設
ワーカーズ連合会の芝代表が配送ワーカーズの立場から、夏場の配達時の過酷さなど、ワーカーの負担を軽減するために、電気自動車の導入が待ち望まれる現状を報告。
採決の結果
・総代定数260
・本人出席104
・委任出席156、欠席0
第1号議案 可決 賛成170、保留60、反対28
第2号議案 議案効力発生の件 可決 賛成多数、保留0、反対0
(広報室取材)
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蘇陽町総合支所に集合。生産者の車に先導してもらい、自家用車または乗り合わせにて圃場に移動しました。圃場では、整然と並んだ約7,000株のグリーンボールが朝露を浴びてキラキラ輝いていました。「8月上旬に種をまき15日に定植しましたが、その後は少雨のため生育が遅れ気味です」と話される生産者の工藤さん。収穫前の試食で、グリーンボールをそのまま食べると「甘くてサクサクとした歯触りでとても美味しい!」と感激する参加者。生産者から収穫の方法などをお聞きし、包丁を使って収穫していきました。「採れたてをお店で販売したい」と、はりきって収穫するお店のワーカーズの皆さん。「仲間のワーカーに食べてもらい美味しさを伝えたい」と、たくさん収穫する配送ワーカーズの皆さん。どんどん上がっていく気温と参加者の熱気で、みんな汗だくになりました。
収穫したグリーンボールを涼しい日陰に置いた後、圃場の前で交流会を行いました。風鈴会会長の本田さんが楽しいクイズで盛り上げてくださり、正解すると全員に青果のプレゼントも。また、生産者が収穫して持参されたキャベツと大根を参加者で購入させていただきましたが、瞬く間に完売しました。
平地に比べたらずっと涼しいはずの蘇陽町で、しかも11月だというのに真夏のような日差しです。温暖化の影響は私たちの想像を超えていると感じました。キャベツの生産者の方は「今年は猛暑が続き、たまに雨が降ることで中心が蒸れてしまい、出荷後に傷みが出ることもありました」「このままだとキャベツは作れなくなるかもしれないです」と話され、カーボンニュートラルの取り組みが“待ったなし”であることを再確認しました。
さまざまな職種のワーカーズと共に産地で体感したことを仲間のワーカーや組合員へ伝え、多くの利用につなげたいと思います。
(広報室取材)
圃場に集まった参加者
グリーンボールの試食。ちぎってパクッ
生育の様子や、収穫の方法を聞きます
収穫の様子
収穫したグリーンボールを持って、ハイ・チーズ
収穫したグリーンボールを運びます
交流会の様子。生産者のクイズで盛り上がりました
キャベツと大根も大人気でした
現在も終わりが見えない「ロシア・ウクライナ戦争」のきっかけは、17世紀に遡る。国家間で政治・宗教・民族・核の問題などの複雑な背景はあるが、戦争は一市民を巻き込む。今回その現状について、子どもでも分かるよう、木村真三先生が丁寧に言葉を選びながらお話ししてくださった。グリーンコープが行っているウクライナ緊急支援が、現地に届いていることもご報告いただいた。最後に福島第一原発のALPS処理水放出にも触れられた。
質疑応答では、私たちに何かできることはあるか?と戦禍にある人々を心配する声やALPS処理水の安全性を心配する子どもたちの質問があがり、質問に丁寧に答えてくださる先生のお話に真剣に聞き入る姿が見られ、子どもたちの関心の高さもうかがえた。大人も子どもも平和について考える貴重な機会となった。
(健軍桜木地区 環境活動委員 三山亜希子さんより寄稿)
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東地域本部 活動委員会だよりのご案内です。
<商品おすすめ活動委員会>
<福祉活動委員会>
<環境活動委員会>
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玉名地域委員会だより「すまいる」?3が届きました。
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東地域本部だより「えがお」を発行しました。
ぜひ、ご覧ください♪
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最初に天草地区運営委員長の吉田さんより開会のあいさつがされました。
あいさつをされる吉田委員長(右奥)
次に当日の試食に準備された「クリスマスケーキ(全6種類)」について、商品おすすめ活動委員会よりそれぞれの特長を丁寧に紹介されました。30号で注文すると5%OFF、34号からは3%OFFになることが案内されると、「5%OFFは30号だけなのですか」との質問が出されました。
受けて橋本センター長より「30号から33号までは5%OFFですが、チラシは30号だけしか入らないので注意していただきたい」という案内と、「冬のおくりもの」の案内がされました。
当日参加されていた「ふくしサービスセンター イルカ」と「デイサービスセンターゆるりの家・天草」から事業所の紹介と、スタッフ募集について案内がありました。説明をしてくださった橋口さんは、以前地区運営委員会で活動されていた方だそうです。
続いて、カーボンニュートラルについて「グリーンコープふくおか」のワーカーズ作成の「共同購入ワーカーズの現状」と題したパワーポイントに沿って吉田委員長より紹介されました。
内容としては、
・配送トラックの中の暑さに耐えられず、離職率が高い。
・1人当たり、1日約60件の配達を行うが、そのためには、60回の乗り降りが必要。
・組合員にいつも接しており、組合員に一番近い存在で、やりがいのある仕事。社会的な意義もある。
・熱中症の危険もあるこの仕事は、EV車にすることでやわらげられる。2027年までにはEV車に切り替えたい。グリーンコープのワーカーズだからこそEV車にしたいということが説明されました。
クリスマスケーキの試食
・準備された6種類の種類のケーキを小さくカットしたものを、各自2切れ迄の試食がありました。(あとで、もう1切れが追加されました)
・産直みかんジュースやインスタントコーヒーなどが準備され、しばらくの間テーブル毎に会話が弾んでいました。テーブルには紙が配布され、「私がやっているエコ」を書いてもらうようになっていました。
テーブル毎に、エコ生活の発表
・野菜の栽培に、酢と焼酎を混ぜたものを使うことで、農薬がいらない。
・グリーンコープの物を積極的に買う。
・栗の鬼皮で染め物をする。
・ドクダミを焼酎につけたものをスプレーすると虫刺されにいい。
・なるべくほうきを使って掃除をする。
・新聞紙を活用。容器や包装用として作っておき、人に物をあげる時に使う。
・台所では、ぼろタオルなどで油を拭きとってから洗う。
・市から配布されたコンポストの話題。
・野菜の乾燥機は4万5千円くらいだが、市からの補助があり、手出しは1万3千円くらい。パリパリに乾燥するので、それを畑に入れる。
・雨水をためて植物に散布する。
・歯磨きは、使ったらチューブを切り開いて最後まで使い、洗えばプラごみとしてリサイクルに出せる。
・スタッフ個人のごみは各自持ち帰り、事業所ごみにならないようにする。(ゆるりの家)
活動委員会からのアピール
商品おすすめ活動委員会
・ヨーグルト3種の食べ比べ。…味を覚えておいて、カタログ注文の際の参考に!
・牛乳の自由注文ができなくなる。(びん不足のため)
・牛乳についての細かな紹介。資料のこと。殺菌方法のこと。ノンホモについて。
・びん牛乳のため、臭いがつかない。
・「生乳生産者にタオルを贈る取り組み」の呼びかけ。
福祉活動委員会
・社会福祉法人グリーンコープの紹介(YouTube)
180の事業所があり、3,000人以上のワーカーズが働いている。
ふくし情報でんわ・福祉用品・在宅支援が3つの柱
YouTubeで「共に生きる」を検索すると続きが見られる。
・福祉活動組合員基金がどういうことに使われているかの紹介
環境活動委員会
・当初食べものに興味があったが、グリーンコープの活動で「台所は川や海の入り口です」ということばを聞いてから、出すことに 興味を持つようになった。
・「アルカリウオッシュ」の万能性についてアピール。
・「パックスナチュロンキッチンスポンジ」はプラ容器の洗浄にも最適。へたらないので、長持ちする。
・昨年発売されたGC「キッチンのしゃぼん固形」はとても使いやすい。
(先ほどケーキを食べたお皿の汚れを拭き取り、GC「キッチンのしゃぼん固形」と「パックスナチュロンキッチンスポンジ」を使って洗浄体験)
・洗ってみての感想
♡お皿の水切れがとてもいい。汚れ落ちもきれい。洗った後の手もしっとりして良い。家では汚れ落ちが悪い時は合成洗剤に頼っていたが、この洗い上がりはとても良い。固形せっけん気に入りました。(複数)
地域委員会よりのお知らせ
・地域委員会と地区運営委員会の組織図を見せながら、委員募集中であることの案内。「とにかくオブザーバー参加をしてみませんか?いろいろなことが学べてとても良い活動ができますよ」
地区運営委員さんも、参加した組合員さんもとても積極的で、パワフルな感じでした。
参加者の中には、「10時開始だけれど11時過ぎにしか来れない」ということで、遅めの参加をされた方がおられましたが、すぐに溶け込んで話が弾んでいました。
時間配分も申し分なく、とてもいいテンポでの進行で、終了時間まで参加者も飽きることない時間を過ごされていたようでした。
(広報室取材)
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東地域本部 活動委員会だよりのご案内です。
<商品おすすめ活動委員会>
<福祉活動委員会>
<環境活動委員会>
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まず、ながみね地区の三宅知央子地区運営委員長が開会のあいさつ。
続いて、整理収納コンサルタントのキタノヒロミさんによる「ルンルン!お片づけセミナー」が始まりました。
よくある「レジュメに沿って」ではなく、板書を自ら写し、書いて覚えるスタイルでした。昔と比べ現在は物が増えている状態なので「出す→分ける→戻す」がポイントだと学びました。
質疑応答では、実際の暮らしにおける困りごとを解決するためのアドバイスや、「心の整理整頓」についてなど、「暮らしをワンランクアップ」するための有意義な学習会となりました。
交流会では、それぞれの地区に分かれ、4種類のクリスマスケーキを試食しました。地区運営委員から「クリスマスケーキ」の丁寧なアピールはもちろん、「地区運営委員募集」「グリーンコープ葬祭サービス」「GREENエコノート」「福祉活動組合員基金」「4R」についても、詳しい説明がありました。
(広報室取材)
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西地域本部福祉委員会より、【福祉だより 1号】をお届けします。福祉委員会メンバーの声と、100円基金について、もっと知っていただくことができるよう特集しています。ぜひ、ご覧ください。
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ふくしサービスセンター おおきな木
1998年、子育て支援のワーカーズとしてスタート。2000年の介護保険制度スタートから高齢者福祉に関わり、現在に至っています。介護保険、障がい福祉、生活応援などの訪問介護を主に受託していますが、大変なケアを受け持っているとは思えないほど、明るくて賑やかな雰囲気の事業所で、スタッフの方々は「利用者さんに元気を届けるのが私たちの仕事です」と言われていました。
食事作り、買い物、洗濯、掃除などの家事支援に加えて、おむつの交換やお風呂の手伝いなどの身体介護、お出掛けの際の同行援護、デイサービスの送り出し・迎え入れなどの他、利用者さん宅での泊まりでの見守りや、病院での付き添いなど、サービス内容は多岐にわたっていますが、「地域で頼られる存在でありたい」という気持ちで関わられています。訪問介護の利用者の状況の変化があれば、すぐ近くにある「ほのぼの・水俣」や「サテライト」と連携し、利用者が「ほのぼの」に慣れるまでスタッフとして支援するなど、本当に利用者に寄り添った対応をされていました。
「この事業所を作られた先輩たちの思いを引き継ぐのも、私たちの大切な役目だと思っています」と、管理者の山下ゆかりさんは優しい笑顔で語られました。
「おおきな木」管理者の山下さん
小規模多機能ホーム ほのぼの・水俣 サテライト
2001年に、デイサービスセンター「ゆるりの家・水俣」として開所。利用されるご本人と家族の在宅生活を続けたいという思いや願いを支えようと、その時々の必要に応じて「通い」「訪問」「宿泊」を組み合わせた支援を行う小規模多機能ホームとして、2017年に再スタートしました。
サービスに細かな制限がないため、時間や支援内容など、一人ひとりのニーズに合わせた、柔軟な支援計画を立てることができるのが特長です。
「介護の3Kは、感動・感謝・こころだと思っています」と、管理者の鶴田起視子さん。デイサービス利用者が、急に訪問介護に変更されたときには食事を家まで運んだり、宿泊に変更する方のためにと、宿泊室を4部屋増設するなど、利用者に寄り添った対応をしています。「デイサービスだけでは気付かないことも、訪問介護を組み合わせることで、今あるご本人のできる力を失わず、どうにかして自宅で暮らせるようにお手伝いをすることが、とてもやりがいになっています」夜間対応もしていて、「『近所が火事になった』と、夜間に呼び出されたこともあるんですよ」と、頼られたことがとても嬉しかったお話しをされたのが印象的でした。
家庭的な雰囲気のデイルーム。天気のいい日にはお出かけするのが楽しみ
お世話をしてくださるスタッフの方々
管理者の鶴田さん
ケアプランセンター水俣
「小規模多機能ホーム ほのぼの・水俣」と同じ建物の2階にあるケアプランセンターには、3人のケアマネジャーの方が常駐して、利用者90人程のケアプランを受け持っています。
利用者の状態に合わせて23項目をチェックし、プランを立てるのが大きな仕事。毎月利用者宅を訪問して話を聞くと、困りごとが変わってくるそうで、「利用者さんが望むことが叶って初めて信頼されるので、そこは頑張ります」と明るく話をされる管理者の清水由紀子さん。
「地域で自発的なサービスを行っている方たちのことも含めて、トータルに支えることで、地域の人たちとつながって存在できることが嬉しい」と言われていました。そして最後に「ケアマネジャーとして、一緒に感動してくれる仲間が欲しい」とも。
いつも笑顔を絶やさない3人のケアマネジャー。右端が清水さん
小規模多機能ホーム ほのぼの・水俣
要支援や要介護の状態になられた方が、「一日でも長く住み慣れた自宅で、これまで通りの生活を続けていきたい」という思いを叶えるための、介護保険サービスを提供する事業所として、2007年に設立されました。地域の方々とのふれあいの場である「地域交流室」も設置されていて、コロナ禍前には、外部からの利用者もおられたということでした。施設の中は、“ほのぼの”とした雰囲気で、利用者の方々が我が家にいるような気持ちで過ごしておられる様子が伺えました。「ほのぼの・水俣サテライト」との違いは、“制作系”を好まれる利用者が多いということで、壁には多くの制作物が展示されていました。
9月から新たに管理者になられた宮本直人さんは、「地域密着型ということにこだわっていることを、皆さんに知ってほしい。県外に素晴らしい小規模多機能ホームの施設があり、そのような施設を目指したい」と語っていました。
デイルームでは、利用者の方が思い思いのことを楽しんでおられました
壁には利用者さんの作品が飾られています
宿泊室
調理室
管理者の宮本さん
(広報室取材)
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東地域本部 活動委員会だよりのご案内です。
<商品おすすめ活動委員会>
<福祉活動委員会>
<環境活動委員会>
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<馬洗瀬小水力発電所>
農業用の用水路を活用し、水が高いところから低いところへ流れる力を利用して発電します。用水路は明治時代につくられたもので、途中、手掘りされたトンネルを通り抜け、発電に利用された後の水は田んぼへ流れていきます。
「下城の大イチョウ」近くの川にある、取水口が見えるところへ向かいます。
筑後川支流の椛木川
取水口付近。落ち葉などが詰まりやすいので、掃除が欠かせません。
発電所までは、徒歩でしばらくかかります。
馬洗瀬小水力発電所
発電機周辺の様子
<杖立温泉熱バイナリー発電所>
温泉の蒸気の熱(熱源)で沸点の低い作動媒体を蒸発させ、発電機のタービンを回すことで発電します。熱源と作動触媒の2つの熱システムがあるので、バイナリー発電と呼ばれています。温泉水は旅館などのお風呂で活用されます。
発電所とその周辺の様子
全体の様子
各発電所には看板が設置されており、発電の仕組みをわかりやすく伝えています。近くに行かれた際には、ぜひ、立ち寄ってみてください。
発電所付近の風景。杖立温泉街
(以上、広報室取材)
<当日配布資料>
※画像はクリックすると見やすくなります。
夏休みに入る前に伺いたいとお願いし、梅雨真っ只中の蒸し暑い朝、熊本市西区二本木の奥まった場所にある「古町幼稚園」の門扉をくぐりました。
園長の大林和子さんに園内を案内していただき、それぞれのお部屋の説明を伺いました。
大林園長。門扉のところで。出入りのセキュリティが厳重でした。
【さまざまなお部屋の紹介】
エントランス。ノスタルジー感あるタイル壁。本棚には沢山の絵本がありました。
ランチルーム。奥に見えるのが調理室。安心・安全なグリーンコープの食材で、温かいお食事が提供されます。
食事のマナーについて、わかりやすく掲示してあります。給食の内田博美先生と一緒にパチリ。
当日のお昼ご飯。刻み方や味付けなど、年齢に合わせた工夫がありました。
「認定こども園」なので、小さな子どもたちもいます。見知らぬ大人とカメラに興味津々。
大きな声で歌うは「チューリップ」。愛らしい仕草でチューリップを表現していました。
思い思いの遊びに興じています。奥ではブロック遊び。
何やら工作中。ハサミの使い方にも慣れています。
お人形をお風呂に入れている子、お店屋さんごっこをする子、無心にコップを高く積んでいる子。
この後、玉ねぎの皮でハンカチを染色する予定とか。なので、汚れ防止のマント姿。
10月に開催される運動会で披露する和太鼓の練習。とても凛々しく、自ら発する「やりたい!」という熱意を感じました。
【園庭の紹介】
広々とした運動場。雨上がりとあってか、蝉の声が一段とかしましかったです。数々の樹木には、それぞれの実が生るそうで、収穫したら食材にするそうです。これぞ活きた食育!
砂場。囲いがあって、安全面でも目が届いて安心だと思いました。使わない時には、シートを被せてあります。
プール。夏空の下、子どもたちの歓声が聞こえてきそうでした。
【大林園長談】
「年齢に応じて、それぞれの部屋に分かれて過ごしています。3〜5歳児のクラスでは、年少の子どもたちが過ごす部屋を真ん中にして、年長組と年中組がお世話しやすいように両側から守る態勢で配置しています。
『このクラスではこれをさせる』とかのカリキュラムは特にないです。豊かな自然環境の中で、子どもたちが好きな遊びをのびのびと楽しんでいます。
年長さんが和太鼓に取り組んでいるのも、子どもたちがやりたいという気持ちになってから始めました。今年は、運動会を10月に開催します。今、熱心に練習しているので、その頃には子どもたちのかっこいい姿が見られると思います。
このあと玉ねぎの皮でハンカチを染色する年中の子どもたちは、運動会で使用する衣装も染色する予定なんです。このクラスは、この春、ビオラの花にいたツマグロヒョウモンの幼虫をたくさん捕まえて、蝶になるまでを観察し、その成長の過程をみんなで楽しみました。
今、園に子どもたちは78人います。定員が97人なので、幼稚園枠に若干の余裕があります。『認定こども園』では、子どもを最長11時間30分お預かりすることができるので、保護者の方からのニーズも高いです。
一緒に働いてくださる保育教諭さんが、もっと増えると嬉しいなぁと思います」
【認定こども園について】
「認定こども園」とは、教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設。保護者の就労の有無に関わらず施設の利用が可能。集団活動・異年齢交流に大切な子ども集団を保ち、健やかな育ちを支援。(内閣府ホームページより引用)
0〜6歳児を預けることができるので、きょうだいが同じ園へ通える利点があります。
住所:熊本市西区二本木4丁目4−13
電話:096-352-4907
URL:http://fukushi-greencoop.or.jp/prog/dbs/194
https://furumachi.fukushi-gc.com/
2018年4月に熊本市から歴史ある古町幼稚園をグリーンコープが継承して運営。翌年には幼稚園型認定こども園へ移行。
(広報室取材)
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東地域本部だより「えがお」を発行しました。ぜひごらんください♪
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玉名地域委員会だより「すまいる」No.2が届きました。
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「松橋地域委員会ニュースレターvol.6」をお届けします。
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<参加者の感想>
・とても勉強になりました。グリーンコープの化粧品の良さを知りました。メーカーさんにお会いして知ることができて良かったです。参加したことで今後使ってみたい商品が見つかりました。ありがとうございました。
・肌質診断では水分、油分、弾力を測定してもらい、自分の肌の状態を知ることができて良かったです。また、正しい基礎化粧品の使用量や化粧の仕方を学ぶことができて良かったです。
・初めて肌質診断をしました。思っていた以上に肌の状態が良くてびっくりしました。これからも油断せずにスキンケアを行いたいと思います。
・キープ&ショップで肌質診断ができて、良かったです。カタログで見るだけでなく実際に綾肌を使うことができて大満足でした。
・1人15分という限られた時間の中で、肌質診断と自分に合った基礎化粧品、自分にピッタリなメイクを教えていただき、大満足でした。次はじっくり時間を取って学習会をしていただきたいと心から思いました。
<肌質診断とメイクアップの様子>
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東地域本部 活動委員会だよりのご案内です。
<商品おすすめ活動委員会>
<福祉活動委員会>
<環境活動委員会>
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まず、本社工場にて簡単な説明を受け、帽子をかぶりアルコール消毒、エアーシャワーをし、製造ラインの見学をしました。作業員はそれに加え、作業服に着替え、コロコロで全身のホコリ、ごみを取りますが、見学ではガラス越しに廊下から見るので服はそのままで入ることができました。商品の異物混入を防ぐ対策を徹底していることが良くわかりました。
まず、GC「キッチンのしゃぼん固形」の製造ラインを見学しました。窓の向こうの機械で流れている様子を見ながら説明を受け、その場で質問したり、とても活発な雰囲気でした。GC「キッチンのしゃぼん液体」、GC「せっけんシャンプーtsuya リッチタイプ」の製造を見学しました。化粧品やシャンプーなどのタンクは製造後、タンク内に人が入って、せっけんで洗うそうです。
次に、第二工場に移動し充填の様子を見学しました。ガラス越しの作業部屋はクラス10万レベルの洗浄機でとてもきれいな空間でした。ガラス越しに見ても空気が澄んでいて、床もピカピカで本当にきれいなところで充填されていました。
学習会では、いろんな実験をしたり、せっけんの上手な使い方、アルカリウォッシュの使い方など、実験を交えて説明されました。言葉で聞くだけより理解しやすく、頭にしっかりと入りました。社員の方たちの商品への思いや自信も伝わり、これからのせっけん生活が今までよりずっと楽しくなりそうです。せっけんではあまり汚れが落ちないとか、せっけんカスのことが気になり、せっけん生活を始められない人も、せっけんの原理を理解して使えば問題なく使えることを伝えたいと思います。何より環境のことも考えて周りにしっかり伝え、広めていきたいと思う視察でした。
★質疑応答
Q.アルカリウォッシュのみ、または酸素系漂白剤で洗濯している。せっけんなしだが、それはどうなのか。
A.軽い汚れならアルカリウォッシュのみで良い。ひどい汚れはせっけんを入れないと落ちない。酸素系漂白剤はアルカリウォッシュよりアルカリが強いので、一緒に入れるとアルカリウォッシュが無駄になる。酸素系漂白剤は漂白効果があるので布へのダメージもある。毎日使うのは避けたほうが良いが、日々の洗濯槽、排水溝の掃除も兼ねて使うなら、布の様子を見ながら使ってみてほしい。生乾きの臭いは汚れが残っているところに菌が増殖するため臭うので、しっかり汚れを落として、ひどい時は酸素系漂白剤のつけ置き、30〜50℃のお湯2ℓに小さじ山盛り2杯入れると良い。
Q.上履きの黒ずみの落とし方を教えてほしい。
A.黒ずみは細かい泥の蓄積なので漂白剤では落ちない。せっけんをたわしにこすりつけて泡立てて汚れを掻き出すように洗うと良い。
Q.アルカリ剤は何でできているのか。
A.水酸化ナトリウムは海水から。水酸化カリウムは岩塩から。どちらも塩を電気分解して作る。
Q.きくらげが商品にあるのはなぜか。
A.元々、社員の実家がきくらげ栽培をしていたので、せっけんの通信販売の中で細々と販売していたらグリーンコープの目にとまり、九州産きくらげを探していたとのことで、本格的に商品化した。山鹿の山で栽培し、乾燥まで地の塩社で行っている。
★参加者の感想
・初めてせっけん工場を見学しました。工場内は清潔感があり衛生管理が徹底されている様子がわかりました。普段私たちが使っている、GC「キッチンのしゃぼん固形」が製造されている様子を見ることができて良かったです。学習会ではアルカリ3兄弟の話を聞きました。せっけんの補助として有効なのはアルカリウォッシュであることを再認識できました。また、血液汚れにはアルカリウォッシュをつけると良いと聞き、早速後日試してみました。本当にきれいに落とすことができました。襟や袖の汚れにも試してもみたいと思いました。
・本社工場見学では食品工場と同じように衛生管理がしっかりされていることに安心感を感じました。固形せっけん、液体せっけんの製造ラインを見学させていただき、思っていたよりも手作業が多いことに驚きました。固形せっけんの製造途中の段階をいくつか触らせていただき、なめらかで泡立ちの良いせっけんになるまで手間がかかることもわかりました。
・社員の方のお話では、市販品との具体的な違いや、アルカリウォッシュ、酸素系漂白剤の使い方も詳しく聞けて勉強になりました。実際に工場に伺い、直接お話を聞いて商品も手に取って試すことができ、とても学ぶことが多かったです。こだわって作っていただいているせっけんをもっと利用し、大切な人や周りの人にすすめていこうと思います。
・1つの商品は、1つのラインで、1日で完成するように計画されていて、最後のカスの洗浄まで責任を持って製造されている様子がわかりました。化粧品の製造ラインでは担当者が決まっていて、一つひとつの商品を人の手で確認作業が行われていて、機械任せにしていないところも安心できると思いました。
・せっけん学習会には何度か参加したことがありましたが、そのたびに新しい学びがあり、まだまだ知らないことが多いと思います。工場の第一印象は「綺麗」。食品工場と同じように手洗い、衣類のホコリを取り、帽子も2枚重ねてエアーシャワー室に入りました。各部屋の入り口で粘着シートを通りました。ゴミ、ホコリのない清潔な環境で作られているとわかり、よりみんなにすすめたくなりました。せっけんも食べものと同じように一つひとつ丁寧に作られていることがわかりました。使用する自分も大切に使わなければと思いました。学習会終了後に地の塩社の商品が並べてあり、あれもこれも家の水回りで使用している商品ばかりで驚きました。靴下やシャツの襟周りを今までおふろのしゃぼんで身体と一緒に洗っていましたが、お洗濯のしゃぼん固形の方が汚れは落ちると伺ったので、使ってみたいと思いました。
・工場は清潔感があり、少ない人数で一つひとつの作業を丁寧にされていました。実験もZoomで見た時よりもわかりやすかったです。直接現場を見ることができて良かったです。
・液体せっけんの作り方を、実験を通して学ぶことができて良かったです。アルカリウォッシュの使い方もよくわかりました。また、いろんな使い方を学ぶことができました。
・地の塩社の工場はとても綺麗にされていました。各部屋に「整理、整頓、清潔」という3Sの文字を壁にかけてあり、せっけんや化粧品を作る工場だと思いました。工場内は人が少なく機械化されていて設備も費用もかかっていると思いました。固形せっけんの製造も1日で終了しているとのことや、異物混入しないように包装するまで検査されていることがわかりました。アルカリウォッシュの使い方を詳しく説明され、とても良かったです。液体せっけんより固形せっけんの方が長持ちすることも含めて、利用をすすめていきたいと思いました。
・製造場所からボトリング作業まで見せていただき、とにかく綺麗な場所だなと思いました。異物混入などないように徹底して管理されているのだろうなと思いました。
・質疑応答では質問に丁寧に答えていただきありがとうございました。身近にあるせっけんですが、実はあまり知らなかった特性もあり、せっけんの力を使いきれてなかった気がします。いろいろ教えていただいたおかげで、せっけん生活をより楽しんで使っていけそうです。
・地の塩社という社名が新約聖書の「地の塩」という言葉から引用されているというのを初めて知りました。「塩は人々の生活に欠かせないもので、目に見えないところで人々の生活に役立っている。そういう生き方を目指したい」と創業者はそんな想いを、社名に込められたとのこと。私たちが毎日キッチン、洗面所、お風呂場、また洗濯と欠かすことができないせっけん。シャンプー、リンス、ヘアケア製品とありますが、他に布ナプキンもあります。こどもはみがきジェル、「きくらげ」は意外でした。何故「きくらげ」を生産されるようになられたのかの由来も知り、発見がありました。工場内ではとてもクリーンで、また、従業員の方々の日常の清潔さは勿論の様子でした。泡立ちが良いほうが洗浄力も増すとのこと。また、実験を通してミネラル分に弱く、水に溶けるとアルカリ性になり、すっぱいもの(酸性)に弱いと知りました。これからはせっけんの濃度を増やし、洗浄力を上げたいと思いました。また、十分に泡立てた状態ですすぎたいと思いました。
「?地の塩社」で製造されている、グリーンコープのせっけんや化粧品を手に、「いつも愛用しています」と笑顔の、松橋地域委員会委員長竹下さん。
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せっけん製品での洗濯、せっけんシャンプーの使い方のコツを学ぶに留まらず、せっけんに切り替えたことでの肌トラブル等の解決や軽減の体験談でも盛りあがり、会場でのせっけんを巡る共感の輪が広がるのを肌で感じるものとなりました。対面の場を持つことで、ユーザーの感想を直接聴いていただく機会となり、メーカーへの感謝の言葉も届けることができました。
昼食交流会にて、キッチン用せっけん・洗剤に関する意見交換の後に、商品開発部門の方から「男性も台所仕事(洗い物含む)に目覚める商品作りを目指す」旨のお言葉もあり、会場一同で拍手喝采でした。
山鹿市にある工場への皆さんの関心も高く、東地域本部でも久々の工場見学が企画されるのでは、と期待しております。
せっけんへの理解が深まると共に、メーカーとグリーンコープの環境活動委員との距離がぐっと近づいたと感じた、濃厚な学びの時間でした。
田口副社長さんからの「せっけんを広める取り組みは、心地良くなくては続かない」という言葉が心に響きました。私個人でも、アルカリウォッシュをはじめ、少しハードルが高いと感じていたせっけんシャンプーも、段階的に取り入れていきたいと考えています。
今回は、洗浄に関するライフスタイルの見直しの貴重な機会をいただきました。
?地の塩社の皆様、Zoom等でご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
「人に、環境に、みんなに優しいせっけん」から、子どもたちに贈りたい未来への第一歩、踏み出してみませんか?
(半田 恵美さんより寄稿)
「松橋地域委員会ニュースレターvol.5」をお届けします。
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私たちが伺った時はちょうど給食の時間。子どもたちは手作りの木の椅子とテーブルで各年齢に分かれて楽しそうに食事をしていましたよ!
子どもの食の段階ごとに調理されているそうで、メニューは熊本市の公立保育園と同じものをグリーンコープの食材を使って作られているそうです。栄養満点!そして安心ですね。食器は強化磁器でできた陶器のようなお茶碗!まるで大人と同じ体験ができるなんて素敵だなぁと思いました。
そして何より子どもたちが楽しそうに過ごす姿だけでなく、スタッフの方々が明るいこと!!スタッフ同士の連携の良さと同じ理念に向かって保育をされるチームワークを感じました。
ここで育つ子どもたちが元気に楽しく毎日を過ごせるよう願いやみません。
東地域本部 福祉活動委員 楠 緑さんより寄稿
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玉名地域員会だより 「すまいるNo.1」のご案内です。
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東地域本部 活動委員会だよりのご案内です。
<商品おすすめ活動委員会>
<福祉活動委員会>
<環境活動委員会>
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【開会の挨拶】(理事長 小林香織さん)
2020年1月に発生した新型コロナウイルス感染症の影響で、通常総代会をこのように一堂に会して実施できるのは3年ぶりとなります。通常総代会は生協にとって、方針・予算を決定するとても大切な場です。本日ご出席の皆さん、しっかり審議いただきたいと思います。また、今日は来賓の皆さまにもご出席いただいており、グリーンコープ生協くまもとを応援していただいている方々がいらっしゃることを皆さんにお伝えしたいと思います。臨時総代会で扱いましたカーボンニュートラルについては、今回は特別報告とさせていただきます。
【議案審議】
■第1号議案 2022年度事業(活動)報告及び決算報告承認の件
【2022年度活動報告】(理事長 小林香織さんより報告)
2地域本部体制がスタートし、年度当初は模索しながらでしたが、次第にそれぞれの活動のスタイルが地域本部・地域委員会で作られてきており、取り組みの仕方もそれぞれの工夫が感じられました。活動委員を増やすという視点から、地区運営委員会にお誘いしやすいように、試食の経費の見直しを行いました。「試食できる商品が増えた」と、良い点がありましたが、「活動組合員を増やす」ことにつながった様子は見えませんでした。コロナ禍で地域組合員と出会う機会が少なかったことから、2023年度までは見直し後の経費で継続し、年度末に聞き取り・検証を行いたいと思います。
6月11日(土)に、水俣・熊本みらい基金主催で開催された「緒方正人さん・斎藤幸平さんによるオンライン講演会&トークショー」に参加しました。緒方さんは、「水俣病事件は、水俣病の発生から始まったのではなく、チッソが水俣に来た時から始まった」と語られました。文明や近代社会がもたらした問題の中で、私たちは当事者であることに気付かされました。
コロナ禍で2年間開催が中止されていた「共生・平和長崎自転車隊」が、ふくおかの組合員を対象に再開されました。くまもとからは「日帰り応援隊」として29人参加し、一番の難所といわれる日見峠とゴールの爆心地公園前で応援しました。地域本部で平和を願いながら折られた千羽鶴を奉納しています。平和のつどいが爆心地公園で開催され、原子爆弾が長崎に投下された11時2分に黙祷を捧げました。その場でなければ感じられない雰囲気や、あふれ出る感情があります。「応援隊」は早朝の出発になりますが、ぜひ、多くの方に体験し、不戦や平和について考えてほしいと思っています。
オールグリーンコープで緊急支援募金を行ったウクライナから、ジャーナリスト団体のお二人と通訳の方お一人が、7月25日(月)〜28日(木)に熊本に滞在されました。戦災と地震災害という違いはありますが、熊本地震から復興していく熊本の姿を見ていただき、ウクライナが戦災から復興していく時の希望となるよう、また、少しの間戦争を忘れて過ごしてもらいたいとの思いを抱きながら、同じ時間を過ごしました。昨年2月に始まったロシアによる軍事侵攻の現状についての報告会では、思わず目をそむけたくなるような写真や胸が苦しくなるようなお話をお聞きして、「これが戦争で、現実なんだ」と参加者の誰もが思い、一日でも早く戦争が終わることを願いました。
東地域本部では昨年度より桜木店経営委員会を立ち上げ、店舗ワーカーズとの話し合いを重ね、カーボンニュートラルを意識したお店作りを計画し、約1ヶ月の店休期間を経た後、10月1日(土)にリニューアルオープンしました。当日は、見たこともないような行列ができ、地域に愛されている、なくてはならないお店になっていることを感じました。
12月1日(木)に、山田正彦さんと天笠啓祐さんを講師に招いて、「私たちの食の安心・安全を考えよう!どうなってるの?どうするの?ゲノム編集食品」を対談形式で開催しました。(本部会議室・Zoomウェビナー開催)このことは、企業がゲノム編集トマトの苗を福祉施設や学校に無料配布しようとしていることや農業県である熊本でゲノム編集トマトが栽培されていることを受けて計画しました。事前に参加者から聞き取った質問を交えながら対談を進めたことで、参加者が興味を持ち集中して参加できたようです。また、山田正彦さんは、10月に開催されたオーガニック給食フォーラムについても話され、参加者は有機の食材を使った学校給食に興味を持ちました。
2月に「GMOフリーゾーン運動全国交流集会in東京」に参加しました。生産者によるデスカッションや海外からの報告がありました。タネを守り農業に従事されている方や教育現場での食の安心・安全について語られる方など、全国で、世界で、同じ思いの方がおられることが嬉しくもあり、自分たちが運動をしていくことへのパワーをいただきました。
12月に、人吉市に子どもの居場所「ひだまり」が開所しました。開所式には人吉市長をはじめ、校区の校長先生や自治体の方が出席してくださいました。「令和2年7月豪雨」以降、ワーカーズコレクティブ ヒトハレの皆さんがいかに地域に寄り添って来られたのかを感じることができました。
1月30日(月)に、組合員主催で、グリーンコープ内のハローワーク「グリーンコープで働きませんか?」を開催しました。開催日前からワーカーズへの問い合わせや、取り組み直後にも問い合わせがあり、人材確保につながりました。
産直生産者との交流については、旧地域本部エリア毎に産地を割り当てました。産直交流は、顔が見える関係を築くと同時に青果の良さを知ることができます。産直交流活動協議会では、生産者と組合員それぞれが今年度の報告を行いました。生産者からは、地球温暖化や気候危機の中での青果の栽培について語られ、私たちの安心・安全な食を守るためにも、カーボンニュートラルの取り組みを一人ひとりが真剣に考えて行動していく必要性を強く感じました。
【2022年度事業報告】(専務理事 上村猛さんより報告)
日頃から、配送担当者の職員・ワーカーズ、店舗のワーカーズ、社会福祉法人グリーンコープのワーカーズがお世話になっていることについてお礼申し上げます。ありがとうございます。
配送共同購入事業、供給高については、各センター毎に、「2022年度の予算、実績、予算からどうだったのか、前年からどうだったのか」について一覧表にしています。予算比で98.9%、前年比は99.4%の実績となっています。次に、組合員拡大、配布枚数・回収枚数についてですが、組合員拡大については、予算5,640名に対して実績4,268人で終了しました。達成率は76%でした。昨年実績を大きく下回り、前年比で87.1%前年実績比で△632人となりました。昨年度のような地域からの問い合わせも減少し、かつコロナ禍の状況であることは変わらず、組合員拡大のイベント関係もほとんどできない中、組合員・ワーカーズ・職員の力を結集し、4,268人の新しい組合員を迎え入れられたことは評価できるのではないかと考えています。加入については前年実績を下回りましたが、脱退は昨年実績より272人少ない結果となり、登録組合員は前年から134人増加しています。
店舗の売り上げは前年度を下回りましたが、店舗でのキープ業務については、前年を大きく上回りました。
■第2号議案 2023年度 事業(活動)計画・予算案承認の件
【はじめに】(理事長 小林香織さんより提案)
新型コロナウイルス感染症は5類となり、多くの規制が緩和されています。これまでのWithコロナ、これからのAfterコロナを意識して活動していきたいと思います。顔を合わせて話をする、気持ちを交わし合うことの素晴らしさや力を私たちはコロナ禍で改めて感じました。この経験で感じた思いをより強くして、地域の組合員や未組合員の皆さんと出会えるよう活動していきます。
昨年度よりスタートした地域化は、それぞれのスタイルを作り出し動き出しています。組合員・ワーカーズ・職員が共に歩みを進めていくことが大きな力となると思います。お互いの違いや考えを尊重し合い、時には寄り添い支え合いながら活動していきましょう。
地球温暖化・気候危機への取り組みが検討されています。この問題は「みどりの地球をみどりのままで子どもたちに手渡したい」という私たちの願いや生活に直結するものです。このまま地球温暖化・気候危機が進めば、私たちの生活も大きな影響を受けることになります。生物多様性の損失・健康被害・貧困・食料不足が大きな問題となっており、グリーンコープ運動の集大成として、一人ひとりが「我が事」として引き寄せて考え行動し、その輪を広げます。
「GMOフリーゾーン運動全国交流集会inくまもと」を2024年2月に開催します。これまで自生遺伝子組換えナタネ汚染調査活動など、遺伝子組み換え作物反対運動に取り組んできました。ゲノム編集という新しい技術が、食の安全を脅かそうとしています。単協が一つになって遺伝子組み換え作物やゲノム編集食品について広く知らせ、「GMOフリーゾーン運動全国交流集会inくまもと」を盛り上げていきます。
かねてより老朽化が原因のトラブルが続いている玉名センターについて、建て替えの検討を始めることになりました。センターは、そこに関わる人々にとってホームとなる場所であり、それぞれが愛着を持ち、単なる拠点としてではなく、時には帰る場所であり、時には心の拠り所となります。センターに集う職員、ワーカーズ、組合員が共に過ごすセンターの建て替えについて意見を交わし、グリーンコープの良さを伝え、グリーンコープ運動を伝えていくことや、共に過ごす場所としてアイディアを出し合い、一人ひとりが「私たちのセンターである」と感じられるように、意欲的に検討を重ねながら進めていきたいと思います。
さまざまな活動を展開する1年となります。「Make better!」を合言葉に、広い視野を持ち、楽しく活動していきます。
【2023年度基本方針】(資料より)
(1)組合員活動がより活発になるように、地域化の良さを活かして組合員が増えるように地域に寄り添った形を作っていきます。
(2)グリーンコープの食べもの運動を積極的にすすめ、グリーンコープの商品の確かさを確認する活動に取り組みます。
(3)カーボンニュートラルについて学び、考えていきます。
(4)GMOフリーゾーン運動全国交流集会inくまもとを組合員・ワーカーズ・職員が一つとなって取り組み、食の安心・安全への想いを熊本から全国に発信していきます。
(5)夢ヲかたちに理事会(地域理事会)を中心に地域福祉をすすめます。
(6)ワーカーズ・職員とともにグリーンコープの運動をすすめます。
(7)地域支援に取り組みます。
(8)脱原発社会を目指し、「グリーンコープでんき」の輪を広げ、託送料金の問題について取り組んでいきます。
(9)「四つの共生」(自然と人の共生・人と人の共生・女と男の共生・南と北の共生)を基にグリーンコープの統一的な運動テーマに取り組みます。
【2023年度事業方針】(専務理事 上村猛さんより提案)
事業予算8,935,717千円を達成します。内訳は、配送共同購入8,239,097千円、お店共同購入696,620千円です。
玉名センターの建て替えについては、2025年4月を目途に検討を追い上げていきます。玉名センターは1985年に建設され、築37年になります。この間、老朽化が原因で雨漏りや業務用冷凍冷蔵庫の不具合など、その都度修理・補修をしながら事業を進めてきました。以前から建て替えや移転などの検討を行いながらも、経営状況を鑑み、なかなか踏み切れない状況でした。とは言え、このまま放置することはできず、何より組合員からの強い要望と玉名センターに集う皆さんが安心して楽しく業務や組合員活動に取り組み、地域の皆さんが集えるような玉名センターをつくることが、今後の県北地域の発展につながると考えています。まだ本格的な検討は始まったばかりですが、「やるんだ」ということを総代の皆さんにお伝えいたします。
【採決】
【特別報告】(理事長 小林香織さんより報告)
特別報告としてお時間をいただき、カーボンニュートラルについて報告いたします。
単協総代会議案書に同封した資料にもありますが、グリーンコープが取り組むカーボンニュートラルについて、グリーンコープ共同体理事会にて検討を重ねております。本日は、その様子をお伝えし、特別報告とさせていただきたいと思います。
グリーンコープが行うカーボンニュートラルについて、グリーンコープ生協くまもと理事会では、今総代会にて、第4号議案 「地球温暖化の状況に対して、次の世代の子どもたちに、『みどりの地球をみどりのままで』手渡すための私たちの取り組み(案)」とし、議題として取り扱うよう準備を進めていました。昨年10月の臨時総代会での総代の皆さんの意見を受けて、組合員で話してほしいという想い、夢ヲかたちに理事会、地域委員会、地区運営委員会や取り組みなどでカーボンニュートラルについて話題にし、自分たちのこととして引き寄せて考えられるようにと単協理事会を通して話をし、意見交換や検討を重ねてまいりました。それぞれが、「みどりの地球をみどりのままで子どもたちに手渡したい」という願いを持ち、同時に地域組合員のことを考えて、それぞれの代表として、お互いの意見に耳を傾け、自分の考えと照らし合わせながら皆で考えました。また、カーボンニュートラルの提案にあるEVトラックについては、配送に当たられるワーカーズ・職員の皆さんの職場環境改善にもつながります。そのことも含めて考え、くまもととしての方向性が定まりつつありました。ちょうどその頃、ふくおかの単協理事会において「商品代金を1%上乗せする」ことについて修正することの提案がされ、共同体理事会へ「1%しか選択肢がないことを変えてほしい」「賛同した人が参加できる仕組みとして基金やカンパ、出資金など考えられるようにしてほしい」との意見が届けられました。
そのことを受けて、共同体理事会でも意見交換を行いました。現在グリーンコープには16の単協がありますが、多くの単協では、「2027カーボンニュートラル」に取り組むことについて可決をされています。すでに可決されている単協は戸惑い、方向性が定まりつつあったくまもとも大きく動揺をしました。しかし、これらにより、“すべての会員生協(単協)が原案である「商品代金を1%値上げする」を合意して一緒に取り組んでいく”ということは困難な状況にあることと同時に、地球温暖化を止め地球環境を守っていく運動を進めていくことについては、すべての単協の理事会で討議され、「組合員の願いとして具体的に取り組んでいきたい」という気持ちは一致していることが見えてきました。そのことを受けて、原案の修正提案が行なわれました。現在、その修正提案を各単協が持ち帰り、検討をしております。皆さまにも、検討途中のもので最終の修正案ではございませんが、修正提案をお届けしております。
修正提案に至った様子や内容につきましては、先ほどもご報告しましたが、現在カーボンニュートラルについて、オールグリーンコープとしての歩み、つまり意見にばらつきがあります。可決されている単協、総代会議題として取り扱いをしていない、また、できなかった単協、そして否決となったくまもとです。歩みを共にするためにはどうしたら良いのか、意見が分かれている状況についてグリーンコープ共同体理事会での話し合いと歩み寄りによって、すべての単協が合意できるのか意見交換を行いました。“すべての単協、つまり会員生協が合意して、「地球温暖化を止め、地球環境を守っていく」運動を進めていけるようにしていきたい”、ということを第一に考えました。具体的には、原案「商品代金を1%値上げする」を、「?同意してくださった組合員から商品代金の1%を拠出していただく・同意されない組合員からは拠出いただかない。?同時に、理事会を先頭に、皆で、より多くの組合員の同意を得られるように呼び掛けていく」に修正することを提案し、各単協理事会に持ち帰って検討行っています。また、今後、財源の集め方は、カンパの受け入れなど多様な方法で拠出できる仕組みを検討します。くまもとでも、基金やカンパという案をいただいていました。この修正案では、財源を組合員が自ら拠出する方法が、それぞれの組合員の生活スタイルに応じて選べるということになります。また、これまで「商品価格に1%上乗せ」という提案がなされてきましたが、修正案「同意してくださった組合員から商品代金の1%を拠出していただく」の場合は、「商品価格は改定せず納品書や請求書で商品代金の1%に相当する金額を表示して組合員に拠出していただく」ということになります。このことにより、組合員が、広く豊かに検討を深めていくことができるようになると思っています。
修正は、「財源の準備の仕方について」であり、原案にあった、
? 地球温暖化を防ぐことに取り組む。
? まず、グリーンコープが直接排出している二酸化炭素をゼロにすることから取り組む。
? 「グリーンコープでんき」とEVトラックへの切り換え、ドライアイスの使用を減らし、二酸化炭素の排出を減らす。
? さらに、排出を削減できない分は植林などで二酸化炭素を吸収していく。
? グリーンコープがそのように実践することによって、社会を「地球温暖化を防ぐ社会」に変えていく。
? そのための財源を組合員自らが拠出して、準備する。
以上については、修正はされていません。
それは、先にも述べておりますが、「地球温暖化をとめ、地球環境を守っていく運動を進めていけるようにしていきたい」、という想いについては、どの単協も同じであると考えているからです。
原案・修正案は、「必要な財源を組合員自らが拠出し合う」という趣旨は同じで、「商品代金を1%値上げする」ことと「皆で、組合員全員の同意を得られるように呼び掛けていく」ことで、得られる財源も同等を目指すものとなっています。
これを受けて、くまもとでは当初は原案のままで行きたい、としていましたが、商品価格は改定せず、納品書や請求書で商品代金の1%に相当する金額を表示して組合員に拠出していただくことについて賛成しています。また、より多くの組合員に同意を得られるように呼び掛けていくという点では、どのようにしたら地域組合員の皆さまに同意を得られるのか、ということについて課題として考えているところです。意見としては、「商品代金の1%に相当する金額」は、「合計金額に対して1%に相当する金額」で、「夏・冬の贈りものやスクロール、また、グリーンコープの社福などの施設での購入に関しては、この1%相当額から除外してほしい」「1%相当額の上限を設けてほしい」などお届けし、現在引き取っていただいています。また、「財源の準備の方法について、『単協にて判断』という内容を入れてほしい」という意見も届けています。
修正案についても、共同体理事会にて最終提案が定まりつつあります。そのこと受け、くまもとではどのように取り組んで行くのかを単協理事会で検討し、今秋開催を予定している臨時総代会で提案したいと思います。重ねて、カーボンニュートラルの取り組みは、提案がゴールではなくスタートです。現在は準備期間と言ってよいかと思います。本日来賓で来られる予定だった、青果生産者の会代表で「やまびこ会」会長の中塘さんは、(前日までに降った)大雨によって地域に災害の危険性があるということで、急遽欠席されました。また、5月に開催された「グリーングリーン商品交流会」(※)では、「わら焼き戻りかつおのたたき」のかつおが上ったまま戻ってこない、というお話を聞きました。海の環境が大きく変わっているのだと思います。私たちはそれらについて受け止め、考えなくてはなりません。初めに述べましたが、機関会議で5分でもいいので、カーボンニュートラルの取り組みについて話題にし、「我が事」として考えていただきたいと思います。
(※)グリーンクラブ(グリーンコープ納入業者の会)と、グリーンコープの組合員らが交流する取り組み
以上
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(商品おすすめ活動委員長 若田千尋さんより寄稿)
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東地域本部 活動委員会だよりのご案内です。
<商品おすすめ活動委員会>
<福祉活動委員会>
<環境活動委員会>
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東地域本部だより「えがお」の6月号をお届けします。
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はじめに、基金代表理事の小林香織さんより「すべての人々が福祉に関われるように、今日の報告の内容を周りの方々に伝えていただきたい」との挨拶がありました。その後、基金運用委員会委員長の入江真里子さんより基金の概要説明と、「自分さえよければという世の中で、誰かのために活動されている様子に心打たれた」とのお話がありました。
続いて、3年ぶりに“リアル”での視察や面談を行い審査した様子について、基金運用委員会の那須さんより報告されました。
下の表は当日配布された、グリーンコープ生協くまもと理事会・社会福祉法人グリーンコープ・ワーカーズ関係15団体への助成内容と助成額の一覧表です。
その後、地域の助成団体および個人(全14団体)からの活動報告が、限られた時間の中で丁寧に行われました。
下の表は当日配布された、14団体への助成内容と助成額の一覧表です。
〈当日の様子〉
多くの助成団体がパワーポイントを活用し、助成により充実した活動ができている様子の報告と、基金に対するお礼の言葉が述べられました。基金を活用したことで各団体の活動が広がり、携わっている人々が元気に活動されて様子が参加者の方々に伝わった様子でした。下記は、当日の報告の様子を一部抜粋したものです。
「一般社団法人グリーンコープこども基金」からの報告
「親育ち支援の会ポトフ」からの報告
「ロービジョンフットサル日本代表を応援する会」からの報告
「くまもと健やか家庭サポートチーム」からの報告
「コユプロ」からの報告
「一般社団法人ハンズハンズくまもと」からの報告
「熊本県認定養育里親」からの報告
「出水子ども劇場」からの報告
「季節をたのしもう会『わくわく』」からの報告
「菊池管内環境活動協議会」からの報告
「NPO法人生活と教育」からの報告
「あまくさママの会」からの報告
「一般社団法人こどもキッチンブルービー」からの報告
基金運用委員長 入江真里子さん
会の最後には、入江委員長から、「報告を聞いて、『夢ヲかたちに』という検討から数十年経って、この様に夢がかたちになってきたのだと感じました。今後さらに夢がかたちになってくれたら…と思います」と述べられ、報告会を閉会しました。
報告会終了後はロビーに設置された地域団体の展示ブースにも多くの組合員が訪れ、助成団体の方々と直接交流できる貴重な機会となりました。
当日の資料の表紙
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東地域本部 活動委員会だよりのご案内です。
<商品おすすめ活動委員会>
<福祉活動委員会>
<環境活動委員会>
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皆さんへ
「グリーンコープ生協くまもと」として取り組みました!
今回、熊本県の自治体や学校給食の関係者にゲノム編集食品について知ってもらう機会、及び安全性が確認されていない食品を「未来を担う子どもたち」に食べさせたくないという想いを届けるために取り組みを行いました。
2023年1月26日付けで、要望書を『熊本県』を含む46の自治体首長宛、学校給食担当者様宛に郵送で送りました。要望書が各自治体に届く頃に電話で、受け取りをして頂いた方に「担当課」の確認と回答のお願いを行いました。
回答の締め切りを2023年2月20日までとし、大半はファックスでしたがメールで返信頂いた自治体もありました。
未回答だった自治体には、再度電話かけを行い回答の提出をお願いし「回答出来ない」という自治体もありましたが全ての自治体と連絡を取ることができました。
ご協力頂いた自治体の皆様へ感謝申し上げます。
回答状況は以下の通りです。
「受け取らない」とする回答理由(抜粋)
一、 グリーンコープ生協くまもとからの要望書に賛同する。
一、 教育方針に適合しないと考える。
一、 安心・安全な農産物の生産に支障をきたす可能性がある。
一、 学校給食は、食の安全・安心を考えて食材を選ぶことが大切だから。
一、 有機野菜・地産地消を推進している。
国や県の動向ではなく、各市町村で判断できる力を持っている自治体があることを知ることができました。また、グリーンコープ生協くまもとの要望書に賛同するという自治体があることは、今後の活動に向け心強く感じています。
「その他」とする回答理由(抜粋)
「具体的な情報が来ていないため判断が出来ない」との回答が半数以上でしたが、国や県からの情報や動向を注視していきたいと答えた自治体も多く、市町村だけでは判断が難しい印象を受けました。しかし、中には「受け取らない方向で検討中」「関係所管課と協議し慎重に対処すべき」という回答には、この問題に自治体も関心をもっていただいていることが分かりました。
自治体によって回答は様々でしたが、自治体にもこの問題について考えていただけるように、これからも私たちの声を届けていきたいと思います。そして同時に私たちの食の安心・安全について多くの方に関心を持っていただけるように、継続して広く伝えていきたいと思いました。
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2021年度から2年間続けてきた桜木店経委員ですが、昨年10月のリニューアルオープンを無事に迎えることができ、今年度を持って経営委員会を終えることができました。
最後のリニューアルニュースをお届けします。
ご愛読いただき、ありがとうございました。
これからも、桜木店をよろしくお願いします。
こんにちは。「青果の会」の会長をしています中塘です。さきほど片岡専務から農業に対する影響のことを言われていましたが、数年前に長野県に大雨が降りまして、千曲川が氾濫して、「青果の会」の仲間であります「八ケタ会」のりんごが水没してしまった映像をご覧になった方も多いと思いますが、これも地球温暖化の影響かなとも思います。あの時「青果の会」の役員と「水没したりんごを落としてください」ということで現地に行きましたが、下から見たらきれいなんですけどね。上のほうのりんごをきれいだったから食べてみましたが、泥臭くて食べられず、加工にもならない。そういう現場が、多発しています。一昨年の大雨でも、高野前会長の(小国の)大根の畑がやられまして、川でないところに川ができて、道だったところの道がなくなり、せっかく植えた大根が流されてしまったというようなことがありました。(農業の)現場というのは、ここ30〜40年前の気候から比べたら、本当に作りにくくなったなという感は否めません。私は今60歳なんですけれど、私たちが小学校のころ、どんなに暑くても、夏休みには赤白帽子ひとつでプールに行っていましたね。汗を流しながら。でも耐えられた暑さだった。
でも最近の暑さは普通ではない。私は青空公務員と言っていますが、外で仕事をしていたら危険だなと思うような光の強さと高温ですね。午後の2時3時には外に出ると危険だなと思うような暑さです。「れんこん畑は水の中だから気持ちいいでしょう」と言われますが、そんなことはないです。れんこん畑には深さ15センチほどの水が溜まっていますが、中に入ると全く温水です。胴長をつけて中に入りますが、最初の1時間くらいは、温泉に入っているような感じです。暑さのため、苗作りがしにくくなっています。秋のキャベツとか、本当は10月くらいから定植する時期なんですが、高温で苗が育たないという状況も発生しています。水を撒いてもすぐに乾くからまた撒く。あまり水を撒くと土がやせてくる。土が固くなって苗が根を張れない。秋の野菜が作りにくくなっています。
農林水産省はどんな考えを持っているのかなと。ホームページを見ると農林漁業で出るCO₂は全体の3.9%となっていますが、そのうちの3分の1がトラクターや暖房の化石燃料によるものだそうです。先日「青果の会」で「技術交流会」を大津町のKubotaで研修をさせてもらい、西山社長さんといろいろ話す中で、「農業機械を電気にするという構想はあるのですか」と聞いたところ、「今はまだない」ということでした。農林水産省は2年後には電気での実用化を目指すとしています。
なぜトラクターなどを軽油でやっているかというと、馬力が違うからですね。それをすべてモーターでやろうとすると、ものすごく大きなバッテリーになってしまうわけです。消費モーターを考えると、ものすごい量が必要になるためコスト面とか問題になるわけです。電気にするというよりは、農業機械においては水素で動くような機械がどんどん出てくるのかなという感じがしています。
2050年が目標ゼロですから、2040年からは化石燃料の農業機械はだめということになる様子です。2年後に実用化になり補助金などが出るようになると思うのですが、それを踏まえたうえで、私たちも二酸化炭素を発生しない機械に移行していくだろうとは考えています。先ほど牛のゲップで二酸化炭素という話が出ていましたが、そんなに牛はゲップをするだろうかと思いました。畜産の廃棄物も3分の1くらいはきちんとされていますが、3分の2くらいは野積みというか、ただ乾燥するだけの有機物の処理というのが今なされています。
現在、有機肥料は中国からの輸入に頼っています。どんなにグリーンコープの生産者でも有機物の肥料というのはほぼほぼ中国製なんです。「ウクライナの戦争から貿易バランスがすごく崩れました、中国からは昨年の春ごろからコロナの影響で船が入ってきません」ということで、肥料会社が慌てて生産者に電話をしまくりました。「肥料が入ってこないので多分上がると思うので、今の在庫で来年の春まで確保してもらうよう連絡しました」と。大変ですよ。だから肥料といえども、国内で有機物を再利用するというのも考え方としてはあるなと思ってます。私も現在は「那須ファーム」さんの鶏糞を使っていて非常にいいれんこんができますが、圃場に撒く場合は機械を使うわけで、多少軽油は使うんですが。国産の有機物を国内の有機農業に使う、というのもこれから非常に大事になってくると思います。米を刈り取って玄米にすると出るもみがらについても、農業で言ったら産廃なんですけど、米を作ってもみがらを冬のハウスの暖房に使うというのは、いい考えだなと。うちではそういうものは有機物に混ぜてちゃんとリサイクルしているのですが、そういうものを利用していけば農家から出る3.9%をどんどん減らしていけると思うんです。
農林水産省の中に農林水産局農業環境対策課というところがあるんです。その中で有機農業推進チームというのがあるんです。「ああ国も有機農業を推進しているんだな」という大きな期待がありました。その人とお話したのですが、私たちがしていることは、BMの全国大会でも話をしたのですが、もうやっているではないかと。メタンガスが出ないようにBM活性水を流したり、わらをちゃんと堆肥にしたりだとか、BMってそういう流れがあったのだなと。何も考えてやったわけではないけれど、BM技術っていうのは二酸化炭素削減にも大きく寄与していたのかなと思っています。
今後はですね、いきなりカーボンニュートラルと言われても、私がどんなに減らしても、生きていること自体が二酸化炭素を出しているんだから、だったら死んでくださいということになるでしょ。生きているうえでは多少の二酸化炭素の排出は否めません。ただ、蛍光灯をLEDに変えるとかエアコンの温度設定を1℃下げるとか、そういう事でも一人ひとりの意識の持ち方によっては、削減に持っていけるなと思っています。
グリーンコープの青果は栽培基準に則って環境ホルモン・発がん性物質など使わない、ネオニコチノイド系農薬の排除など、ほぼほぼ環境に配慮した栽培をしていると思います。これもCO₂削減につながっていると思うし、有機でやっていると言ったらガスの発生も少ない。化成肥料を使わないということで、化成肥料を作る時に出る二酸化炭素を減らせる。グリーンコープの青果というのは、二酸化炭素の削減に向けては大きな活動をしているのかなと思います。昨年ぐらいからカーボンフリーの話を聞きながら、全然間違いではなかったんじゃないかなという風な自信も出てきますし、またそれを買ってくれる皆さんが支えてくれているんだなという感謝をしております。
国産の肥料を今後、片岡専務たちと立ち上げていきたいとも思います。先ほど言いましたウクライナの戦争で貿易バランスが崩れて、肥料が入ってこない。中南米から微量要素や農薬に関するようなものが入ってこない。というような状況になっています。世界中が温暖化で砂漠化が進んで食料が足りなくなるというようにも言われている。農林水産省は今、農家の生産者を増やそうと躍起になっています。補助金を年間1人当たり150万円、就労したらまた1人何百万かの補助をして農家をやってくださいというような補助事業があるんです。会社を辞めて農家をする人には補助金を出して、1人でも多くの農家を育てようとしています。今周りを見て、私よりも4〜5歳上の方は後継者がほぼほぼいません。その人たちは今何をやっているかというと、60歳過ぎたら終活に入りますと言われて、どんどん耕地面積を減らしていきながら…なんかこう寂しいなという気がしています。
その中でグリーンコープの青果の会というのは、後継者がほんとに多いんですよ。青年部と呼ぶんですが、ま、40歳で青年部というのはどんなものかなと思うんですが、まあ〜多いです。大変盛り上がっています。だから、そういう、こう買ってくださる組合員の皆さんの笑顔と、つながりがあるということが、青果の若者を育てているのかなと思っています。うちも後継者がいるんですが、孫が生まれまして、男の子が3人程おります。今上から4年生と2年生と3歳が居て、もう1人女の子が生まれたんですが、すみませんこんな話で。4年生の子がうちによく泊まりに来て、稲刈りだとか田植えとかよく手伝ってくれて「じいちゃん俺農業したい」って4年生ですよ!ありがたかったですね。「だから頑張るんですよ、じいちゃんは」と思いました。組合員さん、最近コロナの影響でなかなかれんこんの掘り取り作業とかできない時が多くて残念なんですが、数年前までは幼稚園の子どもたち、小学生の男の子なんかが海パンひとつでれんこんの圃場に入って、楽しくれんこんの掘り取りをするという、20年前はれんこんの掘り取りがアトラクションになるとは思っていませんでした。で、そういう子どもたちがやることによって、それを見ていた地域の子どもたちが、「あ、おもしろそうだな」と思ったんですね。以前のことですが、30歳になる娘が小学生の時、「お父さん、なぜ私はれんこんを掘れないの」と言うので、「掘りたいの」と聞いたら、「なんか楽しそうだから私もやってみたい」と。それを見ていた息子が「俺もやる」ということで、今、後継者になっています。
やっぱり買ってくださる組合員さんがちゃんと購入をしてくれるという活動はですね、今後も本当に続けていきたいし、コロナでなかったら、地元の食材を使っ料理を食べていただきながら、いろいろな交流をしていた時代がある意味懐かしいなと感じてます。
有機農業プラスグリーンコープの青果を皆さんが支えてくださるということも、大きなカーボンニュートラル運動だということを、最後に言わせていただいて、私の話とさせていただきます。ありがとうございました。
(2022年10月6日 広報室取材)
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地球温暖化を意識したのは2007年。なぜこの年かというと、グリーンコープが1988年にできて2008年に20周年を迎えるということで理事長会が開かれ、「これからの10年、20年、どんな風にしていこうか」と言った時に、「やっぱり環境のことが気になる」という意見が出ました。当時アメリカ合衆国副大統領だったゴアさんが「不都合な真実」という映画を作ったりして、環境問題がとっても話題になりました。その時に一度勉強しましたが、その時はまだ温暖化に対しては、「たまたま今熱いんじゃないか」というような意見もたくさんあって、今ほど盛り上がっていませんでした。だけど今はですね、地球が温暖化しているのは本当に間違いない。実際に温度が上がっている。それで、温度が上がるだけではなくて、気候が変動していると生物とか食料とかが、うまくいかなくなってくる。その結果すべての生命の危機が訪れるという風にみんな考えるようになった。だから暖かくなるのを止めようと、皆さんに知られるようになっていると思います。
2021年に「COP26」で「2050年までに温室効果ガスの増加を止めるだけでなく、2030年までに2010年比で45%削減しなければならない」と合意されました。これは2050年に突然、温室効果ガスの増加をゼロにすることが実現することはないので、2030年までに温室効果ガスの排出量を半分に減らさないと、今の増え方で増えると、その後に対策しても間に合わない。2050年に温室効果ガスの増加をゼロにしても、それまでに増えた温室効果ガスで地球温暖化・気候変動は止まらないということです。で、まずは30年に半分にして50年からは増えないようにしようというのが世界的に合意をされて、日本もアメリカもロシアも中国も温室効果ガスをたくさん出していたところも、そうしようと合意をされています。地球が暖かくなっていることがいつから経験(意識)されているかというと200年前からですね、フーリエという人が1827年に温室効果を発表し、その40年後にチンダル氏が二酸化炭素が主要な温室効果ガスであることを発見しました。その後、石炭や石油などの大量消費によって、今後、大気中の二酸化炭素が増加するという研究が、1800年の終わりごろまでにされています。
この二酸化炭素が原因だということを研究したアレニウスさんが存在した時代というのは、まだ産業革命前でしたから増えてるとは言え、とっても少しずつ増えていたんです。 アレニウスさん(金星の研究者)は50%増えるにはあと3千年かかると。ところがその後産業革命が起きて、とっても急激に増えてですね、1988年(グリーンコープができた年)、ジェイムズ・ハンセン(NASAの研究者)がアメリカ連邦議会上院の公聴会で「温暖化は二酸化炭素などの人為起源によって引き起こされたものであることは99%確実だ」と証言したことをきっかけに、地球温暖化に国際社会の注目が集まりました。
「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)会議(COP)が1992年リオデジャネイロで第1回‐COP1として開催。
1997年京都(COP3)「京都議定書」…アメリカ非「批准」日本ではこの年に「クールビズ」で省エネが言われ始めました。
2015年パリ(COP21)「パリ協定」…後にアメリカ離脱
2018年IPCC「1.5℃報告書」で1.5℃を超えるとその後対策をしても元には戻らないと発表されました。
日本の年平均気温は100年あたり1.15℃の割合で上昇していて、世界の年平均気温は100年あたり0.85℃の割合で上昇。日本の温暖化は世界の2倍近いスピードで進行しているんです。猛暑日(日最高気温が35℃以上)の日数は、統計期間1931〜2012年での変化傾向をみると、10年あたり0.2日の割合で増加。熱帯夜(日最低気温が25℃以上)の日数は、10年あたり1.4日の割合で増加。冬日(日最低気温が0℃未満)の日数は、10年あたり2.2日の割合で減少。世界の温暖化このままでは、2100年に6.4℃上昇。南極・北極やシベリアの永久凍土が溶解することによって地温が上昇する。その結果、更に氷や永久凍土が溶解する。更に、気温が上昇する。シベリアやカナダの永久凍土の溶解でメタンハイドレートが溶けて、温室効果が強力なメタンガスが大量に放出され、気温が上昇する。気温上昇によってメタンガスが更に排出される。地球温暖化によって引き起こされる様々なことがそれぞれ干渉し合って増幅する「フィードバック・ループ」が考慮されていない。更に、地球規模の巨大な二酸化炭素除去技術が開発されることが盛り込まれていますが、それはまだ発明されていない。今、この危機に対応しなければ、警鐘されている最悪なシナリオよりも悪い超最悪なシナリオになってしまうと心配しなければならないのです。
2030年までに根本的な対策をとらなければ、気候変動による壊滅的な被害を妨げる可能性はほとんどなくなってしまう。不可逆的(その後に、どんな方策を講じても元に戻ることができない)になる。大きな台風が多く発生しているのは温暖化の影響と言われている。
○ 日本の年平均気温偏差は、100年あたり1.24℃の割合で上昇。2019年の日本の年平均気温は、統計を開始した1898年以降最も高い値。
○ 農林水産業は気候変動の影響を受けやすく高温による品質低下などが既に発生。(作物の危機)
○ 降雨量の増加などにより、災害の激甚化の傾向。農林水産分野でも被害が発生。
○ 高温少雨の影響によって、害虫が多発している。害虫は、少雨だと死ぬ幼虫が少なくなり、発生が増える。気温が高いと成長が早まり、成虫になるまでの日数が短くなる。更に、例えば、6月の時点で増えていると、次世代の成虫が活動する7月、8月は更に増えることになる。(高温だと虫が死なない→虫が増える)気候危機は食べものに直結。
○ 高温少雨では、カメムシ、アザミウマ類、アブラムシ類、ハダニ類なども発生が増えるとみられている。
○ グリーンコープとして、肥料の国産化を研究している中で、生産者から次のような相談が寄せられている。
・虫害で出荷基準に合わない作物が多くなり、廃棄が増えている。出荷基準を緩やかにできないか。
・高温少雨で、作物ができる時期が短くなっているし、虫害も多いので、出荷期間を短くできないか。できにくい時期に無理に作ってもできないし、何より、労力と経費の方が大きくなって、成り立たない。
・虫害が多いので、農薬防除の回数を増やさなければ、栽培できない。
○ ヨーロッパ、アメリカ大陸、中国など、世界中で水不足です。フランスでは、水の使用制限のあり方に対して、ゴルフ場と市民との争いが起きています。
○ 水、食べものの危機は、争いを発生させ、平和の危機になります。
グレタ・トゥーンベリさんは、ほんの一抱えのビラと、「気候のための学校ストライキ」と書かれた板のプラカードだけを持ち、スウェーデンの国会議事堂前で座り込みを行いました。(自分のできることをするグレタさんは素晴らしい。)
若者たちは科学にしっかりと基づいた主張をし、謙虚さも失わない一方、自分たちに降りかかる攻撃や非難にも臆せず立ち向かい、オンラインで抗議運動を続けている。この本(「気候変動に立ち向かう子どもたち」)で伝えられる若者たちの声はきっと、さらにたくさんの人々を動かすきっかけになるだろう。
日本政府は、2020年10月、「2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指す」との目標を設定。2021年4月、「2030年度までに温室効果ガスを2013年度比で46%削減することを目指し、さらに、50%に向けて挑戦する」と表明。
「カーボンニュートラル」とは、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること。「全体としてゼロに」とは、排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにすること。
排出を完全にゼロに抑えることは現実的に難しいため、排出せざるを得なかった分は、同じ量を「吸収」または「除去」して、差し引きゼロ、正味ゼロ、ネットゼロ(温室効果ガスの排出量を「正味ゼロ」にすること)を目指す、ということ。
2020年10月、グリーンコープひろしまの組合員からのお手紙
「グリーンコープは、脱原発や遺伝子組み換え、リユースなどのごみの削減の取り組みなど、環境や安全な食べものに関して多くの取り組みをされており、素晴らしいことだといつも感謝しております。今回、お手紙を書かせていただいたのは、グリーンコープで気候危機について取り組んでいただけないかと思ったからです。2019年7月にBBC(英国放送協会)が『気候危機を人類生存可能なレベルに抑えられるかどうかはこの18ヶ月にかかっている』と報道したことはご存じでしょうか。この報道があったのが1年以上前だということは、残りはもう数ヶ月ということになります。北極や南極の氷がすごい勢いで溶けてきており、日本でも毎年のように「数十年に一回」と言われるような災害が起きていること、夏の猛烈な暑さは皆さん感じておられることと思います。気温、海水温が上がってきていることによって、台風は強大化し、一度に降る降水量も多くなって、災害が起こりやすくなっています。
世界中で大規模な森林火災が起きており、CO₂を吸収してくれる森林がどんどん失われています。これらは、40℃を超えるような熱波と乾燥によって自然発火するのだそうです。白い氷で覆われていて光を反射していた北極、南極の氷が溶ければ、黒い地表が表出し、熱を吸収するようになります。また、ロシアの永久凍土が溶けてしまえば、凍土の下で眠っていたメタンガスが大気中に放出されてしまいます。メタンガスは、CO₂よりも何倍も温室効果が高いのだそうです。このように温暖化がこれ以上加速すると、これからいくら努力して、もう止めることができないという限界が、すぐ目の前に来ているというのです。
グリーンコープの農産物や畜産物も、長雨、台風、高温などによって、かなり被害を受けていると思いますが、これ以上温暖化が加速すれば、食料、水も不足し、人類が生存できなくなってしまうのだそうです。
先日、環境活動家の谷口たかひささんの講演会をオンラインで拝見したのですが、ドイツ在住の谷口さんによると、ドイツでは、気候危機のことを学校でも習うし、ヨーロッパでは気候危機に関することが連日トップニュースになっているのだそうです。そのため、『このままでは自分たちの未来がない』と考え、学校に行かずにデモをして、気候危機の対策をとるように大人たちに求める子どもたちが増えているそうです。グリーンコープでは、環境や食の安全に関わるさまざまな取り組みをされていますが、このような人類の生存に関わる気候危機に関しては、機関紙などであまり目にしないように思います。ぜひ、グリーンコープで、緊急の重大な課題として、気候危機に取り組んでいただけないでしょうか。
日本では、気候危機のことが報道されることがほとんどなく、迫りくる現実を知らない人がほとんどだと思います。子どもたちが生きていける未来がなくなりそうになっているのに、なんということでしょう。まず、多くの人にこの問題を知って欲しいのです。
生命に関わる大切な問題に取り組んでくださっているグリーンコープなら、気候危機の問題にも取り組んでくださるのではないかと期待し、お手紙を書かせていただきました」
2021年3月16日 グリーンコープ共同体理事会「気候危機に関する宣言」
〜みどりの地球をみどりのまま、子どもたちに手渡すために〜
2020年、気候危機に関し、世界的に様々な動きがある中、私たちは、組合員からの声をきっかけに、私たちの暮らしの視点から考える時間を持ちました。地球温暖化がすすみ、100年に一度と言われるような自然災害が毎年のように各地で起こり、甚大な被害が起きています。私たちに「安心・安全」な産直青果を届けてくださっている生産者の皆さんの圃場にも、甚大な被害をもたらしました。直接、生産現場のご苦労をお聞きすると、ここ10年のすさまじいほどの気候変動は、農業のプロである生産者の皆さんにとっても脅威であり、大変なご苦労をされていることを痛感しました。このすさまじい気候変動は私たちにとって、本当に身近な問題なのだと気づかされました。
青果生産者との交流会を開催した単協では、生産者より豪雨被害、台風被害についてお聞きしました。これだけ大変な思いをしながら育ててくださっている状況を知り、欠配の理由を知ることにもつながっています。欠配の時、生産者に思いを馳せる組合員が増えることで、異常気象が続く中でも生産を続けてくださる青果生産者に寄り添うことができるようになっていけたらと考えます。
グリーンコープの原点は「生命を守る」。そして、そのために、環境を守る。
グリーンコープは1950年代からの高度経済成長の中で、水俣病などの公害が多く発生し、食品の汚染によって子どもや家族の健康が阻害されることに対して、安全・安心な食べものの共同購入の生協運動として小さな生協が誕生しました。
グリーンコープは「生命(いのち)を守る」を原点に、「自然と人との共生」を理念に、「みどりの地球をみどりのままで子どもたちに」と標ぼうして、環境を守る運動を展開してきました。
グリーンコープ運動とは次の4点です。
? 生命(いのち)を守る。
? そのために、まず、食べものを守る。
? そのために、環境・農業を守る。
? 結局、人が生きる地域を再生する。
(安心・安全な食べものは環境とセット)
「地球温暖化に伴って発生している気候変動を抑制し、生命、食べもの、平和の危機を回避する運動(2027カーボンニュートラル)」はグリーンコープ運動の集大成です。
グリーンコープはこれまでも、「環境ホルモン」「狂牛病(BSE)」「ダイオキシン・塩ビ「遺伝子組み換え」などに対して、生命を脅かす問題として迅速に、自分たちのできることをできるだけ、取り組んできました。今から、「地球温暖化に伴って発生している気候変動を抑制し、生命、食べもの、平和の危機を回避する運動」に取り組みます。「2027カーボンニュートラル」の取り組みは、生命を守るグリーンコープ運動の集大成です。
グリーンコープの計画の三本柱
?省エネに取り組みます。
?化石燃料の使用を削減する。(トラックの1日の延べ走行距離約4万?)
?CO₂を排出しない「グリーンコープでんき」を発電・供給・利用する。
グリーンコープ「温室効果ガス排出ゼロ化」計画
全ての車両を電気自動車に
・5年間で、トラック890台、軽バン300台、軽自動車100台を電気自動車に切り替えます。※これから、日本で生産される電気トラックの月間製造台数は100台程度。
・配達担当者の苦労(乗り降りの苦労、荷台の猛暑の苦労)を解決する車両を採用!
・グリーンコープの電気トラックは、CO₂を排出しない電気で充電するので、ガソリン車よりCO₂の排出量が少ない。(製造時の環境負荷は問題もあるが、3万キロぐらい走行することで逆転する)
「温室効果ガス排出係数0」の電気に
・「グリーンコープでんき」を「CO₂を排出しない電気」として認定される電気にします。
・引き続き、CO₂を排出しない発電所を増やします。
・「グリーンコープでんき」の利用で、電気の利用によるCO₂排出をゼロにすることを実現します。
温室効果ガスの排出削減
・省エネで化石燃料等の使用を減らして、CO₂の排出を削減します。
・ドライアイスを削減し、使用しないことを目指し(夏場は0にするのは無理だということが分かった)保冷箱と蓄冷剤の開発に取り組んでいます。
・森林経営(成長した木の活用、植林等)でCO₂を吸収する活動に取り組みます。
エコシュリンプ養殖池の周りにマングローブ植林
・この5年間で池が消えている。
・現在4,000本を植林。年間1万本を予定している。
メーカー・生産者・産直生産者とも協力・連携
化学肥料によってCO₂が土壌からの排出源となっているが、有機物は土壌炭素の貯留ができる(京都議定書で確認されている)ため、グリーンコープが進めている有機農業はカーボンニュートラルにつながっている。
組合員ひとりひとりのできることで
家庭での省エネ、国産の食べものの利用に取り組みます。1世帯年間4トンの排出ということは、1万世帯で年間4万トン。20万世帯で年間80万トン。40万世帯で年間160万トン。※グリーンコープの事業活動で年間1.5万トン
国産の食べものを食べましょう!「フードマイレージ」「poco(ポコ)」
「フードマイレージ」の取り組みは、外国産の食べものが輸送によってCO₂を多く発生することに対してCO₂の排出が少ない国産の食べものを食べることで、日本の農畜水産業と食べものを守り、同時に環境を守っていく取り組みです。
CO₂の排出量の違いを「ポコ」として見える化し、国産の食べものを利用する運動に取り組んできました。これからまた呼びかけていきます。
国際社会は「カーボンフットプリント」
今「カーボンニュートラル」が求められる社会で、商品の製造・流通の過程も含めたCO₂の排出も減らしていくことが求められるようになっています。
更に「カーボンフットプリント」と呼ばれ、商品に、その商品が排出したCO₂を商品に表示する動きも起きています。
多くの人々が関心をもっています
「2027カーボンニュートラル」の取り組みはグリーンコープ運動の集大成です
グリーンコープを利用し、グリーンコープの事業を拡大することで、「地球温暖化に伴う気候変動を抑制することによって、生命、食べもの、平和に危機を回避する運動」を推進するリーンコープになっていこう、ということです。
グリーンコープであれば、一緒に、脱炭素社会の実現に取り組めます!
◇国産の食べものを食べて
◆仕分け袋を捨てずにグリーンコープに返して
◇プラスチックを利用せず、びんのグリーンコープ商品を食べて、びんをグリーンコープに返して
◆トレーを捨てずにグリーンコープに返して
◇びん牛乳キャップも捨てずにグリーンコープに返して
◆カタログを捨てずにグリーンコープに返して
◇「グリーンコープでんき」を使って
グリーンコープの組合員44万人が「4R」の取り組みで温室効果ガス排出削減!
仕分け袋回収 年間33.7トン、びん回収191万本(回収率61%)トレー回収94.4トン(回収率66%)組合員のリユースによって「ごみ処理」の場合に排出するCO₂は8,541トン。それらを、リユースによって少なくする。
多くの人が「地球温暖化に伴う気候変動を抑制することによって、生命、食べもの、平和の危機を回避する運動」に参加することで地球を守ります
一緒に取り組むグリーンコープの組合員が増えることで、温室効果ガスの排出を減らします。
ひとりでは、途方に暮れたり、諦めて何も出来ないと思うような「地球温暖化」「気候変動」の問題を、みんなで取り組むことで、それを留め、改善することができます。
みんなの力を合わせて、お金も出し合って、「地球温暖化に伴う気候変動を抑制することによって、生命、食べもの、平和の危機を回避する運動」に取り組みましょう!
・グリーンコープが導入する電気トラックの価格は1台1,200万円程、補助金が600万円程、現在のトラックよりも費用が月額12万円程度増え、890台で年間12億円費用が増える。燃料代約2.4億円が減少し、充電電気代が7,200万円発生。燃料費は年間1.7億円減少。
・トラック以外の車両を電気自動車に切り替える費用(140万円×300台=4.2億円、年間0.9億円)既存の車の車体を利用。※5月に1台200万円から140万円に変更!
軽自動車100台を電気自動車に切り替える費用(未発表)
全配送センターへ全車両充電可能な設備費用(年間3.7億円)などが発生します。
?組合員を増やし、事業を拡大し、事業効率を改善して、剰余1%(年間約6億円)を生み出して財源に。
?組合員価格を1%上乗せして(年間約6億円)、組合員みんなの利用によって財源を。
?お取引先の事業高も増やし、お取引先と一緒に「カーボンニュートラル」に取り組み、お取引先に広告や利用拡大の費用の拠出を呼びかける。
社会を変える画期となるはずです
・グリーンコープは、日本で初めて月間100台生産される電気トラックを、5年間で890台、軽バン、軽自動車、合わせて1,300台を5年間で電気化する画期的な実行。世の中が「2030年までに」「2050年までに」と言っている中で、グリーンコープは5年間でCO₂1万5千トンをゼロに削減。
・グリーンコープの取り組みは全て、環境を守る「地球温暖化」「気候変動」を留め、改善する。これも他が追随できない大きな実践。グリーンコープ「2027カーボンニュートラル」は、CO₂の排出を減らし、かつ、社会を変えていく画期となるはず。このグリーンコープの取り組みが支持されない、組合員が増えないということは、このまま、地球環境は壊れて行くということ。
グリーンコープへの加入を増やす画期とする
・これから生協を選択する人たちは、何を視点に生協を選択するのか。
・生命(いのち)守るから食べものを安心・安全に、そのために環境を大切にするグリーンコープ。
・グリーンコープの「食べものの安心・安全」の内容は本質的である。
・今、本気で実践的に環境を大切にするグリーンコープが選ばれて、社会に登場する。
ところで、最後に、情勢に対して
今、「食べもの」の危機です。
・食品と食材、畜産の飼料を輸入に頼る。
・農業の肥料の原料を輸入に頼る。
・商品の資材と流通を化石燃料に頼る。
・円安によって輸入に頼るコストが増大する。
・輸入エネルギー源に頼る製造コストが増大する。
今こそ、「国産の食べもの」「日本の農畜産業」を守るグリーンコープの出番だと考えます。市民資本の投資で国産化を強力に推進すべきです。
この情勢に対して、組合員、生産者・メーカーが力を出し合って社会に登場していく。
(2022年10月6日 当日の資料および説明を基に 広報室で作成しました)
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介護保険制度が誕生した2000年。宇城市松橋駅前に、訪問介護事業所「ふくしセンター笑(えみ)」を開設しました。その後、通所介護「デイサービスセンターゆるりの家・松橋」、居宅支援事業所「ケアプランセンター宇城」が開設し、併せて3事業所でのサービスをスタート。2013年の障がい者支援「ケアホームたけんこ」開設と共に、複合施設「福祉センター宇城」として現在の場所に移転しました。2018年に障がい者支援「生活介護事業所ちなむ」が新たに加わり、現在、5事業所で運営されています。宇城市内に「福祉センター豊野」が誕生した際に、複合施設名は「福祉センター松橋」に変わりました。2022年10月17日に広報室より取材に伺いました。
道路に面した所に手描きの看板があります。移転前、「ゆるりの家・松橋」のシャッターには、松橋高校の生徒さんがかわいい絵を描いてくださっていました。事業所スタッフの方が現在の場所に同じ絵を手描きされたそうです。
玄関に飾られているカラフルな作品が目を引きます。
左から、ワーカーの井上さん、管理者の田爪さん、ご利用者さん。手前は、田爪さんお手製、ハロウィンのオブジェです。
井上さんは、ご利用者さんと笑顔でハイタッチ!そして、一緒に「はい、チーズ」
お風呂上がりに、ドライヤーで髪を乾かしてもらうご利用者さん。とても気持ち良さそうでした。
マンツーマン指導での機能訓練の様子です。
<以下ブログより>
☆いつまでも 私らしく…
老いても障害があっても、自分らしい生活を続けていきたい。住み慣れた我が家で暮らし続けたい。
そんな思いを応援します。
・冬でもぬくぬく床暖房完備です。
・お風呂は、お一人ずつ入っていただき、お湯も毎回換えて清潔な入浴ができます。
・カラオケ専用の個室もあり、思う存分歌っていただけます。
・ゆるりの家・松橋では、お口の健康や肺炎防止のための、口腔ケアに取り組んでいます。例えば、洗面台に歯磨きのコツを紹介するポスターを掲示し、 お口の清潔さを意識していただけるように働きかけています。
お昼ご飯の紹介です。 栄養バランスの取れた一汁三菜を基本に、彩のあるメニューを考案しています!グリーンコープの食材を使っています。ボリュームがあっておいしいと評判です。
少人数でのお出かけもしています。アジサイ見学の様子です。
コスモス見学の様子。ご利用者さんの笑顔も素敵ですね。
<「ゆるりの家・松橋」管理者、田爪さんのお話より>
ご利用者さんお一人お一人に今まで生きてこられた歴史がありますので、丁寧に聞き取りをしながら、楽しく過ごしていただけるように努めています。コロナ禍、少しでも活気をと、イベントや外出の機会をできるだけ増やすようにしました。朝ニコニコして来られ、ニコニコ帰ってもらえることが、私たちにとって一番の喜びです。福祉センター松橋の5事業所が力を合わせて、スタッフ一同最高の笑顔でお待ちしています。
<「ゆるりの家・松橋」で長く勤められているワーカー、井上さんのお話より>
井上さんは、訪問サービスでご利用者さん宅に伺った時の様子を、「ご利用者さんは私が来るのを待たれていらっしゃるようでした。女学校時代の話や、松橋駅通りにあった和菓子屋さんのお菓子の話など、思い出話を一緒に懐かしむことができるので、『あんたが来ると良かぁ』と喜ばれることもありました」と、嬉しそうに話されました。
現在は、デイサービス後のデイルームの掃除を担当されているそうです。
デイサービスセンターゆるりの家・松橋
所在地:宇城市松橋町久具2584
☎0964-32-5454
サービスエリア:?宇城市(三角町を除く)、?宇土市、?熊本市(城南町・富合町のみ)
営業日:日曜日〜土曜日
営業時間:8時30分〜17時30分
利用定員数:26人
デイサービスセンター「ゆるりの家・松橋」の、詳しい情報はこちらからご覧いただけます。
スタッフの皆さんです。
<複合施設「福祉センター松橋」について>
「福祉センター松橋」入口にある看板です。
「ケアホームたけんこ」(手前)と、「生活介護事業所ちなむ」(奥)の建物です。
「敷地内にもともとあった井戸に手動のポンプを付けて、活用できるようにしています」と、生活介護事業所「ちなむ」管理者の河野さん。熊本地震で水道水が使えなかった時、地域の方に井戸水を提供されたエピソードもお聞きしました。
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東地域本部 活動委員会だよりのご案内です。
<商品おすすめ活動委員会>
<福祉活動委員会>
<環境活動委員会>
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イベント開始前にみんなで「エイエイオー!」
週末にかけて大雪の予報が出ていました。そんな中、風は非常に冷たかったものの、早朝から青空が広がって明るい日差しが降り注ぎ、「さすが、『ヒトハレ』さんですね!」との声も聞かれました。
屋外のテントでは、メーカーの皆さんがグリーンコープ自慢の美味しいものをたくさん販売。キッチンカーでの「ヒトハレ」キッチンスタッフによるお弁当販売や、元気カーで永田パンの規格外パンや卵、野菜の販売もあり、ご来場の皆さんは買い物や食事などを楽しまれていました。建物内でもさまざまな催しが行われ、キープ&ショップでは、グリーンコープの化粧品メーカーによるスキンケアのカウンセリング、「ひだまり」では、子どものあそび場やマイはし作り体験、ファイバーリサイクル市などを開催。スタンプラリーやガラポン抽選会もあり、時折雪が舞う寒い中にもかかわらず、終始来場者で賑っていました。
「ニッコー?」さんは、GC「はちみつ回転まんじゅう」を、「?山一」さんは、かつおぶしなどの削りぶし類と、おでんを販売してくださいました。
キッチンカー。「ヒトハレ」キッチンスタッフによる人吉地方の郷土料理「つぼん汁」や、お弁当を販売。クレープの販売も。
「ビッグファイブ」さんは、鹿児島県の冷凍生餃子のメーカーです。グリーンコープの冷凍生餃子類を試食と共に販売されました。元気くんも登場!
おいしそうな餃子の試食を見ている元気くん。
元気カーでは、野菜やパンを販売。
キープ&ショップの入口。「ワーカーズコレクティブ ヒトハレ」の大きなロゴマークが目印です。
ショップの様子。入口付近で、「?エムシーサービス」さんによる、スキンケアのカウンセリングも開催。
「ヒトハレ」キッチンスタッフのお弁当です。
「子どもの居場所 ひだまり」入口
玄関から入ってすぐのところにある、子ども服の「おさがりコーナー」
木のぬくもりが感じられる居場所です。
「はし作り体験コーナー」です。はしの材料のヒノキを削ります。カンナくずはお風呂に浮かべるとヒノキのよい香りがするので、ネットに入れて持ち帰ることもできます。「折り紙コーナー」で作られた「はし袋」に入れて完成です。
ファイバーリサイクルの販売コーナー
「ひだまり」は、「子ども第三の居場所」として、「日本財団」の助成を受けて運営されています。
「ワーカーズコレクティブ ヒトハレ」の皆さん、組合員、ワーカーズ、職員の皆さんが一丸となってイベントを盛り上げ、当日9人の方が新しく組合員になってくださったという、嬉しい報告もありました。イベント終了後にはあっという間に片づけを済ませ、関係者の皆さんが一堂に集まって互いに労い合う様子が印象的でした。
「ワーカーズコレクティブ ヒトハレ」代表の御薗さん(中央)
「ヒトハレハウス いっとこ」外観
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